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「意識高い系」の研究 (文春新書 1102) 新書 – 2017/2/17

3.5 5つ星のうち3.5 76個の評価

ノマドワーカー、ハロウィン、愛国女子…。SNSに巣食う彼ら彼女らはなぜ「面倒くさい」のか―著者自らの体験から紡ぎだす、衝撃の現代若者論。
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

彼らはなぜ「面倒くさい」のか? 「これは自分の物語でもある」と語る著者が、SNSに巣食う現代人を徹底解剖!

カフェでMacを広げ、自己啓発セミナーに熱心に通い、休日はバーベキューやパーティーに繰り出し、その煌びやかな姿をSNSにアップする……。そんな「意識高い系」の人々はなぜ生まれるのでしょうか。
そのキーワードは「土地」と「スクールカースト」にあります。
容姿とコミュニケーション能力で、学校内での序列が明確に決まってしまう現代社会。学生時代に「スクールカースト」最上位に位置し、承認欲求が十分に満たされた人々のことを「リア充」と呼ぶのは周知の通りです。
一方、本書は「リア充」と「意識高い系」の違いを強調します。薄暗い青春時代を過ごした人は、どんなに後の人生において恋人を作ったとて、起業したとて、「リア充」にはなれないのです!
むしろ「リア充」は生まれた土地の居心地が良いことから地元を離れず、SNSも使わない閉じた世界の中に居るため、私たちが観測できる華やかな人々は「意識高い系」かも知れません。
彼らの生態を徹底的に掘り下げることで、現代社会の抱える問題が見えてきます!


〈目次〉
◆はじめに――意識高い系の研究「土地」「スクールカースト」「リア充」

◆第一章 リア充は意識高い系の裏側に隠れている
リア充と混同されがちな「意識高い系」/恋人の有無は関係がない/リア充は可処分所得が多い/土地に土着するリア充/土地から発生する人脈、恋人、ハレ/「スクールカースト」問題/本当のリア充はスターバックスに行かない/「意識高い系」の誕生――大学デビューと一発逆転の思想/夢見る「地方上洛組」/「リア充成り」という希望の灯/もうひとつの「意識高い系」――「在地下克上組」/社会派サークルを目指す「在地下克上組」
◇コラム「意識高い系」の見分け方1 鍋のお汁で作る雑炊/〆のラーメン

◆第二章 「意識高い系」の心理大義と欲望
大儀と欲望の不都合な相関/ハロウィンで仮装する人の本音/「高次の大義」という隠れ蓑
I「意識高い系」の映す写真 自己宣伝としての被写体/重要なのは自分
II「意識高い系」=「中途階級」の心理 他人の年収を聞く人の心理/他人の学歴を聞く人の心理/「高次の大義」で遮蔽された抽象世界/承認と欲望/欲望を隠す気持ちの悪さ
III「意識高い系」と「意識が高い人」の差 嫉妬を隠すべからず/進歩も改革もない世界「意識高い系」
◇コラム「意識高い系」の見分け方 食べ放題とバイキング/カップ麺をすする

◆第三章列伝
I青木大和、小4偽装サイト事件「挫折した意識高い系大学生」 イノセントなティーンとして/なぜメディア露出こだわったのか/SEALDsとの違い
II靖国コスプレイヤーと愛国女子愛国に仮託した承認欲 終戦の日を利用する悪質さ/無知で無邪気な「記念撮影/戦争当事者は無口である
IIIノマドワーカー わたし渋谷で頑張っているんだ、の空疎 「ベースキャンプを持つ遊牧民」という矛盾/宣伝ツールとしての渋谷/なぜ東京にいるのだ
IVキラキラ女子「ばびろんまつこ」自意識の怪物 男のスペックで自分を測る/「上位20%」の美貌/セックス・アンド・ザ・シティに熱狂した「意識高い系」
◇コラム「意識高い系」の見分け方 喫茶店とカフェ・甘味とスイーツ

◆おわりに――意識高い系を超克するために/

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2017/2/17)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/2/17
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 224ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 416661102X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4166611027
  • 寸法 ‏ : ‎ 11 x 1.2 x 17.4 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.5 5つ星のうち3.5 76個の評価

著者について

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古谷経衡
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古谷経衡(ふるやつねひら)

文筆家。1982年北海道札幌市生まれ。立命館大学文学部(史学科―日本史学)卒。社)日本ペンクラブ正会員。特非)江東映像文化振興事業団理事長。

時事問題、政治、ネット右翼、アニメ評論など多岐の評論活動を行う。テレビコメンテーターの他、ラジオMCなどメディア媒体でも出演多数。株)オフィス・トゥ・ワン所属。

主な著書:『意識高い系の研究』(文藝春秋)、『日本を蝕む極論の正体』『左翼も右翼もウソばかり』(新潮社)、『道徳自警団が日本を滅ぼす』(イースト・プレス)、『ネット右翼の終わり』(晶文社)、『女政治家の通信簿』『草食系のための対米自立論』(小学館)、長編小説『愛国奴』(駒草出版)ばど多数。

