ネタバレあり。
「イトウさん」の続刊です。
基本的に1巻だけでも充分に作品として仕上がってると思ったけど、この続刊によってイトウさんと恭介の生きる世界が丁寧に構築されていって、そしてそれぞれの人物と物語に深みとか厚みが生まれてきてるのよね。
すごいなぁ。
ほんとすごい作品です。
全体的にフィルム・ノアール的な世界観のなか、幸せな未来を予感させてくれるラストに安堵しました。
オススメしてくれてありがとうkindle。

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I -イトウさん 2- (EDGE COMIX) コミック – 2017/9/28
冥花すゐ
(著)
「"僕"はだれだ?」
組織から殺人と性の技術を教え込まれたコードネーム"I(アイ)"。
機械のように生きてきた"I"は、娼夫のキョウスケから"イトウ"という名を貰う。
これは、"イトウ"と"キョウスケ"の始まりと再生の物語ーー。
【収録作品】
I:Episode 0 -前編-/-中編-/-後編-
イトウさん -Refrain-/-Parallel World-
イトウさん -Never Gone-(描きおろし)
組織から殺人と性の技術を教え込まれたコードネーム"I(アイ)"。
機械のように生きてきた"I"は、娼夫のキョウスケから"イトウ"という名を貰う。
これは、"イトウ"と"キョウスケ"の始まりと再生の物語ーー。
【収録作品】
I:Episode 0 -前編-/-中編-/-後編-
イトウさん -Refrain-/-Parallel World-
イトウさん -Never Gone-(描きおろし)
- 本の長さ190ページ
- 言語日本語
- 出版社茜新社
- 発売日2017/9/28
- ISBN-104863496621
- ISBN-13978-4863496620
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登録情報
- 出版社 : 茜新社 (2017/9/28)
- 発売日 : 2017/9/28
- 言語 : 日本語
- コミック : 190ページ
- ISBN-10 : 4863496621
- ISBN-13 : 978-4863496620
- Amazon 売れ筋ランキング: - 13,758位ボーイズラブコミックス
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年10月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ほかの方々が素敵な感想を書いてらっしゃるので、私も少しだけ。
この作品に出逢えて良かったと心から思います。珍しいタイトルに惹かれて前作を読んで、何度も読むくらいハマりまくり、今作が出ていると知るや速攻で購入して、こちらもハマりました。
男性同士の性描写があるから仕方ないんだけど、「BL」というそれだけの枠に収めてしまうにはあまりに勿体無い作品。映画でも観たような気分にさせられる作品です。
イトウさんとキョウスケくんの過去と未来が読めて良かった。やっと二人で静かな島に行けて良かったね…涙。
前作もkindle版でなく、コミックで再販してくれたら嬉しいんですけどね…
この作品に出逢えて良かったと心から思います。珍しいタイトルに惹かれて前作を読んで、何度も読むくらいハマりまくり、今作が出ていると知るや速攻で購入して、こちらもハマりました。
男性同士の性描写があるから仕方ないんだけど、「BL」というそれだけの枠に収めてしまうにはあまりに勿体無い作品。映画でも観たような気分にさせられる作品です。
イトウさんとキョウスケくんの過去と未来が読めて良かった。やっと二人で静かな島に行けて良かったね…涙。
前作もkindle版でなく、コミックで再販してくれたら嬉しいんですけどね…
2018年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前作に引き続き、引き込まれるストーリーでした。
パラレルな話もこんな世界あったら素敵だなと思いました。
イトウさんとキョウスケの幸せな姿を見られて良かったです。
