この本に書かれている事の殆ど全てが私の感性にぴったりはまり、日頃感じている事が判り易く簡明に記されていると感心しました。
序章から4章『死ぬ準備』辺り迄は実用的なガイドとしての記述が多く参考になります。が、それ以上に第5章の『死んだ後の事』や第6章の『死ぬ迄の生き方』が非常に素直に心に沁み入りました。人は(全ての生きとし生けるものは)自然から生まれ自然に還って行く。

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孤独死ガイド 一人で生きて死ぬまで 単行本(ソフトカバー) – 2017/4/26
松田 ゆたか
(著)
医師が教える おひとりさま 終末期ガイド
現在、日本の年間死亡者数約125万人のうち、約3万人が孤独死を迎えているといわれており、
2040年には年間20万人に到達するとも予想されています。
つまり、孤独死は今後、多くの人にとって、ますます「身近なもの」となっていくはずです。
しかし一方で、孤独死に対してはいまだに、「かわいそう」「みじめ」といった
マイナスイメージばかりが喧伝され、「おひとりさま」たちの不安を増幅させています。
本書は、こんな現状に疑問を抱く現役医師が綴った、
「もしかしたら自分も、孤独死するかもしれない」と思っている人のためのガイドブックです。
「人はどのようにして孤独死に至るのか」に関する医師ならではの詳しい解説や、
後にトラブルの種を残さず、きれいに生きて死ぬために必要な心構えや準備、
さらには著者が考える「孤独死支援ビジネス」のビジネスモデルなどが書かれており、
本書を読めば、孤独死に対し、みなさんが漠然と抱いているネガティブなイメージが薄れ、
「孤独死も怖くはない」と思えるようになるでしょう。
現在、日本の年間死亡者数約125万人のうち、約3万人が孤独死を迎えているといわれており、
2040年には年間20万人に到達するとも予想されています。
つまり、孤独死は今後、多くの人にとって、ますます「身近なもの」となっていくはずです。
しかし一方で、孤独死に対してはいまだに、「かわいそう」「みじめ」といった
マイナスイメージばかりが喧伝され、「おひとりさま」たちの不安を増幅させています。
本書は、こんな現状に疑問を抱く現役医師が綴った、
「もしかしたら自分も、孤独死するかもしれない」と思っている人のためのガイドブックです。
「人はどのようにして孤独死に至るのか」に関する医師ならではの詳しい解説や、
後にトラブルの種を残さず、きれいに生きて死ぬために必要な心構えや準備、
さらには著者が考える「孤独死支援ビジネス」のビジネスモデルなどが書かれており、
本書を読めば、孤独死に対し、みなさんが漠然と抱いているネガティブなイメージが薄れ、
「孤独死も怖くはない」と思えるようになるでしょう。
- 本の長さ173ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2017/4/26
- ISBN-104344911571
- ISBN-13978-4344911574
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商品の説明
著者について
■ 松田 ゆたか/マツダ ユタカ
医師 (心療内科,婦人科)
1956年:福岡県生まれ
高校卒業までを福岡で過ごす。
子供のころから読書好きで,特に文学,歴史,科学を好む。
高校時代にはフランス語に入れ込んで勉強する。
1980年:北海道大学文学部卒業
翻訳・通訳業に十数年従事した後,千葉大学医学部に入学。
1999年:千葉大学医学部卒業
いくつかの病院で勤務医を経験した後,2007年に小さな診療所を東京都内に開設し,現在に至る。
医業のかたわら,気ままに文章を書いて自分のサイトCafé lisant (カフェ・リザン) に掲載中。
医師 (心療内科,婦人科)
1956年:福岡県生まれ
高校卒業までを福岡で過ごす。
子供のころから読書好きで,特に文学,歴史,科学を好む。
高校時代にはフランス語に入れ込んで勉強する。
1980年:北海道大学文学部卒業
翻訳・通訳業に十数年従事した後,千葉大学医学部に入学。
1999年:千葉大学医学部卒業
いくつかの病院で勤務医を経験した後,2007年に小さな診療所を東京都内に開設し,現在に至る。
