ホント、店頭で買ったら「社会的に抹殺」されそうなタイトルの本ですが:笑い
間違いなく「面白いです」
正直、タイトルのみならず設定も、書いてる内容も(あらすじにすると)酷いです。
冷静に読むと「こいつ頭がおかしいんとちゃう?」としか思えないんですよ:笑
それこそ、コイツ(作者さんの事です)って真正ロリ○ン野郎だとしか思えないし、
ダメダメな発想も作家にありがちな「クズ人間」の発想としか思えないんですが。
物語に入り込んで読んでみると、不思議と「面白いんです」。
主人公はヒモで中卒のどうしようもない「クズ」なんですが「ヒロイン達を喜ば
せようという気持ちは本物」ですし、恐らく読者を楽しませようとする気持ちも
本物なんじゃあないかと…あ、騙されてますよね?!>間違いなく。
そんな感じで、詐欺師のセールストークを聞いている時間と、本の代金を巻き上
げられる位で、楽しい(暇つぶしの)ひと時を得られるなら別に構わない…って人
は、騙されたつもりで読んでみて下さいね。

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今日から俺はロリのヒモ! (MF文庫J) 文庫 – 2016/8/25
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なんとなく漫画家を目指している俺・天堂ハルはある日、人生これでもかってくらい勝ち組になった。なんてったって、投資で自ら稼ぐ超金持ちの美少女小学生・二条藤花が俺の漫画の大ファンで、しかもパトロンになってくれるって言うんだ! 藤花の家に住まわせてもらい、衣食住は半永久的に心配する必要がなくなった。それに作品作りの資料として、漫画もBDもフィギュアもコスプレ衣装もなんでも買い放題だし、ソシャゲも課金し放題! 資料を集めたからといって漫画が描けるとは限らないけど、これだけ理想的な環境を与えられたんだ、きっといつか良い漫画が描けるに違いない。…うん、たぶん描ける、と思うよ…? あまくて楽しい理想のヒモ生活がスタートだ!
- 本の長さ264ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日2016/8/25
- 寸法10.6 x 1.4 x 14.8 cm
- ISBN-104040686357
- ISBN-13978-4040686356
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商品の説明
著者について
■暁雪
第10回MF文庫Jライトノベル新人賞にて佳作を受賞。デビュー作は『ひとりで生きるもん!』。魅力的なキャラクターとキャラクター同士の掛け合いを得意とする。
第10回MF文庫Jライトノベル新人賞にて佳作を受賞。デビュー作は『ひとりで生きるもん!』。魅力的なキャラクターとキャラクター同士の掛け合いを得意とする。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA/メディアファクトリー (2016/8/25)
- 発売日 : 2016/8/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 264ページ
- ISBN-10 : 4040686357
- ISBN-13 : 978-4040686356
- 寸法 : 10.6 x 1.4 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 783,899位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年9月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中身はとても面白かった, ロウきゅーぶみたいなノベルだ。 へんりいだのイラストはさすがにやばい。
