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マシュマロ・テスト:成功する子・しない子 単行本 – 2015/5/22
ウォルター・ ミシェル
(著),
柴田 裕之
(翻訳)
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購入オプションとあわせ買い
「マシュマロをすぐ1個もらう? それともがまんして、あとで2個もらう?」
これは、行動科学で最も有名なテストのひとつ、マシュマロ・テストである。このテストの考案者である本書の著者ウォルター・ミシェルは、マシュマロを食べるのをがまんできた子・できなかった子のその後を半世紀にわたって追跡調査し、自制心と「成功」との関連を調べた。人生で成功する子は、初めから決まっているのか? それとも、そうではないのか? 長年の追跡調査でわかってきた、人間の振る舞いの不思議を、マシュマロ・テストの生みの親自身が綴る待望の一冊。
「マシュマロ・テストで我慢できた子どもは社会的に成功した。
自制心の重要性と育て方を解説。あなたも子どもも自制心を高められる」
大竹文雄氏(大阪大学社会経済研究所教授)推薦
「目先のマシュマロをがまんする子供の意志力が
その後の人生をも左右する――意志力と動機づけ、
さらにその鍛え方をめぐる各種類書の集大成!」
山形浩生氏(翻訳家)推薦
「この名著を読むと、ヒトの本性についてのあなたの見方は根本的に変わる」
ダニエル・カーネマン(ノーベル経済学賞受賞者)
「ミシェル氏による本書は、根源的な事柄を明らかにする、啓発的で楽しく読める一冊だ」
ダニエル・ゴールマン
「本書の著者、ウォルター・ミシェルは20世紀で最大の影響力を発揮した心理学者だが、
本書『マシュマロ・テスト』によって彼は、
21世紀で最も影響力のある研究者の一人になること請け合いである」
スティーヴン・ピンカー
これは、行動科学で最も有名なテストのひとつ、マシュマロ・テストである。このテストの考案者である本書の著者ウォルター・ミシェルは、マシュマロを食べるのをがまんできた子・できなかった子のその後を半世紀にわたって追跡調査し、自制心と「成功」との関連を調べた。人生で成功する子は、初めから決まっているのか? それとも、そうではないのか? 長年の追跡調査でわかってきた、人間の振る舞いの不思議を、マシュマロ・テストの生みの親自身が綴る待望の一冊。
「マシュマロ・テストで我慢できた子どもは社会的に成功した。
自制心の重要性と育て方を解説。あなたも子どもも自制心を高められる」
大竹文雄氏(大阪大学社会経済研究所教授)推薦
「目先のマシュマロをがまんする子供の意志力が
その後の人生をも左右する――意志力と動機づけ、
さらにその鍛え方をめぐる各種類書の集大成!」
山形浩生氏(翻訳家)推薦
「この名著を読むと、ヒトの本性についてのあなたの見方は根本的に変わる」
ダニエル・カーネマン(ノーベル経済学賞受賞者)
「ミシェル氏による本書は、根源的な事柄を明らかにする、啓発的で楽しく読める一冊だ」
ダニエル・ゴールマン
「本書の著者、ウォルター・ミシェルは20世紀で最大の影響力を発揮した心理学者だが、
本書『マシュマロ・テスト』によって彼は、
21世紀で最も影響力のある研究者の一人になること請け合いである」
スティーヴン・ピンカー
- 本の長さ344ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2015/5/22
- ISBN-104152095415
- ISBN-13978-4152095411
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対象商品: マシュマロ・テスト:成功する子・しない子
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商品の説明
著者について
◎著者紹介
ウォルター・ミシェル(Walter Mischel)
ウィーン生まれ。ナチスから逃れるため幼少時にアメリカへ移住。コロラド大学、スタンフォード大学で教鞭をとったのち、現在はコロンビア大学の心理学教授。専門はパーソナリティ理論、社会心理学で、本書のテーマでもある「マシュマロ・テスト」の生みの親として世界的に著名。著書に『パーソナリティ理論』、『パーソナリティ心理学』(共著)がある。本書は初めての一般向けの著作。
◎訳者略歴
柴田裕之(しばた・やすし)
