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絵画検討会2016-記録と考察、はじめの発言 単行本 – 2017/3/4
今、絵画を描く意味とは何か?
総勢17名の作家・批評家による最新の絵画論!
2016年夏、東京都豊島区のTURNER GALLERYにて、呼びかけ人の高田マルによって企画されたグループ展「絵画検討会2016」が開催されました。
展覧会名にあるとおり、同展は「絵画」をテーマとし、5人の作家がそれぞれの「絵画」へのアプローチを提示。会期中にはギャラリー内や出品作家のアトリエなどでトークイベントなどが行われ、多くの議論を呼びました。そこには、絵画への根強いニーズ、そして近年再び注目を集めるモダニズムへの関心などが背景にあるのでしょう。会期終了後も、美術誌へのレビュー掲載やSNS上における反響などを呼び、結果として、多くの作家、批評家を巻き込みながら展開してきました。
本書は、「絵画検討会2016」の記録誌の位置づけから、作品図版を豊富に収録(全作品リスト含む)。加えて、作家の発言を収録することにも力を入れています。「絵画検討会2016」では、展覧会のドキュメントを残すという意図から、会期中のトークのみならず、企画段階でのミーティング記録のすべてが文字化され、記録されてきました。本書では、そうした厖大な情報の中から、作家の発言を編み直し、また作家による書き下ろしを加えることで、5人の作家がどのようなスタンスで「絵画」に取り組んでいるのかを伝えます。
また、寄稿者による論考やトークや対話も読みどころのひとつです。テーマは、「絵画検討会について」「展覧会評」「絵画論」と多様で、現在の絵画を考察する意味でも必読の論考が揃いました。
現代における絵画の意味をいま一度、考え直し、深めていく「はじめての発言」として、広く読んでもらいたい1冊です。
総勢17名の作家・批評家による最新の絵画論!
2016年夏、東京都豊島区のTURNER GALLERYにて、呼びかけ人の高田マルによって企画されたグループ展「絵画検討会2016」が開催されました。
展覧会名にあるとおり、同展は「絵画」をテーマとし、5人の作家がそれぞれの「絵画」へのアプローチを提示。会期中にはギャラリー内や出品作家のアトリエなどでトークイベントなどが行われ、多くの議論を呼びました。そこには、絵画への根強いニーズ、そして近年再び注目を集めるモダニズムへの関心などが背景にあるのでしょう。会期終了後も、美術誌へのレビュー掲載やSNS上における反響などを呼び、結果として、多くの作家、批評家を巻き込みながら展開してきました。
本書は、「絵画検討会2016」の記録誌の位置づけから、作品図版を豊富に収録(全作品リスト含む)。加えて、作家の発言を収録することにも力を入れています。「絵画検討会2016」では、展覧会のドキュメントを残すという意図から、会期中のトークのみならず、企画段階でのミーティング記録のすべてが文字化され、記録されてきました。本書では、そうした厖大な情報の中から、作家の発言を編み直し、また作家による書き下ろしを加えることで、5人の作家がどのようなスタンスで「絵画」に取り組んでいるのかを伝えます。
また、寄稿者による論考やトークや対話も読みどころのひとつです。テーマは、「絵画検討会について」「展覧会評」「絵画論」と多様で、現在の絵画を考察する意味でも必読の論考が揃いました。
現代における絵画の意味をいま一度、考え直し、深めていく「はじめての発言」として、広く読んでもらいたい1冊です。
- 本の長さ163ページ
- 言語日本語
- 出版社アートダイバー
- 発売日2017/3/4
- 寸法12.5 x 1.2 x 18.5 cm
- ISBN-104908122067
- ISBN-13978-4908122064
商品の説明
著者について
TYM344 |ティー・ワイ・エム・スリー・フォー・フォー
美術家。「絵を描くこととは、決定された画像をつくること」として、道路標識から秩父連山まであらゆる不動物を手本にして、二値化された非・動画的な絵画を目指す。主な個展に「サブスタンス」(新宿眼科画廊、2015年)、「木の実は本へO2」(カタ/コンベ、2015年)。
林香苗武 |HayashiKanaeTakeshi
1991年長野県生まれ。美術家。2011年より美術表現における速度を主題とし、制作活動を続けている。2015年に速度主義宣言を発表。主な個展に「ALLEZ」(cafe 104.5、2016年)、「大木と巨大キツツキ」(Clear Edition & Gallery、2015年)、「透明高速」(Space Wunderkammer、2014年)。主なグループ展に「ゲシュタルトクライス」(HAGISO、2015年)、「不安すぎるライン」(Tambourin Gallery、2015年)。
ムカイヤマ達也 |Tatsuya Mukaiyama
美術家。絵画の制度やメディウムを、社会に発生しうる関係性に見立てその関係性の境界面を探る作品を制作。昨今では自由を希求する個人の身体意識と、それを抑制する要素を制作のプロセスとして取り入れた作品を発表。絵画の成立条件の再考を通して、恒常化されそうになっている価値観の問い直しを試みる。主な個展に「私たちは枠の外にいたことがない」(長野県伊那文化会館、2017年)、「画布を分つと二つになる」(ART TRACE GALLERY、2015年)、「黒箱を信じる」(A・Corns Gallery、2015年)。
