タイトルがいまいち意味不明ですが、この2人の主張はブレません。
補助金にたかって延命している地方中小企業はダメで、グローバルに稼ぐ大企業はよい。生産性重視。本書ではこれにつきます。
地方はサービス産業で労働集約型産業が多いため生産性が低く、長時間労働・ブラック化しやすい。経営者も能力が低かったり怠ける。淘汰しなきゃダメだろうし、淘汰したってサービス業は雇用流動性が高いので失業者はでない。この議論は結構な説得力を持っています。
他にも面白い話題に触れており、満足感のある1冊です。私は3時間ぶっ通しで飽きずに読めました。

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上昇気流に乗るのは誰だ! 単行本(ソフトカバー) – 2015/2/21
アベノミクスの下で、次々と過去最高益をはじき出している日本企業をどう見ればいいのか? 日本経済の行方は? 経済危機の分水嶺に立つ中国や、堅調なアメリカなど、世界経済はどう動いていくのか? 日本のグローバル企業が世界で勝ち抜くためには、どうすればいいのか? ローカル経済圏の活性化のために何が必要なのか? 農業は、どうすれば強くなるか? 観光産業飛躍のポイントとは? そして、中長期的なスパンで、どうしても日本が成し遂げなくてはいけないこととは?…。
いわずとしれたマクロ経済学者・竹中平蔵氏。そして、数多くの経営現場の改革に携わって日本経済のミクロを熟知しつつ、マクロ的視点も持ち合わせる冨山和彦氏。両巨頭がマクロとミクロの視点から、ここまで、すべてを語った! お互いの意見が次々と縦横無尽に飛び交い、対談本でありながら、圧倒的な情報量が盛り込まれた一冊となった。読めば、頭の中はスッキリ。経済の今後がすべてわかること、うけあいである。
(本書より)
◆単なる円安メリットを享受していない企業こそ、いい会社だ
◆中国やASEANでうまくいく企業は「人事」が違う
◆中国の経済的危機という分水嶺が、今後二、三年で訪れる?
◆「共同体の権化」のようなリーダーでは、共同体は守れない
◆たとえ会社が経営破綻をしても、社員の人生は破綻しない
◆地方再生の最大のカギを握るのは「労働市場のあり方」
◆「スター誕生! 」方式で、ベンチャー企業のスタートアップを
◆国土面積が日本の九分の一のオランダが、世界第二位の農産物輸出国
◆グローバルに通用する教育実現のために東大の民営化を
◆世界では新しい変化が起き、「小さくて若いやつがつねに勝つ」
いわずとしれたマクロ経済学者・竹中平蔵氏。そして、数多くの経営現場の改革に携わって日本経済のミクロを熟知しつつ、マクロ的視点も持ち合わせる冨山和彦氏。両巨頭がマクロとミクロの視点から、ここまで、すべてを語った! お互いの意見が次々と縦横無尽に飛び交い、対談本でありながら、圧倒的な情報量が盛り込まれた一冊となった。読めば、頭の中はスッキリ。経済の今後がすべてわかること、うけあいである。
(本書より)
◆単なる円安メリットを享受していない企業こそ、いい会社だ
◆中国やASEANでうまくいく企業は「人事」が違う
◆中国の経済的危機という分水嶺が、今後二、三年で訪れる?