翻訳家。1959年生。早稲田大学・Earlham College卒業。訳書にストーン&カズニック『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 3』(共訳)、リドレー『繁栄』(共訳)、ローゼンタール『運は数学にまかせなさい』、ウィンチェスター『クラカトアの大噴火』『世界の果てが砕け散る』、ドゥ・ヴァール『道徳性の起源』、べジャン&ゼイン『流れとかたち』ほか多数。
ウォルター・ミシェル(Walter Mischel)
ウィーン生まれ。ナチスから逃れるため幼少時にアメリカへ移住。コロラド大学、スタンフォード大学で教鞭をとったのち、現在はコロンビア大学の心理学教授。専門はパーソナリティ理論、社会心理学で、本書のテーマでもある「マシュマロ・テスト」の生みの親として世界的に著名。著書に『パーソナリティ理論』、『パーソナリティ心理学』(共著)がある。本書は初めての一般向けの著作。
◎訳者略歴
柴田裕之(しばた・やすし)
翻訳家。1959年生。早稲田大学・Earlham College卒業。訳書にストーン&カズニック『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 3』(共訳)、リドレー『繁栄』(共訳)、ローゼンタール『運は数学にまかせなさい』、ウィンチェスター『クラカトアの大噴火』『世界の果てが砕け散る』、ドゥ・ヴァール『道徳性の起源』、べジャン&ゼイン『流れとかたち』ほか多数。
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2015/5/22)
- 発売日 : 2015/5/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 344ページ
- ISBN-10 : 4152095415
- ISBN-13 : 978-4152095411
- Amazon 売れ筋ランキング: - 137,666位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 25,300位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マシュマロテストというと、未就学児の発達診断のようなものなのでは…という先入観を持っていましたが、この本家本元の一冊を読んで、印象が全く変わりました。脳神経心理学の基礎と応用がわかる良書です。
2023年10月11日に日本でレビュー済み
マシュマロ・テストでは
「報酬を我慢出来る子供は社会的にも学力的にも成功します」ということを示した実験
短期戦略をホット 長期戦略をクール として論じており、本書としてはクールが成功につながるとしてます。
2014年 原書出版、2015年 邦訳出版 なのですが
2023年に読んだ私の感想からすると、かなり微妙な内容に感じました。理由は以下の3つ
1.マシュマロ・テスト自体がその後、追試に失敗し否定する研究が発表されている
2.本書の、”先延ばしにする能力delayed gratification”という日本語訳に関する疑問
3.”先延ばしにする能力delayed gratification”は、"いまを生きる、いまを楽しむ”につながるのか?
一つづつ説明します。
1.マシュマロ・テスト自体がその後、追試に失敗し否定する研究が発表されている
2018年に反証する研究が発表されている。その内容によると、
”我慢強いことよりも、教育や家庭環境の要因の方が将来の成功に対する影響はより大きい”とのこと。
こちらの研究内容のほうが妥当に感じます。
2.本書の、”先延ばしにする能力delayed gratification”という日本語訳に関する疑問
本書では、成功の鍵を”先延ばしにする能力”と訳出してます。
しかしながら、この訳語が適当であるとは思えません。
まず、delayed gratificationを直訳すると
”後の報酬を待つことによる満足”という意味です。
日本語で”先延ばし”は
妥当な開始時間もしくは終了時間を超えて遅くする、という
ネガティブな意味で使われることが多いです。
未来における報酬のために、待っていられる・我慢できる能力を指す言葉なので
その単語の意味をしっかり表現するのであれば
”(満足や報酬などを)先延ばしにする能力”としたほうが良いと思います。
3.”先延ばしにする能力delayed gratification”は、"いまを生きる、いまを楽しむ”につながるのか?