医業のかたわら,気ままに文章を書いて自分のサイトCafé lisant (カフェ・リザン) に掲載中。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2017/4/26)
- 発売日 : 2017/4/26
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 173ページ
- ISBN-10 : 4344911571
- ISBN-13 : 978-4344911574
- Amazon 売れ筋ランキング: - 556,115位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 73,834位暮らし・健康・子育て (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どちらかというと、孤独死に対し精神的にどうあるかを書いた本です。独身小梨中年女性で精神的な備えはとうに終わっている私にとっては、タイミングが合わなかった本ですが、それでも尊厳死協会など、参考になる情報は多々ありました。
具体的に、早期発見への備えや所有財産、永眠地などの具体的なものに関しての情報をお求めの方は、葬儀社勤務の方が書いた「孤独死の作法」という本をお勧めします。
具体的に、早期発見への備えや所有財産、永眠地などの具体的なものに関しての情報をお求めの方は、葬儀社勤務の方が書いた「孤独死の作法」という本をお勧めします。
2017年6月23日に日本でレビュー済み
きれいな装丁と孤独死というワードのギャップにひかれ
おもわず手に取りました。
ぱらぱらと読んでみると「孤独死の徳」やさまざまな死に方が掲載されており
非常に面白い内容だったので、購入。
孤独死というワードはニュースなどでもよく耳にし、
友人たちとの会話でも、
「孤独死したくないから結婚しなきゃ」とよく言っているような気がします。
だけど、この本を読んで孤独死ってそんなに怖いものではないのかも、と
少しきもちが軽くなりました。
孤独死がネガティブなイメージで取り扱われることは多く、
不幸でかわいそうといった偏見を私自身も持っていました。
だけど、孤独死って悪くないし
準備をしていれば迷惑をかけることもない。
大切なのは、どんな死に方でも受け入れるということだと思いました。
「孤独死したくない」と思いながら今後の人生を歩むのは
なんだかずいぶん違う気がしてきました。
どんな未来であれ、受け入れる余裕をもち
前向きに生きていこう!と晴れやかな気持ちになる一冊です。
これは孤独死をむかえる方だけでなく、
すべての年代の方に読んでもらいたいと思います。
カバーデザインだけでなく、中身のデザインもとても綺麗で
なんだかとても癒されました。
おもわず手に取りました。
ぱらぱらと読んでみると「孤独死の徳」やさまざまな死に方が掲載されており
非常に面白い内容だったので、購入。
孤独死というワードはニュースなどでもよく耳にし、
友人たちとの会話でも、
「孤独死したくないから結婚しなきゃ」とよく言っているような気がします。
だけど、この本を読んで孤独死ってそんなに怖いものではないのかも、と
少しきもちが軽くなりました。
孤独死がネガティブなイメージで取り扱われることは多く、
不幸でかわいそうといった偏見を私自身も持っていました。
だけど、孤独死って悪くないし
準備をしていれば迷惑をかけることもない。
大切なのは、どんな死に方でも受け入れるということだと思いました。
「孤独死したくない」と思いながら今後の人生を歩むのは
なんだかずいぶん違う気がしてきました。
どんな未来であれ、受け入れる余裕をもち
前向きに生きていこう!と晴れやかな気持ちになる一冊です。
これは孤独死をむかえる方だけでなく、
すべての年代の方に読んでもらいたいと思います。
カバーデザインだけでなく、中身のデザインもとても綺麗で
なんだかとても癒されました。
2018年8月19日に日本でレビュー済み
爽やかな表紙の意匠に惹かれて図書館で借りて読ませて頂きましたが、文章も情報量も簡潔的確。『独りで死ぬこととは何か?』を考える読者にとって重くなりがちなテーマを爽やかに、優しく、とても誠実に「ガイド」してくれる良書だと思います。