2016年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
デビュー作の「ひとりで生きるもん!」以来、単巻完結型のラブコメという昨今のダラダラ続く作品ばかりが幅を利かせる中では特異なスタイルで作品を
発表してきた作家・暁雪。前作の「異世界とわたし、どっちが好きなの?」から僅か二ヶ月という異例の速さで新作を発表した事に驚嘆しつつ拝読
物語は都内某所にある出版社・メディカワのオフィス近くの喫茶店で漫画家志望の高校生・天堂ハルが担当編集者の中野夕莉にネームをチェック
されている場面から始まる。夕莉の要求に応じて24ページにまとめた作品にはハルなりに笑いも涙もアクションもお色気もありったけ詰め込んだという
自信があったが夕莉が下した評価は「ぜんぜんダメだな」という非情な物。出すヒロインが趣味に走り過ぎでストーリー展開に脈絡が無く、サービスシーン
が多過ぎるという具体的なポイントを踏まえた夕莉の駄目出しに唸るしかないハルにとっての救いは画力だけは認められるし、それを殺さない企画を
立てろというアドバイスだけであった。桃太郎ぐらいシンプルな話で良いという夕莉にそれじゃ描く気が起きないと駄々をこねるハルだったが、夕莉は
プロになりたければ自分ではなく、読者を楽しませる事を考えろと突き放す。喫茶店を後にしたハルは巨乳の美女と出会えないかな、と下らない事を
考えながら一軒のデパートに冷やかしで入るが、当然の如くそんな出会いは無く一時間ほどで飽きてしまう。家に帰ろうとしたハルだったが、奇妙な二人、
恰幅の良い紳士と上品な制服を着込んだ幼女という変わった取り合わせが目に入り、紳士の方が幼女にペコペコしている姿が気になり観察しながら
ノートにその姿をスケッチし、適当な台詞を入れてネームっぽく仕上げてしまう。やがて紳士はその場を去り、幼女だけが残されるが二人の姿を観察
していたハルと目が合った幼女は恐れる様子もなく近付いて来るとハルが二人の姿をスケッチしていた事に気付いていた事を明かし、「スケッチを見せて
くれないとお巡りさんを呼んじゃいますよ?」と可愛らしい様子で脅してくる。スケッチをまとめたノートを見ながらハルの絵を誉める幼女だったが、ある
ページを見た瞬間涙ぐみ「お兄さんは天堂ハル先生ですか?!」と興奮気味に尋ねてくる、ハルが認めるや否やサインを求めブラウスにサインを入れて
貰う際に二条藤花と名乗ったその幼女は、ハルの絵をピクシブで見て大ファンである事を告げた上で今後の予定を尋ねるが夕莉の駄目出しを食らった
ばかりのハルは何も考えておらず「高校もあるからねえ」と苦しい言い訳。そんなハルに藤花は私がパトロンになって先生の創作活動を支えます、と
いきなりとんでもない宣言をしてくるが…
ありゃー…先行されたレビュアー様も嘆いておられた様に新進気鋭の作家として暁雪に置いて来た信頼が物の見事に吹っ飛ぶレベルの大駄作だなあ
「異世界とわたし~」のあとがきに本作の構想が書かれていたから多少早めに出るかもと思っていたけど、まさか二ヶ月後になると聞いた時点で
「いくら何でもそんなに早く書けるの?」と嫌な予感がしたが、案の定、物の見事にズッコケさせて貰った。正直、デビューから三冊続けて著作が受けた事で
緊張感を失ったまま新作を発表した、要するにプロの世界を舐めたとしか言いようの無い不様そのものの一冊である
物語の方は漫画家志望を口にしながら美女だけを、できれば巨乳キャラだけを描きたい、男や背景なんて描きたくないという折角の画力をドブに捨てる
様な怠惰な少年・天堂ハルがピクシブを通じて自作の信者となった女子小学生・藤花の「先生が高校に通うなんて時間の無駄、私がパトロンになります」
という宣言に寄りかかる形でヒモになり、小学生ながらに投資や企業コンサルで巨額の金を稼ぎ出す藤花の財力をバックに漫画も同人誌もゲームも
