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離脱・発言・忠誠:企業・組織・国家における衰退への反応 (MINERVA人文・社会科学叢書 99) 単行本 – 2005/6/20
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人間の社会的行為の三類型を剔出したグランド・セオリーの改訳新版。
経済学と政治学の対話の試みであるとともに、新古典派の市場主義原理によって切り裂かれつつある公共性復権の手がかりを与える現代社会科学の古典。
【目次】
序 文
凡 例
第1章 序論と学説的背景
第2章 離脱(Exit)
第3章 発言(Voice)
第4章 離脱と発言の組み合わせ――固有の難しさ
第5章 競争が助長する独占
第6章 空間的複占と二大政党制の力学
第7章 忠誠(Loyalty)の理論
第8章 アメリカ的なイデオロギー・慣行のなかの離脱と発言
第9章 離脱と発言の最適な組み合わせは可能か
補 論
訳者補説 「可能性追求」と「越境」の日々ーーハーシュマン激動の半生
訳者あとがき
事項索引
人名索引
経済学と政治学の対話の試みであるとともに、新古典派の市場主義原理によって切り裂かれつつある公共性復権の手がかりを与える現代社会科学の古典。
【目次】
序 文
凡 例
第1章 序論と学説的背景
第2章 離脱(Exit)
第3章 発言(Voice)
第4章 離脱と発言の組み合わせ――固有の難しさ
第5章 競争が助長する独占
第6章 空間的複占と二大政党制の力学
第7章 忠誠(Loyalty)の理論
第8章 アメリカ的なイデオロギー・慣行のなかの離脱と発言
第9章 離脱と発言の最適な組み合わせは可能か
補 論
訳者補説 「可能性追求」と「越境」の日々ーーハーシュマン激動の半生
訳者あとがき
事項索引
人名索引
- ISBN-104623043746
- ISBN-13978-4623043743
- 出版社ミネルヴァ書房
- 発売日2005/6/20
- 言語日本語
- 本の長さ232ページ
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出版社より
経済学、政治学、経営学、社会学など幅広い分野で反響をよんだ古典的名著!!
「組織を抜けてコミュニケーションを断つ(離脱)」
「いろいろな手段を用いて不満を表明する(発言)」
「不満をいだいたときの反応に影響を及ぼす(忠誠)」
というシンプルな概念をいろいろな場面に当てはめていくと、企業経営や組織運営、さらには社会の在り方など、多岐にわたる分野での問題点が明らかになる!!
商品の説明
著者について
《訳者紹介》*本情報は刊行時のものです 矢野修一(やの・しゅういち) 1960年 生まれ 1986年 京都大学経済学部卒業 1991年 京都大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学 現 在 高崎経済大学経済学部教授。京都大学博士(経済学)
登録情報
- 出版社 : ミネルヴァ書房 (2005/6/20)
- 発売日 : 2005/6/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 232ページ
- ISBN-10 : 4623043746
- ISBN-13 : 978-4623043743
- Amazon 売れ筋ランキング: - 196,085位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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5 星
経済学と政治学、別々に学んでしまった人はぜひ手に取って
ある主体(企業、消費者、国家)が行動する原理を、経済的合理性、政治的合理性を重ね合わせて解き明かそうとした、画期的論考、だと思います。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ある主体(企業、消費者、国家)が行動する原理を、経済的合理性、政治的合理性を重ね合わせて解き明かそうとした、画期的論考、だと思います。
ある主体(企業、消費者、国家)が行動する原理を、経済的合理性、政治的合理性を重ね合わせて解き明かそうとした、画期的論考、だと思います。
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2019年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2009年の政権交代時、“新しく”民主党を支持した人の大半は「離脱」によって生じたかのように思えたが、実際には「発言」としての投票行動だったのだろう(お灸をすえる、といったところか)。そしてそれは、過去から現在まで結び難く「忠誠」として根付いている。
2019年9月19日に日本でレビュー済み