古谷経衡公式サイトhttp://www.furuyatsunehira.com/

カスタマーレビュー

星5つ中3.5つ
5つのうち3.5つ
76グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年2月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の書籍だと『戦後イデオロギーは日本人を幸せにしたか』が一番と捉えていたが、
系統は違えども、個人的評価はこちらが抜きました。

Facebookで、もう大学生でもあるまいし、
〔起業やら活動やらの報告、何々セミナー云々、不可解な被写体の写真投稿〕等をしている輩が、
全く以て理解出来なかったけれども、この書籍を読んでスッキリ納得できた('-`).。oO

概要としては、
「リア充」≠「意識高い系」であることを、定義付けで示し、社会的背景を分析。
「意識高い系」については、〔泥臭さから遠ざかる人々である〕とし、
その苗床を「土地」「スクールカースト」と云う観点から考察。
「公」の大義を持ち出してきて、己の欲望を薄らがせている側面等の特色を検討していく。

読み返したくなる研究・評論系の書籍は幾つかあるけれども、
この書籍は、是非、人に勧めたいと思ったo(・x・)/

《107頁》「意識高い系」の持つ特有の心象とは、
社会性、公共性、公益性、地域性、なんでもよいが、
個人の持つ欲望を打ち消す「公」の大義(これを高次の大義と呼ぶ)を持ち出してきて、
実際には己の欲望を開陳する一方、
その高次の大義にコミットする自分を高らかに他者に対して自己宣伝することだ
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
そもそも、自意識の肥大化した変わり者の一種である「意識
高い系」如きを相手に、著者程の筆力のあるものが、何故、
時間と労力を掛けて、一書として取り組むのかが疑問のまま、
読み始めました。

特徴的なのは、「リア充」と「意識高い系」に関して、著者
が独自の定義に拘り、それを徹底して反復して行くことです。

そこから浮き上がって来るのは、著者の強烈なルサンチマン
でした。
それは、郷里の土着勢力に対するものであり、大学入学時の
エスカレーター勢力に対するものであります。

それが恰も、「意識高い系」の憧れの対象として、同一視さ
れて行きます。
大都市部の「意識高い系」が、地方の土着勢力に憧れるとは、
到底思えないのですが。
相当な牽強付会に感じられます。

「意識高い系」の有り様は、「列伝」として具体的に取り上
げられます。
この連中を追い掛ける著者の情熱には感嘆しました。
これは、著者の強烈なルサンチマンが反転して、同族嫌悪と
いう「意識高い系」に照射された結果でしょう。

読まれるべきは、「意識高い系」批判ではなく、ルサンチマ
ンを開陳した著者の戦略になるのかもしれません。
36人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年12月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
感想:あまりにもつまらない内容だったので1/3位しか読めなかった。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実際の事件など用いて承認欲求というのに飢えた意識高い系の人を分析しているのでああ、確かにと思う事も多々ありました。
自分も結構意識だけ高いスクールカースト最下層だったため、一発逆転の手段に拘ったりしてましたが間違いだったと気付かされた一冊です。
身近にいる人の思考を読むのに一躍するので、人間関係で信頼できる人物を見抜くために読んでみてもいいかもしれません。
どうやら前に付き合っていた彼女も意識高い系だったらしく、少しガッカリしてます笑
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者によればリア充とは土地に土着した存在で、所得の多寡ではなく、地元民(ジモティ)と一体という。
言われてみれば、都心部で土地を相続したものの優位性たるやすごいものがある
それと対照的に、遅れて大都市にやってきた中途半端なコンプレックスを持つものが意識高い系という
非常に新しい若者論で、読んでいて面白かった。
本書の定義では最近流行りの「マイルドヤンキー」などは明らかにリア充ということになる。
確かに地方に住んでいる彼らは所得がなくとも楽しそうである。謎がひとつ解けた気がする。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
筆者は
第一章で「意識高い系」と「リア充」との区別に迫る。
著者は、まず「意識高い系」と「リア充」は対局するものと考えており、主に 二つの点 親の家柄(地主か地主でないか)、スクールカースト(上位にいるか、いないか)で「意識高い系」or「リア充」の対局分けを行っている。非常に偏った考えかたなのではないかと感じるところがあったが、著者自身の体験談と考えが具体的な例を用いて語られている。
第二章で「意識高い系の心理」に迫る。
「意識高い系」がもつ自己顕示力について なぜ、そういうことに陥るのか、また、SNSに写真を投稿する心理、近年盛んにおこなわれているハロウィンイベントなど 様々ないきさつが語られている。
第三章は「意識高い系」を見抜く視点について コラムとして語られている。

著者の言いたいことがただひとつ、自分の能力以上に高い自己顕示性をもつ「意識高い系」とよばれる人たちは、地道に努力を続けるしかない それを自覚するということ ということに尽きるのではないかと私は考える。

興味があれば読んでみてください。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年3月17日に日本でレビュー済み
分かったようで分からない不思議な本だ。土地資本の有無が「意識高い系」と「リア充」に本当に関係してるの?
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年7月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
その通りです。どこに行っても周りにこういう人必ず一人はいましたねppp
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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