買い放題という極楽の様な環境で藤花の付き人でありながら何故かハルのメイドになる事を命じられた麻耶の冷たい視線を浴びつつ、藤花の友人で
やはり巨額の金を稼ぎだす千鶴や紗奈といった女子小学生に囲まれて〆切りの無い漫画家生活=描かなくても許される生活にどっぷりと浸り切りになり
自堕落そのものの生活を送る…というのが主な流れ
いやはや、クズっぽい主人公というのは数あれど、本作の主人公・ハルのクズっぷりは大したもの。ヒモというのは自分の好みの女よりも利用価値があり
なおかつ利用しやすい女を狙って規制するという生き方を常としているのだけど、実際にハルは巨乳の女が大好き=ロリは今一つという男であるのに
自分を偉大なクリエイターと信じている藤花の財力はしっかりと利用しつつ、性的欲求は自分のメイドになるよう仕向けた藤花の付き人で巨乳の麻耶に
エッチなコスプレをさせたりする事で満たすという実にリアルかつ最低極まるヒモなのである。口で自分は最低だと言いつつ、実は結構なお人好しが多い
ラノベの主人公としてはかなり異色であるかと
藤花の家に住む事になったハルは漫画を創作する環境を整えて貰っても、締め切りなんか無く、お金は藤花任せ、高校も退学して時間も使い放題という
環境を満たしてしまった事で「どんな環境でも最期は漫画を描きたくなるのが漫画家という生き物なのでは?」という自分の疑問を否定の形で証明して
しまうハルだが、麻耶や藤花の友人の千鶴に「こいつは藤花の傍に置いてはいけない、ただのダメ人間なのでは?」と疑われてもパトロンである藤花の
信頼をバックに口先三寸で言い逃れを繰り返し続けた挙句、最期の最後で一念発起して一晩で12ページの作品を仕上げ、自分は感性が合うかどうか
分からない不特定多数の読者の為だけでは無く、感性が合うと分かっている藤花一人の為だけに描く!というとんでもない決意を固めるまでが描かれている
…別に小生自身はヒモという生き方を否定するつもりはないし、完璧に一人の女性をコントロールして自分の寄生対象にするのは一つの才能だとすら思う
小説の主人公がどんな極悪人であろうと許せてしまう自信はある…ただし、そこには「説得力」があれば、という条件が付く。説得力にもリアリティや
ストーリーの構成といった様々な要素があるのだけど、何より重視するのは「何故その登場人物がその行動を取ったのか?」という「動機」の部分である
どんな奇想天外なファンタジー世界が舞台であっても、登場人物の行動に読者が「ああ、この状況ならこの様な行動をするのは理解できるな」と共感すれば
その作品には「説得力」が産まれるのである
で、本作なのだけど、話のキモになっているのは「何故、小学生の藤花がいきなりハルのパトロンとなって生活を全面的に支えるに至ったか?」という部分
であるかと。ところが、この肝心の部分に本作は何の説得力も無いのである。先行レビュアー様が指摘されていたように話の展開が恐ろしく遅く、デビュー
作である「ひとりで生きるもん」のヒロイン・千紗が学園祭でのコントに拘る理由となった海外移住を物語の中盤で明かした様な展開がなかなか始まらず
延々とロリキャラに囲まれての自堕落生活の描写ばかりが続くので読んでいる途中から嫌な予感がした。そして案の定というか上に挙げた説得力の
部分はエピローグで恐ろしく適当に流されているのである
話の割と頭の方で藤花が親元を離れて一人暮らしをしている理由をハルがお付きの麻耶に尋ねて誤魔化される描写があったので、この辺りを後半の
キーとして使うのかな?と思っていたのだが、エピローグでたったの数行
二条藤花はなんでも思い通りにならないと気が済まない、とてもわがままな女の子だった。そして幸か不幸か、たいていの事は思い通りにできた。その
地位と能力があった。あるとき、そんな自分を恐れる人がいる事を知る。当然だ。藤花の気まぐれひとつで、生活が吹き飛ぶのだから。それが分かって