ここでハピエンで終わるのも良いですが個人的にはまだまだ続いて欲しいな…
パラレルな話もこんな世界あったら素敵だなと思いました。
イトウさんとキョウスケの幸せな姿を見られて良かったです。
ここでハピエンで終わるのも良いですが個人的にはまだまだ続いて欲しいな…
2018年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すごく待っていました。イトウさん中心の2巻、内容もとても満足しています。
2017年10月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本作だけ読んでも話は通じますが、タイトルに「I -イトウさん 2-」とあるように前作「イトウさん」の続編です。
前作が「娼夫に惚れた殺し屋が、彼を守る為に組織を裏切って2人で逃避行する話」とすると、今作では「イトウが殺し屋として育てられるまでと、キョウスケが娼夫になるまで」から補足されていく内容になっています。
さらにネタバレしますが今作で注意する箇所としたら、攻めの「イトウ」が育ての親である組織のボス(多分ショタコン)に手淫等される、拾った子猫の顛末、受けの「キョウスケ」が幼くして父親の命令により中年男性客相手に体を売る、イトウが標的の女性を性交後に仕留めるところでしょうか。回想中に何故か触手プレイも出てきます。
前作では「キョウスケ」が悪質な客数人に手ひどくされた上にその一部始終の映像を外部に配信されたり、組織に拉致されて薬物の過剰投与と暴行を受けて一時廃人化するシーンがあります。
Hシーンも含めて大体さらっとした描写なので、外国映画のちょっとした残酷なシーンを見慣れていたり、ここまで読んで抵抗がない方なら大丈夫かも。
前巻を読んだ時は「ふたりのその後が気になる」と思ったけど、今作ではそうならなかったです。良い意味で。
続編があれば可哀想なシーンがありそうだからこれで完結がベスト。ふたりが幸せなままで時を止めてほしいから続きはなくていい。
現代日本が舞台の話だと明確にしてしまうと、ところどころ違和感あるので曖昧にした方がよかったかも。
前作が「娼夫に惚れた殺し屋が、彼を守る為に組織を裏切って2人で逃避行する話」とすると、今作では「イトウが殺し屋として育てられるまでと、キョウスケが娼夫になるまで」から補足されていく内容になっています。
さらにネタバレしますが今作で注意する箇所としたら、攻めの「イトウ」が育ての親である組織のボス(多分ショタコン)に手淫等される、拾った子猫の顛末、受けの「キョウスケ」が幼くして父親の命令により中年男性客相手に体を売る、イトウが標的の女性を性交後に仕留めるところでしょうか。回想中に何故か触手プレイも出てきます。
前作では「キョウスケ」が悪質な客数人に手ひどくされた上にその一部始終の映像を外部に配信されたり、組織に拉致されて薬物の過剰投与と暴行を受けて一時廃人化するシーンがあります。
Hシーンも含めて大体さらっとした描写なので、外国映画のちょっとした残酷なシーンを見慣れていたり、ここまで読んで抵抗がない方なら大丈夫かも。
前巻を読んだ時は「ふたりのその後が気になる」と思ったけど、今作ではそうならなかったです。良い意味で。
続編があれば可哀想なシーンがありそうだからこれで完結がベスト。ふたりが幸せなままで時を止めてほしいから続きはなくていい。
現代日本が舞台の話だと明確にしてしまうと、ところどころ違和感あるので曖昧にした方がよかったかも。
2018年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
BL読みはじめて10年以上になりますが、ベスト5にはいるかも…感動しました。ヘビーなお話なのに清々しい気持ちで終わらせることができる物語でした。
2017年10月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ほかの方が思い入れ一杯にレビューしてくださってるのでただ私はこの作品でここしばらくで一番泣いた、それくらい素晴らしい作品だということだけを書いておきます。1巻の終わりも十分に考えられた美しい余韻のある終わり方でした。一巻でも相当泣きましたが、欲張りな読者の一人として、さらにこの二人が「もっと幸せになって再生していく場面」を読みたいと願っていました。それが、この2巻で、I(アイ)とキョウスケの過去に遡り現在、そして未来へと繋がる悲しくも美しい幸せな物語として見事に完結させてくれた著者にお礼を言いたいです。彼らの幸せを見届けることができて私も幸せになれました。