本山ゆかり |Yukari Motoyama
1992年愛知県生まれ。京都市立芸術大学大学院油画専攻在学中。絵画にまつわることに興味があり、現在は「絵を描く」という行為をいかに邪念なく楽しむか、ということを考えている。主なグループ展に、「平成センチメンタル」(YEBISU ART LABO、2014年)、「motion #2」 (市民ギャラリー矢田、2014年)、「架設」(京都精華大学、2015年)、「fabric, light and dirty」(ARTZONE、2016年)、3331 Art fair(3331アーツ千代田、2016年)、はならぁと こあ「人の集い」(2016年)。主な個展に、「〇じそうさく」(YEBISU ART LABO、2015年)、「SUPER FUNCTON」(YEBISU ART LABO、2015年)。
石山 律 |Ritsu Ishiyama
1991年山梨県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科美学美術史学専攻在学中。大学では主にマーク・ロスコの作品研究を行う傍ら、美術家の制作補助や展覧会の運営など、美術を続けるための裏方として立ち位置を模索している。スタッフとして参加した主な展示に、「常陸佐竹市」(茨城県北芸術祭、2016年)、「越後妻有民俗泊物館」(大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ、2015年)。
美術家。「絵を描くこととは、決定された画像をつくること」として、道路標識から秩父連山まであらゆる不動物を手本にして、二値化された非・動画的な絵画を目指す。主な個展に「サブスタンス」(新宿眼科画廊、2015年)、「木の実は本へO2」(カタ/コンベ、2015年)。
林香苗武 |HayashiKanaeTakeshi
1991年長野県生まれ。美術家。2011年より美術表現における速度を主題とし、制作活動を続けている。2015年に速度主義宣言を発表。主な個展に「ALLEZ」(cafe 104.5、2016年)、「大木と巨大キツツキ」(Clear Edition & Gallery、2015年)、「透明高速」(Space Wunderkammer、2014年)。主なグループ展に「ゲシュタルトクライス」(HAGISO、2015年)、「不安すぎるライン」(Tambourin Gallery、2015年)。
ムカイヤマ達也 |Tatsuya Mukaiyama
美術家。絵画の制度やメディウムを、社会に発生しうる関係性に見立てその関係性の境界面を探る作品を制作。昨今では自由を希求する個人の身体意識と、それを抑制する要素を制作のプロセスとして取り入れた作品を発表。絵画の成立条件の再考を通して、恒常化されそうになっている価値観の問い直しを試みる。主な個展に「私たちは枠の外にいたことがない」(長野県伊那文化会館、2017年)、「画布を分つと二つになる」(ART TRACE GALLERY、2015年)、「黒箱を信じる」(A・Corns Gallery、2015年)。
本山ゆかり |Yukari Motoyama
1992年愛知県生まれ。京都市立芸術大学大学院油画専攻在学中。絵画にまつわることに興味があり、現在は「絵を描く」という行為をいかに邪念なく楽しむか、ということを考えている。主なグループ展に、「平成センチメンタル」(YEBISU ART LABO、2014年)、「motion #2」 (市民ギャラリー矢田、2014年)、「架設」(京都精華大学、2015年)、「fabric, light and dirty」(ARTZONE、2016年)、3331 Art fair(3331アーツ千代田、2016年)、はならぁと こあ「人の集い」(2016年)。主な個展に、「〇じそうさく」(YEBISU ART LABO、2015年)、「SUPER FUNCTON」(YEBISU ART LABO、2015年)。
石山 律 |Ritsu Ishiyama
1991年山梨県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科美学美術史学専攻在学中。大学では主にマーク・ロスコの作品研究を行う傍ら、美術家の制作補助や展覧会の運営など、美術を続けるための裏方として立ち位置を模索している。スタッフとして参加した主な展示に、「常陸佐竹市」(茨城県北芸術祭、2016年)、「越後妻有民俗泊物館」(大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ、2015年)。
登録情報
- 出版社 : アートダイバー (2017/3/4)
- 発売日 : 2017/3/4
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 163ページ
- ISBN-10 : 4908122067
- ISBN-13 : 978-4908122064
- 寸法 : 12.5 x 1.2 x 18.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 916,250位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
カスタマーレビュー
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