いても、藤花は自分の思い通りにならないと我慢できなかった。藤花はそんな自分が怖くなってしまう。だから家族と距離を置き、友達も作らなかった。
だけど、俺の漫画と出会い、考え方が一変する。
「はじめて先生の漫画を読んだ時、本当にびっくりしたんです。思い通りにならなくても楽しい事があるんだって、なのでそれからは、思い通りにならない
事も、ある程度は楽しめるようになりました」
…こんなプロットの端書みたいな説明と台詞一個で女子小学生が漫画家志望の高校生のパトロンになる、という行動に説得力が産まれると?本気で
そう思っているのであれば、暁雪はとっとと筆を折るべきだ。いくら何でも読者を舐め過ぎである。物語途中で回想編を入れるなりして過去の藤花と
現在の藤花の差異やその変化の過程を描いているのであれば多少説得力も産まれるのであろうが、肝心のハルの漫画が特色の説明もおざなりな上、
その漫画を読んだだけで産まれたと言う、友達もしっかりいる現在の生き生きとした藤花の様子との差異を埋める様な劇的な変化にどういう説得力が
あると言うのか?変化の過程に説得力が無ければ、話の根幹である「女子小学生が男子高校生のパトロンになる」という行動にリアリティが産まれる
筈が無いだろう?話の基本の所がグダグダで全然煮詰められていないのだから、枝葉がグダグダになるのは当然の帰結かと
いやはや、デビューから三冊かけて暁雪に寄せていた高い期待と信頼はこの駄作一冊でものの見事に吹っ飛んだ。デビューから三冊当て続けただけで
プロ作家として読者との間に置くべき緊張感を失い、こんなグダグダ作品を書店に並べたというのであれば、さっさと商業の舞台から去って馴れ合いが
蔓延する狭い世界だけでやっていくべきだ。今度は二ヶ月で出せ、とは言わない。プロとして「これ以上は改稿不可能」と胸を張って言えるまで作品を
徹底的にブラッシュアップしろ、と言いたい。それがデビュー四冊目で緊張感を失い、読者からの信頼を裏切った作家が取るべきただ一つの名誉挽回方法である
発表してきた作家・暁雪。前作の「異世界とわたし、どっちが好きなの?」から僅か二ヶ月という異例の速さで新作を発表した事に驚嘆しつつ拝読
物語は都内某所にある出版社・メディカワのオフィス近くの喫茶店で漫画家志望の高校生・天堂ハルが担当編集者の中野夕莉にネームをチェック
されている場面から始まる。夕莉の要求に応じて24ページにまとめた作品にはハルなりに笑いも涙もアクションもお色気もありったけ詰め込んだという
自信があったが夕莉が下した評価は「ぜんぜんダメだな」という非情な物。出すヒロインが趣味に走り過ぎでストーリー展開に脈絡が無く、サービスシーン
が多過ぎるという具体的なポイントを踏まえた夕莉の駄目出しに唸るしかないハルにとっての救いは画力だけは認められるし、それを殺さない企画を
立てろというアドバイスだけであった。桃太郎ぐらいシンプルな話で良いという夕莉にそれじゃ描く気が起きないと駄々をこねるハルだったが、夕莉は
プロになりたければ自分ではなく、読者を楽しませる事を考えろと突き放す。喫茶店を後にしたハルは巨乳の美女と出会えないかな、と下らない事を
考えながら一軒のデパートに冷やかしで入るが、当然の如くそんな出会いは無く一時間ほどで飽きてしまう。家に帰ろうとしたハルだったが、奇妙な二人、
恰幅の良い紳士と上品な制服を着込んだ幼女という変わった取り合わせが目に入り、紳士の方が幼女にペコペコしている姿が気になり観察しながら
ノートにその姿をスケッチし、適当な台詞を入れてネームっぽく仕上げてしまう。やがて紳士はその場を去り、幼女だけが残されるが二人の姿を観察
していたハルと目が合った幼女は恐れる様子もなく近付いて来るとハルが二人の姿をスケッチしていた事に気付いていた事を明かし、「スケッチを見せて
くれないとお巡りさんを呼んじゃいますよ?」と可愛らしい様子で脅してくる。スケッチをまとめたノートを見ながらハルの絵を誉める幼女だったが、ある
