敗戦直後の東京を米軍が映した写真。勝者の側がここまで徹底して記録を取る事に驚く。
ここまで徹底しないと勝てない。

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米軍が見た東京1945秋 単行本(ソフトカバー) – 2015/12/8
佐藤 洋一
(著)
米軍は東京の何を見ていたのか?
知られざる1945年の東京の風景を
170点超の秘蔵写真とともに振り返る!
皇居、山手線、荒川、隅田川、浅草、銀座、新橋、虎ノ門、
築地、湊、芝、芝浦、台場、日本橋、京橋、立川、武蔵野、
偽装建築、防空壕、高射砲陣地、防火体制、捕虜収容所……
知られざる1945年の東京の風景を
170点超の秘蔵写真とともに振り返る!
皇居、山手線、荒川、隅田川、浅草、銀座、新橋、虎ノ門、
築地、湊、芝、芝浦、台場、日本橋、京橋、立川、武蔵野、
偽装建築、防空壕、高射砲陣地、防火体制、捕虜収容所……
- 本の長さ223ページ
- 言語日本語
- 出版社洋泉社
- 発売日2015/12/8
- 寸法21.1 x 1.8 x 15 cm
- ISBN-104800308097
- ISBN-13978-4800308092
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登録情報
- 出版社 : 洋泉社 (2015/12/8)
- 発売日 : 2015/12/8
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 223ページ
- ISBN-10 : 4800308097
- ISBN-13 : 978-4800308092
- 寸法 : 21.1 x 1.8 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 576,304位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2016年5月29日に日本でレビュー済み
貴重な写真群でしたし、撮影場所の特定や、時代背景の解説の詳しさが、今後の戦後史の研究のベースになることでしょう。
筆者の佐藤洋一氏は、早稲田大学社会科学部教授で博士(工学)の方でした。専攻は都市形成史とのこと。
筆者は、米国立公文書館で敗戦直後の東京を写し出した写真を発掘して紹介しました。
はじめにでも書かれていますが、「空襲に関する写真」「日本本土への上陸と進駐に関する写真」「米軍の活動の一般的記録」「日本および日本人」がここに収められていました。
空撮で撮られた東京は、まさしく見渡す限りの焼け野原でした。何もありません。唖然とするくらいでした。筆者は一つ一つの被写体となった場所を丹念に地図上に位置を示していますので、比較できますが、あまりに建造物がないので、解説を丹念に読んでいると理解できました。
当時の人々の文章として残された「証言」も付されていますので、より臨場感をもって知ることが出来ます。
撮影日時、撮影場所、撮影方向、そしてそれの解説と「東京1945秋」の姿を知る縁になりました。冒頭に書かれていましたが、この頃の東京を知るすべは本当に限られてあり、この出版の貴重さが強く感じられました。
撮影者が米軍関係者ですので、軍事目的がメインですが、時折、当時の人々の姿が写し込まれているのはとても参考になりました。133頁の「新橋駅銀座口。9月上旬」の写真には、映像で記録している進駐軍を見て、取り巻いている日本人を撮ったものでした。人々の服装や表情も伺える物で、戦後すぐの雰囲気が漂っていました。何れも貴重な写真資料です。
筆者の佐藤洋一氏は、早稲田大学社会科学部教授で博士(工学)の方でした。専攻は都市形成史とのこと。
筆者は、米国立公文書館で敗戦直後の東京を写し出した写真を発掘して紹介しました。
はじめにでも書かれていますが、「空襲に関する写真」「日本本土への上陸と進駐に関する写真」「米軍の活動の一般的記録」「日本および日本人」がここに収められていました。
空撮で撮られた東京は、まさしく見渡す限りの焼け野原でした。何もありません。唖然とするくらいでした。筆者は一つ一つの被写体となった場所を丹念に地図上に位置を示していますので、比較できますが、あまりに建造物がないので、解説を丹念に読んでいると理解できました。
当時の人々の文章として残された「証言」も付されていますので、より臨場感をもって知ることが出来ます。
撮影日時、撮影場所、撮影方向、そしてそれの解説と「東京1945秋」の姿を知る縁になりました。冒頭に書かれていましたが、この頃の東京を知るすべは本当に限られてあり、この出版の貴重さが強く感じられました。
撮影者が米軍関係者ですので、軍事目的がメインですが、時折、当時の人々の姿が写し込まれているのはとても参考になりました。133頁の「新橋駅銀座口。9月上旬」の写真には、映像で記録している進駐軍を見て、取り巻いている日本人を撮ったものでした。人々の服装や表情も伺える物で、戦後すぐの雰囲気が漂っていました。何れも貴重な写真資料です。