◆「共同体の権化」のようなリーダーでは、共同体は守れない
◆たとえ会社が経営破綻をしても、社員の人生は破綻しない
◆地方再生の最大のカギを握るのは「労働市場のあり方」
◆「スター誕生! 」方式で、ベンチャー企業のスタートアップを
◆国土面積が日本の九分の一のオランダが、世界第二位の農産物輸出国
◆グローバルに通用する教育実現のために東大の民営化を
◆世界では新しい変化が起き、「小さくて若いやつがつねに勝つ」
- 本の長さ253ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2015/2/21
- ISBN-104569823688
- ISBN-13978-4569823683
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商品の説明
著者について
(竹中平蔵)慶應義塾大学教授、(冨山和彦)経営共創基盤CEO
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2015/2/21)
- 発売日 : 2015/2/21
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 253ページ
- ISBN-10 : 4569823688
- ISBN-13 : 978-4569823683
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,694,858位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 10,087位経済学・経済事情
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2015年3月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
簡単に稼ごうとしているように思えてなりません。冨山和彦×竹中平蔵なので買ってみたけど、軽い。まったく熱を感じません。
2015年4月21日に日本でレビュー済み
『
市場と権力 「改革」に憑かれた経済学者の肖像
』(講談社)
『 始まっている未来 新しい経済学は可能か 』(岩波書店)
この本の中で、宇沢氏に一冊の本が竹中平蔵から送られてきた話が載っています。
共同研究だったはずのその内容は、竹中平蔵一人の研究成果として発表されてしまったのです。
そのなかでこの事件をplagiarize(盗む、剽窃する)と宇沢氏は評しています。
これが問題の本です。
研究開発と設備投資の経済学―経済活力を支えるメカニズム
また、竹中氏の開発銀行の後輩研究者だった高橋伸彰氏は、自分が作成して論文で発表したはずのグラフが竹中氏の本に無断掲載されているのを発見しています。
法にさえ触れなければ他人を陥れてでも利益を奪い取れ、という著者から目が離せません。
ある意味、著者は主流派経済学の「合理的経済人」を具現化した生き方をなさっているとも言えます。
『 始まっている未来 新しい経済学は可能か 』(岩波書店)
この本の中で、宇沢氏に一冊の本が竹中平蔵から送られてきた話が載っています。
共同研究だったはずのその内容は、竹中平蔵一人の研究成果として発表されてしまったのです。
そのなかでこの事件をplagiarize(盗む、剽窃する)と宇沢氏は評しています。
これが問題の本です。
研究開発と設備投資の経済学―経済活力を支えるメカニズム
また、竹中氏の開発銀行の後輩研究者だった高橋伸彰氏は、自分が作成して論文で発表したはずのグラフが竹中氏の本に無断掲載されているのを発見しています。
法にさえ触れなければ他人を陥れてでも利益を奪い取れ、という著者から目が離せません。
ある意味、著者は主流派経済学の「合理的経済人」を具現化した生き方をなさっているとも言えます。
2015年7月3日に日本でレビュー済み
皆さんも新聞を読んでいて、自分たちとは違う世界のことだと感じることは多くないですか?
私は地方の中小企業なので全くそう感じています。
L型G型で全く違う視点を示した冨山和彦となぜか嫌われまくりの竹中平蔵の対談です。竹中さんの事が嫌いな日経関係者の小説家や新聞記者の人が言っている日本に全くリアリティを感じない私としてはこの中に書かれる事象にかなりリアリティを感じます。
国内企業の生産性はもっと高めるこができる。マクドナルドで働く人は終身雇用で行けると思いますか? そうなのですちょっと儲ければベンツに乗ってみたり
女に貢いだりする中小企業の社長もたくさんいます。そんな人ほど自民党県連の幹部だったりしますがそんな人でも低金利で融資ですからね
もう不況で20年です。その企業がピンチなのは景気のせいなのか無能のせいなのかわかりそうなものですが
私は地方の中小企業なので全くそう感じています。
L型G型で全く違う視点を示した冨山和彦となぜか嫌われまくりの竹中平蔵の対談です。竹中さんの事が嫌いな日経関係者の小説家や新聞記者の人が言っている日本に全くリアリティを感じない私としてはこの中に書かれる事象にかなりリアリティを感じます。
国内企業の生産性はもっと高めるこができる。マクドナルドで働く人は終身雇用で行けると思いますか? そうなのですちょっと儲ければベンツに乗ってみたり
女に貢いだりする中小企業の社長もたくさんいます。そんな人ほど自民党県連の幹部だったりしますがそんな人でも低金利で融資ですからね
もう不況で20年です。その企業がピンチなのは景気のせいなのか無能のせいなのかわかりそうなものですが