短期的な満足を選択せずに
長期的な目標、計画を実行して”後の報酬を待つことによる満足”を得る、というのは
一定の説得力はあるように感じます。
しかしながら、前者と後者を対立関係にさせて
常に後者が正しいのか?というと大いに疑問です。
特に最近の話でもないですが
『幸せを先延ばしにする』ような考え方、もしくは教育が
今の時代において多くの共感を得られないように感じました。
”幸せになるために、いい会社に入りなさい。
そのためにいい大学に入りなさい。そのために・・”
と
常に
”現在よりも未来のために”生きてきたのに
幸せや成功を感じられないという主題は
多くの物語(映画・マンガ・小説)のテーマになることも多いです。
そういう物語において
”将来の損得勘定よりも、いまのチャンスを掴む/いまを楽しむ”
という選択をする主人公が多く、そうしたストーリーラインが共感を集めてます。
自己啓発書においても
従来の計画型目標設定に代わって
展開形夢実現、セレンディピティ、多動力などが人気を集めてます。
短期戦略をホット 長期戦略をクール
と呼んでますが、こちらも個人的にはそれほどピッタリとは思いませんでした。
将来の目標に向けて努力している人が、計算高くてクールなのか?というと
そのようにも思えないからです。
夢にワクワクして燃えていないと努力は続かないのでその意味でホットだと思います。
自分の将来に希望を持てず、長期的な夢に向かえずに目の前の享楽で満足するほうが
冷めている、クールな気がしました。
未来の夢に向けて努力できること、夢中になれること自体が幸せなことであり
そのことが、いまという瞬間を輝かせることになる、と個人的には思いました。
「報酬を我慢出来る子供は社会的にも学力的にも成功します」ということを示した実験
短期戦略をホット 長期戦略をクール として論じており、本書としてはクールが成功につながるとしてます。
2014年 原書出版、2015年 邦訳出版 なのですが
2023年に読んだ私の感想からすると、かなり微妙な内容に感じました。理由は以下の3つ
1.マシュマロ・テスト自体がその後、追試に失敗し否定する研究が発表されている
2.本書の、”先延ばしにする能力delayed gratification”という日本語訳に関する疑問
3.”先延ばしにする能力delayed gratification”は、"いまを生きる、いまを楽しむ”につながるのか?
一つづつ説明します。
1.マシュマロ・テスト自体がその後、追試に失敗し否定する研究が発表されている
2018年に反証する研究が発表されている。その内容によると、
”我慢強いことよりも、教育や家庭環境の要因の方が将来の成功に対する影響はより大きい”とのこと。
こちらの研究内容のほうが妥当に感じます。
2.本書の、”先延ばしにする能力delayed gratification”という日本語訳に関する疑問
本書では、成功の鍵を”先延ばしにする能力”と訳出してます。
しかしながら、この訳語が適当であるとは思えません。
まず、delayed gratificationを直訳すると
”後の報酬を待つことによる満足”という意味です。
日本語で”先延ばし”は
妥当な開始時間もしくは終了時間を超えて遅くする、という
ネガティブな意味で使われることが多いです。
未来における報酬のために、待っていられる・我慢できる能力を指す言葉なので
その単語の意味をしっかり表現するのであれば
”(満足や報酬などを)先延ばしにする能力”としたほうが良いと思います。
3.”先延ばしにする能力delayed gratification”は、"いまを生きる、いまを楽しむ”につながるのか?