老いてから死に至るまでの医療、法律、福祉、ささやかな生活の知恵などの実務のノウハウから、幸福に生きて死ぬこととは?という哲学まで偏ること無く教示して下さる各章のバランス感覚が特に良い点かと。深刻な事例もある「孤独死」についての書籍なのに、読了後は涼やかな一陣のそよ風に吹かれ、心が洗われるような清々しさがありました。まずは「孤独死とは何か?」を学びたい方、自己覚知トレーニング、あるいは今を生きる知恵の書としても若い方にもお薦めしたく存じます。
自分が特に参考になりましたのはP91の「結局のところお金で将来の安心を買うことはできない」それに続く「死ぬまで働き続けるという覚悟する」等の記述です。
お金は大切ですし不当な搾取は老若に係わらず断固拒否すべきですが、身体が動く限りは働いて年金とプラスしてささやかな生活を営むお金は自分で稼ぐ。そして見栄を張らないことの大切さ。
P93の「買ったものや家の様子をSNSに出すので、生活の質を下げられない」にはやはりそうだったか、と膝を叩きました。
毎日のように洗練されたおしゃれな生活をアップなさっている方のブログを見るにつけ、「この方、本当は無理しているのではないかしら?」「たまには卵納豆とごはんと味噌汁だけの日があってもいいんじゃないかしら?」と余計な心配までしていた自分ですが、少々自分を良く見せたい見栄がついついエスカレートしてしまった、あるいはブログから収益を得る職業になっている方ならそのような無理の輪廻から抜け出せなくなってしまうのも宜なる哉と。
生活のささやかな愉しみのSNSが逆に生活を苦しくさせてしまう「ネット時代の新たな貧困」は現代のIT社会では要注意ですね。自分も他人のことは言えません。本ばかりはついつい湯水の如く購入しまくってしまう。齢をとり、ミニマリストとは言えないまでも身辺整理は始めていますが、まだまだ俗欲とは縁が切れそうにもありません(苦笑)。
この書にあるように「食える分まで稼げなくなって本当に食えなくなったら食わずに断食往生する」ような死が理想なのですが、覚悟など到底ついておりません。ただ、老いて弱くなった自分を認める心の強さだけは何とか必死でメンテナンスして維持するためにも、本書のような良書を今日も読むのです。(言い訳です・笑)
老いてから死に至るまでの医療、法律、福祉、ささやかな生活の知恵などの実務のノウハウから、幸福に生きて死ぬこととは?という哲学まで偏ること無く教示して下さる各章のバランス感覚が特に良い点かと。深刻な事例もある「孤独死」についての書籍なのに、読了後は涼やかな一陣のそよ風に吹かれ、心が洗われるような清々しさがありました。まずは「孤独死とは何か?」を学びたい方、自己覚知トレーニング、あるいは今を生きる知恵の書としても若い方にもお薦めしたく存じます。
自分が特に参考になりましたのはP91の「結局のところお金で将来の安心を買うことはできない」それに続く「死ぬまで働き続けるという覚悟する」等の記述です。
お金は大切ですし不当な搾取は老若に係わらず断固拒否すべきですが、身体が動く限りは働いて年金とプラスしてささやかな生活を営むお金は自分で稼ぐ。そして見栄を張らないことの大切さ。
P93の「買ったものや家の様子をSNSに出すので、生活の質を下げられない」にはやはりそうだったか、と膝を叩きました。
毎日のように洗練されたおしゃれな生活をアップなさっている方のブログを見るにつけ、「この方、本当は無理しているのではないかしら?」「たまには卵納豆とごはんと味噌汁だけの日があってもいいんじゃないかしら?」と余計な心配までしていた自分ですが、少々自分を良く見せたい見栄がついついエスカレートしてしまった、あるいはブログから収益を得る職業になっている方ならそのような無理の輪廻から抜け出せなくなってしまうのも宜なる哉と。
生活のささやかな愉しみのSNSが逆に生活を苦しくさせてしまう「ネット時代の新たな貧困」は現代のIT社会では要注意ですね。自分も他人のことは言えません。本ばかりはついつい湯水の如く購入しまくってしまう。齢をとり、ミニマリストとは言えないまでも身辺整理は始めていますが、まだまだ俗欲とは縁が切れそうにもありません(苦笑)。
この書にあるように「食える分まで稼げなくなって本当に食えなくなったら食わずに断食往生する」ような死が理想なのですが、覚悟など到底ついておりません。ただ、老いて弱くなった自分を認める心の強さだけは何とか必死でメンテナンスして維持するためにも、本書のような良書を今日も読むのです。(言い訳です・笑)