ページを見た瞬間涙ぐみ「お兄さんは天堂ハル先生ですか?!」と興奮気味に尋ねてくる、ハルが認めるや否やサインを求めブラウスにサインを入れて
貰う際に二条藤花と名乗ったその幼女は、ハルの絵をピクシブで見て大ファンである事を告げた上で今後の予定を尋ねるが夕莉の駄目出しを食らった
ばかりのハルは何も考えておらず「高校もあるからねえ」と苦しい言い訳。そんなハルに藤花は私がパトロンになって先生の創作活動を支えます、と
いきなりとんでもない宣言をしてくるが…
ありゃー…先行されたレビュアー様も嘆いておられた様に新進気鋭の作家として暁雪に置いて来た信頼が物の見事に吹っ飛ぶレベルの大駄作だなあ
「異世界とわたし~」のあとがきに本作の構想が書かれていたから多少早めに出るかもと思っていたけど、まさか二ヶ月後になると聞いた時点で
「いくら何でもそんなに早く書けるの?」と嫌な予感がしたが、案の定、物の見事にズッコケさせて貰った。正直、デビューから三冊続けて著作が受けた事で
緊張感を失ったまま新作を発表した、要するにプロの世界を舐めたとしか言いようの無い不様そのものの一冊である
物語の方は漫画家志望を口にしながら美女だけを、できれば巨乳キャラだけを描きたい、男や背景なんて描きたくないという折角の画力をドブに捨てる
様な怠惰な少年・天堂ハルがピクシブを通じて自作の信者となった女子小学生・藤花の「先生が高校に通うなんて時間の無駄、私がパトロンになります」
という宣言に寄りかかる形でヒモになり、小学生ながらに投資や企業コンサルで巨額の金を稼ぎ出す藤花の財力をバックに漫画も同人誌もゲームも
買い放題という極楽の様な環境で藤花の付き人でありながら何故かハルのメイドになる事を命じられた麻耶の冷たい視線を浴びつつ、藤花の友人で
やはり巨額の金を稼ぎだす千鶴や紗奈といった女子小学生に囲まれて〆切りの無い漫画家生活=描かなくても許される生活にどっぷりと浸り切りになり
自堕落そのものの生活を送る…というのが主な流れ
いやはや、クズっぽい主人公というのは数あれど、本作の主人公・ハルのクズっぷりは大したもの。ヒモというのは自分の好みの女よりも利用価値があり
なおかつ利用しやすい女を狙って規制するという生き方を常としているのだけど、実際にハルは巨乳の女が大好き=ロリは今一つという男であるのに
自分を偉大なクリエイターと信じている藤花の財力はしっかりと利用しつつ、性的欲求は自分のメイドになるよう仕向けた藤花の付き人で巨乳の麻耶に
エッチなコスプレをさせたりする事で満たすという実にリアルかつ最低極まるヒモなのである。口で自分は最低だと言いつつ、実は結構なお人好しが多い
ラノベの主人公としてはかなり異色であるかと
藤花の家に住む事になったハルは漫画を創作する環境を整えて貰っても、締め切りなんか無く、お金は藤花任せ、高校も退学して時間も使い放題という
環境を満たしてしまった事で「どんな環境でも最期は漫画を描きたくなるのが漫画家という生き物なのでは?」という自分の疑問を否定の形で証明して
しまうハルだが、麻耶や藤花の友人の千鶴に「こいつは藤花の傍に置いてはいけない、ただのダメ人間なのでは?」と疑われてもパトロンである藤花の
信頼をバックに口先三寸で言い逃れを繰り返し続けた挙句、最期の最後で一念発起して一晩で12ページの作品を仕上げ、自分は感性が合うかどうか
分からない不特定多数の読者の為だけでは無く、感性が合うと分かっている藤花一人の為だけに描く!というとんでもない決意を固めるまでが描かれている
…別に小生自身はヒモという生き方を否定するつもりはないし、完璧に一人の女性をコントロールして自分の寄生対象にするのは一つの才能だとすら思う
小説の主人公がどんな極悪人であろうと許せてしまう自信はある…ただし、そこには「説得力」があれば、という条件が付く。説得力にもリアリティや
ストーリーの構成といった様々な要素があるのだけど、何より重視するのは「何故その登場人物がその行動を取ったのか?」という「動機」の部分である