短期的な満足を選択せずに
長期的な目標、計画を実行して”後の報酬を待つことによる満足”を得る、というのは
一定の説得力はあるように感じます。
しかしながら、前者と後者を対立関係にさせて
常に後者が正しいのか?というと大いに疑問です。
特に最近の話でもないですが
『幸せを先延ばしにする』ような考え方、もしくは教育が
今の時代において多くの共感を得られないように感じました。
”幸せになるために、いい会社に入りなさい。
そのためにいい大学に入りなさい。そのために・・”
と
常に
”現在よりも未来のために”生きてきたのに
幸せや成功を感じられないという主題は
多くの物語(映画・マンガ・小説)のテーマになることも多いです。
そういう物語において
”将来の損得勘定よりも、いまのチャンスを掴む/いまを楽しむ”
という選択をする主人公が多く、そうしたストーリーラインが共感を集めてます。
自己啓発書においても
従来の計画型目標設定に代わって
展開形夢実現、セレンディピティ、多動力などが人気を集めてます。
短期戦略をホット 長期戦略をクール
と呼んでますが、こちらも個人的にはそれほどピッタリとは思いませんでした。
将来の目標に向けて努力している人が、計算高くてクールなのか?というと
そのようにも思えないからです。
夢にワクワクして燃えていないと努力は続かないのでその意味でホットだと思います。
自分の将来に希望を持てず、長期的な夢に向かえずに目の前の享楽で満足するほうが
冷めている、クールな気がしました。
未来の夢に向けて努力できること、夢中になれること自体が幸せなことであり
そのことが、いまという瞬間を輝かせることになる、と個人的には思いました。
2018年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マシュマロテストとは、子供(3~4歳)の目の前にマシュマロを置き、監督者が食べちゃだめよと一言残して子供を一人きりにする。事前に監督者が戻ってきたときに、食べずにいられたらをもう一つあげ、食べていたらもらえないことを子供に伝えている。この条件を伝えた上で、子供がマシュマロを食べるか食べないかということで、生涯に渡って得られるお金に大きな違いが出てくる可能性があることを示した実験。マシュマロを食べずにもう一つのマシュマロを食べるということは、子供自身が自制心を働かせて長期的に得をすることを選んでいることがポイントである。自ら目標を設定し、その目標に向かって自制心を働かし進んでもらえる子に育てたい親にはおすすめの一冊。ただ、間違っても自制心を親のためにつけさせてはいけない。
2015年7月13日に日本でレビュー済み
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この翻訳本の副題は「成功する子・しない子」であるが、原書では「Mastering Self-Control」となっている。翻訳本の副題は決定的な誤解をまねくので要注意である。
マシュマロを即座に食べてしまう「ホットな情動システム」と、一定時間待ちつづけて2つ目のマシュマロを首尾よく受け取る選択をする「クールな認知システム」という2つの性質が人間には備わっている。そのどちらも必要な性質であり、時と場合によって「使い分け」が大事であるということが、この本の主題である。そして、その使い分けのスキルは簡単な訓練で身に付けることができるのだとする。
たしかに私はホットシステムのおかげで「生涯の伴侶」を得て子宝にも恵まれたし、幸運にも的を得たクールシステムの作動で「大学に進学」できた。こんなことは、だれにでも経験のあることだろう。その根拠と可能性(脳は可塑性を持つ)の説明は、読む者の心に希望が満ち溢れてくるほどだ。
マシュマロを即座に食べてしまう「ホットな情動システム」と、一定時間待ちつづけて2つ目のマシュマロを首尾よく受け取る選択をする「クールな認知システム」という2つの性質が人間には備わっている。そのどちらも必要な性質であり、時と場合によって「使い分け」が大事であるということが、この本の主題である。そして、その使い分けのスキルは簡単な訓練で身に付けることができるのだとする。
たしかに私はホットシステムのおかげで「生涯の伴侶」を得て子宝にも恵まれたし、幸運にも的を得たクールシステムの作動で「大学に進学」できた。こんなことは、だれにでも経験のあることだろう。その根拠と可能性(脳は可塑性を持つ)の説明は、読む者の心に希望が満ち溢れてくるほどだ。
