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何気ない暮らしに埋もれる「音楽」を掬いあげよう。日常編集家・アサダワタルが織りなす、歌とサウンドスケイプが渾然一体となったコンセプトアルバム。ポストロックバンド「越後屋」や電子音響ユニット「SjQ」のドラマーとして、またソロ名義「大和川レコード」として、関西を中心に実験的な音楽・アートシーンで活動してきたアサダワタルによる10 年ぶりのソロアルバム。美しくもどこかクセがある歌と、その歌を取り囲む日常生活のサウンドスケイプが渾然一体となったコンセプトワークは、新たなアシッドフォークのスタイルとして音楽の可能性を押し広げる。また、リズムに独特な揺らぎがあるドラマーならではのソングライティング、文筆家としても活動するゆえの言葉の選び取り方にも注目してほしい。レコーディングエンジニアに、テニスコーツや三田村管打団?の録音で知られる西川文章を迎え、ナガオクミや中尾眞佐子(INDIAN NO ECHO SIGN BINE NO! )ら、関西在住の女性ボーカルたちとのコラボレーション曲も収録。ライナーノーツは、かえる目のリーダーとして知られ、『うたのしくみ』(ぴあ)など音楽関連の批評家としても知られる細馬宏通が執筆を担当。また本作は、暮らしの中に潜む何気ない現象や人の振る舞いを「表現」という視点から丁寧に綴ったエッセイ集『表現のたね』(モ*クシュラ)と同時発売となる。書籍とCD アルバムという異なる作品がゆるやかに連動する希有な演出により、ジャンルを問わず多様なクリエイションに携わってきたアサダ独自の世界観を提示する。ぜひ、彼の歌が織りなす景色=「歌景(かけい)」を、全感覚を研ぎ澄まして受け止めほしい。
ポストロックバンド“越後屋”や電子音響ユニット“SjQ”のドラマーとして、またソロ名義“大和川レコード”として、関西を中心に実験的な音楽・アートシーンで活動してきたアサダワタルによる10年ぶりのソロ・アルバム。美しくもどこかクセがある歌と、その歌を取り囲む日常生活のサウンドスケイプが渾然一体となったコンセプトワークは、新たなアシッドフォークのスタイルとして音楽の可能性を押し広げる。 (C)RS
1979年大阪生まれ。ミュージシャン、作家。音楽と言葉を駆使して、何気ない暮らしに埋もれる「表現」に光をあてる、自称 “日常編集家"。2002年、バンド「越後屋」のドラマーとしてくるり主宰レーベル NOISE McCARTNEY RECORDSより2枚のCDをリリース。2003年以降、サウンドユニット「SjQ」(HEADZ/cubicmusic) のドラム担当と平行して、ソロプロジェクト「大和川レコード」始動。70年代アシッドフォークを彷彿とさせる弾き語りをベースに、サウンドスケイプの採集、カセットテープやテレビモニターを使用した実験的なライブパフォーマンスを展開。2005年に自主レーベルより1stCD『選び採取れた日常』をリリース。しかし、2008年に横浜BankART1929での単独公演後、積極的なソロ活動を中止。以降、全国各地で地域コミュニティに関わるアートプロジェクトの企画演出や、小学校や福祉施設を舞台にした音楽ワークショップを実施するなど、より日常生活に根ざした音楽活動に移行した。2010年以降、これらの特異な経験を踏まえて「表現と日常」をテーマにした一連の著作を発表。著書に『住み開き 家から始めるコミュニティ』(筑摩書房)、『コミュニティ難民のススメ 表現と仕事のハザマにあること』(木楽舎)、『表現のたね』(モ*クシュラ)など。現在は、「アサダワタル」名義でのソロ活動を再開しつつ、「SjQ++」のドラマーとして音楽、メディアアート双方のシーンでライブパフォーマンスを行ない、2013年にアルス・エレクトロニカ、サウンドアート・デジタルミュージック部門の準グランプリを受賞した。