どんな奇想天外なファンタジー世界が舞台であっても、登場人物の行動に読者が「ああ、この状況ならこの様な行動をするのは理解できるな」と共感すれば
その作品には「説得力」が産まれるのである
で、本作なのだけど、話のキモになっているのは「何故、小学生の藤花がいきなりハルのパトロンとなって生活を全面的に支えるに至ったか?」という部分
であるかと。ところが、この肝心の部分に本作は何の説得力も無いのである。先行レビュアー様が指摘されていたように話の展開が恐ろしく遅く、デビュー
作である「ひとりで生きるもん」のヒロイン・千紗が学園祭でのコントに拘る理由となった海外移住を物語の中盤で明かした様な展開がなかなか始まらず
延々とロリキャラに囲まれての自堕落生活の描写ばかりが続くので読んでいる途中から嫌な予感がした。そして案の定というか上に挙げた説得力の
部分はエピローグで恐ろしく適当に流されているのである
話の割と頭の方で藤花が親元を離れて一人暮らしをしている理由をハルがお付きの麻耶に尋ねて誤魔化される描写があったので、この辺りを後半の
キーとして使うのかな?と思っていたのだが、エピローグでたったの数行
二条藤花はなんでも思い通りにならないと気が済まない、とてもわがままな女の子だった。そして幸か不幸か、たいていの事は思い通りにできた。その
地位と能力があった。あるとき、そんな自分を恐れる人がいる事を知る。当然だ。藤花の気まぐれひとつで、生活が吹き飛ぶのだから。それが分かって
いても、藤花は自分の思い通りにならないと我慢できなかった。藤花はそんな自分が怖くなってしまう。だから家族と距離を置き、友達も作らなかった。
だけど、俺の漫画と出会い、考え方が一変する。
「はじめて先生の漫画を読んだ時、本当にびっくりしたんです。思い通りにならなくても楽しい事があるんだって、なのでそれからは、思い通りにならない
事も、ある程度は楽しめるようになりました」
…こんなプロットの端書みたいな説明と台詞一個で女子小学生が漫画家志望の高校生のパトロンになる、という行動に説得力が産まれると?本気で
そう思っているのであれば、暁雪はとっとと筆を折るべきだ。いくら何でも読者を舐め過ぎである。物語途中で回想編を入れるなりして過去の藤花と
現在の藤花の差異やその変化の過程を描いているのであれば多少説得力も産まれるのであろうが、肝心のハルの漫画が特色の説明もおざなりな上、
その漫画を読んだだけで産まれたと言う、友達もしっかりいる現在の生き生きとした藤花の様子との差異を埋める様な劇的な変化にどういう説得力が
あると言うのか?変化の過程に説得力が無ければ、話の根幹である「女子小学生が男子高校生のパトロンになる」という行動にリアリティが産まれる
筈が無いだろう?話の基本の所がグダグダで全然煮詰められていないのだから、枝葉がグダグダになるのは当然の帰結かと
いやはや、デビューから三冊かけて暁雪に寄せていた高い期待と信頼はこの駄作一冊でものの見事に吹っ飛んだ。デビューから三冊当て続けただけで
プロ作家として読者との間に置くべき緊張感を失い、こんなグダグダ作品を書店に並べたというのであれば、さっさと商業の舞台から去って馴れ合いが
蔓延する狭い世界だけでやっていくべきだ。今度は二ヶ月で出せ、とは言わない。プロとして「これ以上は改稿不可能」と胸を張って言えるまで作品を
徹底的にブラッシュアップしろ、と言いたい。それがデビュー四冊目で緊張感を失い、読者からの信頼を裏切った作家が取るべきただ一つの名誉挽回方法である
2018年10月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ロリコンの教科書です。続編が出るたびに購入していますが、何度読み返しても飽きません。なろう小説は数あれど炉利小説はこれ一冊です。
2018年6月4日に日本でレビュー済み