2015年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第一子の出産を控えて、育児の参考に本書を手に取りました。
マシュマロテストはシーナ・アイエンガーの『選択の科学』で紹介されており、マシュマロテストを受けた子供たちの追跡調査の結果が印象深く記憶にとどまっていたことがきっかけです。
この本から知りたいことは一つ。「どうすれば生まれてくる子に自制心を身につける手助けをできるか」。
多くのページにわたって詳細な分析、具体的な方法論が細かく解説されていますが、一番印象に残ったのは第4章の「自制のおおもと」。現在読んでいる育児書(『シアーズ博士夫妻のベビーブック』、『語りかけ育児』、『保育士おとーちゃんの叱らなくていい子育て』など)で推奨する育児方針が、結果として本書にある自制心をつかさどる前頭前皮質の発達をサポートすることがわかったのはよい収穫でした。
本書には子供だけでなく、大人でも応用可能なヒントが満載ですので、私としては一粒で2度おいしい読書となりました。
マシュマロテストはシーナ・アイエンガーの『選択の科学』で紹介されており、マシュマロテストを受けた子供たちの追跡調査の結果が印象深く記憶にとどまっていたことがきっかけです。
この本から知りたいことは一つ。「どうすれば生まれてくる子に自制心を身につける手助けをできるか」。
多くのページにわたって詳細な分析、具体的な方法論が細かく解説されていますが、一番印象に残ったのは第4章の「自制のおおもと」。現在読んでいる育児書(『シアーズ博士夫妻のベビーブック』、『語りかけ育児』、『保育士おとーちゃんの叱らなくていい子育て』など)で推奨する育児方針が、結果として本書にある自制心をつかさどる前頭前皮質の発達をサポートすることがわかったのはよい収穫でした。
本書には子供だけでなく、大人でも応用可能なヒントが満載ですので、私としては一粒で2度おいしい読書となりました。
2015年11月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は非常に有名な社会科学実験をわかりすく解説したものである。
そのテストとは、目先の利益に飛びつくかどうかという特性が、社会的成功と関連するかを調べるものである。
本書の主張は首尾一貫している。
それは、目先の利益に飛びつかない自制心こそが社会的成功に重要であり、その自制心は訓練により鍛えられるというものである。
これは素晴らしい知見であろう。
なぜなら、ヒトの能力が生まれによってではなく、後天的な教育によって大きく変えることを示すからだ。
本書は社会科学への導入として良い本であるとは思うが、ふたつの問題があるため、星を減じた。
一つ目の問題点は、自制心と社会的成功の相関係数がほとんど示されていないことである。そのため、筆者たちは自制心と社会的成功に相関があると述べているが、それが”どの程度”なのかがわからず、大きな誤解を招く可能性がある。
二つ目の問題点は、日本語が非常に硬く、読みにくいことである。もっと自然な日本語になるよう推敲して欲しかった。
そのテストとは、目先の利益に飛びつくかどうかという特性が、社会的成功と関連するかを調べるものである。
本書の主張は首尾一貫している。
それは、目先の利益に飛びつかない自制心こそが社会的成功に重要であり、その自制心は訓練により鍛えられるというものである。
これは素晴らしい知見であろう。
なぜなら、ヒトの能力が生まれによってではなく、後天的な教育によって大きく変えることを示すからだ。
本書は社会科学への導入として良い本であるとは思うが、ふたつの問題があるため、星を減じた。
一つ目の問題点は、自制心と社会的成功の相関係数がほとんど示されていないことである。そのため、筆者たちは自制心と社会的成功に相関があると述べているが、それが”どの程度”なのかがわからず、大きな誤解を招く可能性がある。
二つ目の問題点は、日本語が非常に硬く、読みにくいことである。もっと自然な日本語になるよう推敲して欲しかった。
2020年2月28日に日本でレビュー済み
統計的に間違っていたことが判明したので、もうダメでしょう。
2015年9月11日に日本でレビュー済み
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半世紀以上に渡る臨床と実験、自他への洞察に支えられた、人生のシナリオをいかに書き換えるかを伝えてくれる本。やりたい事、やらねばならない事を持ちながら、目の前の慰安や快楽に負けてしまいがちな筆者のような人間にとって、まさに希望とノウハウを与えてくれる労作だ。