2017年9月29日に日本でレビュー済み
キョウスケに出会う前―――
殺し屋としてのイトウ・・・いや、"I"と呼ばれていた頃から物語は始まります。
残酷な描写もあるので評価が分かれるかもしれません。
子猫のシーンは漫画とは言え、読んでいてとても辛かったです。
ネタバレします。
海外から日本に活動場所を移した"I"が、命令に背いて助け、記憶を操作し削除した小さな男の子。
時は流れて、ホテルの部屋から狙撃をする仕事のために娼夫を買おうとしたゲイバーで会ったのは
キョウスケというあの時助けた男の子だった。
そこでキョウスケに"I"ではなく"イトウさん"と呼ばれ、それからキョウスケの元に通う"I"は大金を
用意するが、彼は受け取らずにいた。
彼を陥れようとする輩たちを命令もされていないのに殺してしまった"I"。
「仕事」のために身につけた笑顔で自分が"廃棄"されるべきだと笑い、それを知ったボスは逃走した
"I"を"廃棄"するために日本に向かう―――。
それからまた時は流れます。
毎週火曜日に記憶を失ってしまったキョウスケが働くバーに現れる常連客の"イトウさん"
自分を宝物のように見る"イトウさん"は"昔の自分を知っている"と感じるキョウスケ。
彼の心の中には自分の知らない"僕"がいると思うと辛くなるキョウスケですが、キスをして抱かれて
その感触のすべてを覚えている彼が今まで失くしたくなくて必死に思い出そうとしていたのはその
"想い"だと気づきます。
ふたりで迎える朝。
その綺麗な景色を夢見ていたキョウスケの流す涙に胸が熱くなりました。
巻末にはParallel World として、高校生のキョウスケと付き合う教師の"イトウさん"のお話が。
本編とは違う相思相愛ないちゃいちゃしてるふたりの姿はまさにパラレルワールドでした。
そしてさらに描き下ろしの"イトウさん"Never Goneが。
こちらは6ページでしたが、すごく幸せそうなふたりを見ることができてとっても良かったです。
殺し屋としてのイトウ・・・いや、"I"と呼ばれていた頃から物語は始まります。
残酷な描写もあるので評価が分かれるかもしれません。
子猫のシーンは漫画とは言え、読んでいてとても辛かったです。
ネタバレします。
海外から日本に活動場所を移した"I"が、命令に背いて助け、記憶を操作し削除した小さな男の子。
時は流れて、ホテルの部屋から狙撃をする仕事のために娼夫を買おうとしたゲイバーで会ったのは
キョウスケというあの時助けた男の子だった。
そこでキョウスケに"I"ではなく"イトウさん"と呼ばれ、それからキョウスケの元に通う"I"は大金を
用意するが、彼は受け取らずにいた。
彼を陥れようとする輩たちを命令もされていないのに殺してしまった"I"。
「仕事」のために身につけた笑顔で自分が"廃棄"されるべきだと笑い、それを知ったボスは逃走した
"I"を"廃棄"するために日本に向かう―――。
それからまた時は流れます。
毎週火曜日に記憶を失ってしまったキョウスケが働くバーに現れる常連客の"イトウさん"
自分を宝物のように見る"イトウさん"は"昔の自分を知っている"と感じるキョウスケ。
彼の心の中には自分の知らない"僕"がいると思うと辛くなるキョウスケですが、キスをして抱かれて
その感触のすべてを覚えている彼が今まで失くしたくなくて必死に思い出そうとしていたのはその
"想い"だと気づきます。
ふたりで迎える朝。
その綺麗な景色を夢見ていたキョウスケの流す涙に胸が熱くなりました。
巻末にはParallel World として、高校生のキョウスケと付き合う教師の"イトウさん"のお話が。
本編とは違う相思相愛ないちゃいちゃしてるふたりの姿はまさにパラレルワールドでした。
そしてさらに描き下ろしの"イトウさん"Never Goneが。
こちらは6ページでしたが、すごく幸せそうなふたりを見ることができてとっても良かったです。