正直ラノベは普通の本と比べられない程にあっさりしているので読書というよりかは猫見て癒される感覚で読んでますw
2016年9月22日に日本でレビュー済み
今年一番の問題作じゃないでしょうか。
正直☆5と☆1を同時につけたい気分なので間をとって☆3で。
主人公はだらしなくてスケベさを隠そうともせず詭弁ばかり吐いて小学生をたらし込むどクズ。読んでいて腹が立つという次元を超えて笑うしかない。
こんなどうしようもない奴がどうしようもない活動をする本をよく書けたなぁ、俺ならあまりの恥ずかしさと頭悪さに挫折して主人公が改心する展開にしちゃうぞ。作者様の辛抱強さに拍手を送りたいです。
重版がかかったという話を聞いて、やはり何事もとことん突き抜ければ評価されるんだなぁと思いました。
これが売れたら前作みたいなラブコメもまた読めますかね? そちらも楽しみにしています。
正直☆5と☆1を同時につけたい気分なので間をとって☆3で。
主人公はだらしなくてスケベさを隠そうともせず詭弁ばかり吐いて小学生をたらし込むどクズ。読んでいて腹が立つという次元を超えて笑うしかない。
こんなどうしようもない奴がどうしようもない活動をする本をよく書けたなぁ、俺ならあまりの恥ずかしさと頭悪さに挫折して主人公が改心する展開にしちゃうぞ。作者様の辛抱強さに拍手を送りたいです。
重版がかかったという話を聞いて、やはり何事もとことん突き抜ければ評価されるんだなぁと思いました。
これが売れたら前作みたいなラブコメもまた読めますかね? そちらも楽しみにしています。
2016年9月14日に日本でレビュー済み
話や文章力はまだまだですが
絵とシチュエーションがとにかくよかったです。
軽い感じで読むならおすすめ
絵とシチュエーションがとにかくよかったです。
軽い感じで読むならおすすめ
2018年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
俺とお前は友達なのか?って言う馴れ馴れしく不快な「で・ある」口調
このラノベには面白さを引き出す為に何かを掘り下げると言う概念が一切存在せず、物語の展開は何処までも淡々としていて一体読者に何を楽しんで貰いたいのか皆目わからない文章
拙い描写の数々からキャラクターが小学生なのは本人に脳が無いから単純な人物しか書けないって言う後ろめたさが透けて見える、本気でロリと向き合っている挿絵のへんりいだ先生に対して無礼千万な作者
子どもの正論に対して少しでも向き合おう、誠実に答えようとせず開口一番「言い訳してやろう!」と言う思考に走るゴミな主人公
そんなゴミが原因でロリ達が喧嘩になる終盤ではそもそもの原因を棚上げしたままロリ達が泣いて主人公と抱き合って解決になる内容が展開されて
これを読まされた時には殺意で自分が如何にかなってしまいそうでした
面白い部分を探して頑張って読了しましたがマジで一か所もありませんでした、大よそこれは人間が理解できるラノベではありません
このラノベには面白さを引き出す為に何かを掘り下げると言う概念が一切存在せず、物語の展開は何処までも淡々としていて一体読者に何を楽しんで貰いたいのか皆目わからない文章
拙い描写の数々からキャラクターが小学生なのは本人に脳が無いから単純な人物しか書けないって言う後ろめたさが透けて見える、本気でロリと向き合っている挿絵のへんりいだ先生に対して無礼千万な作者
子どもの正論に対して少しでも向き合おう、誠実に答えようとせず開口一番「言い訳してやろう!」と言う思考に走るゴミな主人公
そんなゴミが原因でロリ達が喧嘩になる終盤ではそもそもの原因を棚上げしたままロリ達が泣いて主人公と抱き合って解決になる内容が展開されて
これを読まされた時には殺意で自分が如何にかなってしまいそうでした
面白い部分を探して頑張って読了しましたがマジで一か所もありませんでした、大よそこれは人間が理解できるラノベではありません