離脱…顧客でなくなる、組織を脱退する/発言…クレーム、改善要望。
顧客の離脱は収益の低下に直結するが、発言の大きすぎる顧客、メンバーは離脱させることにより組織の安定を図れるとの整理に納得です。
積極的に発言する顧客、メンバー程、品質の低下が起きた場合は早く離脱するとも考察されています。
健全な組織、企業を維持するには両者のバランスがとれた制度を設計し、改善する必要があるとの結論になるほど、と感じました。
顧客の離脱は収益の低下に直結するが、発言の大きすぎる顧客、メンバーは離脱させることにより組織の安定を図れるとの整理に納得です。
積極的に発言する顧客、メンバー程、品質の低下が起きた場合は早く離脱するとも考察されています。
健全な組織、企業を維持するには両者のバランスがとれた制度を設計し、改善する必要があるとの結論になるほど、と感じました。
2010年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一つの存在Aに、欠陥xが生じた時にとりうる2つの反応、つまりそこか
ら離脱する方法と、改善を希求して「発言する」方法の2通りの反応を
論じたものである。
競争市場の場合は、欠陥商品を買わないという選択が前者で、欠陥を指
摘するのが「発言」になる。
いま5月のわれわれの場合の問題としては、、期待にそわない政党が
あったとすると、次の選挙では、投票しないというのが、離脱で、自己
反省を求めるのが「発言」である。
というわけで、学校の選択、病院の選択、もちろん自動車の選択、等
に、関係する議論だと思われる。
この離脱論は、20世紀後半の経済学に大きな影響を与えたといわれるが、
多分、市場経済において、価格情報のほかに、「質」の情報の重要さを
<はじめて>提起したことと、離脱論のモデルとしての<忠誠>論が
ハーシュマンの大きな貢献であろう。
さて、先日アカロフの本を偶然読んだのだが、藪下史郎氏によると、アカロ
フはスティグリツとおなじく、MITの学生の時、当時の均衡モデルに飽き
足らずに、新しい経済学を作ろうとしていた、そうだが、多分、アカロフの
ばあいは、ハーシュマンのこの本からヒントを得ていると思われる。
訳文がとりわけて、素晴らしい。
また、訳者の矢野氏の解説が、ハーシュマン理論の本質をついていて、(アマ
チュアの直感ですが)、さきに解説を読んでから、本文に進むのが、正しい読
み方のようである。
ら離脱する方法と、改善を希求して「発言する」方法の2通りの反応を
論じたものである。
競争市場の場合は、欠陥商品を買わないという選択が前者で、欠陥を指
摘するのが「発言」になる。
いま5月のわれわれの場合の問題としては、、期待にそわない政党が
あったとすると、次の選挙では、投票しないというのが、離脱で、自己
反省を求めるのが「発言」である。
というわけで、学校の選択、病院の選択、もちろん自動車の選択、等
に、関係する議論だと思われる。
この離脱論は、20世紀後半の経済学に大きな影響を与えたといわれるが、
多分、市場経済において、価格情報のほかに、「質」の情報の重要さを
<はじめて>提起したことと、離脱論のモデルとしての<忠誠>論が
ハーシュマンの大きな貢献であろう。
さて、先日アカロフの本を偶然読んだのだが、藪下史郎氏によると、アカロ
フはスティグリツとおなじく、MITの学生の時、当時の均衡モデルに飽き
足らずに、新しい経済学を作ろうとしていた、そうだが、多分、アカロフの
ばあいは、ハーシュマンのこの本からヒントを得ていると思われる。
訳文がとりわけて、素晴らしい。
また、訳者の矢野氏の解説が、ハーシュマン理論の本質をついていて、(アマ
チュアの直感ですが)、さきに解説を読んでから、本文に進むのが、正しい読
み方のようである。
2013年6月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
米国の娘婿の奨めで買おうとしたが一般の本屋では、なかなか置いておらず助かりました。
2013年2月16日に日本でレビュー済み
ハーシュマンを愛する訳者矢野修一がいい。
本文は、学問的成果だけに硬質で、やや直訳が目立つ箇所もある。が、すらりと読み通すことができる。
訳者解説に割いたページ数の多さもご愛嬌。ハーシュマンの来歴がコンパクトにわかる。
ドイツを出、パリを出、アメリカに渡ったユダヤ人たるハーシュマンの激動の人生の温度は高い。
ハーシュマンのモデルは、離脱・発言・忠誠のうち前二者がメインである。
そして「離脱」モデルに仮託した敵は、ミルトン・フリードマンら経済学者らの思い込み。
フリードマンも翳の多い人生を背負ってきたユダヤ人学者であり、ネオリベラリズムの理論的支柱となったことは周知のとおりである。
(本書ではフリードマンの教育論が批判されている。この教育論はいわゆる学校クーポン制のことである。フリードマン「選択の自由」講談社文庫、下を参照)
おい、そう簡単にさっさと組織から「離脱」できるだけじゃないだろっ、と下品には突っ込まないけれど、明らかに一言もの申す、という立場をとるハーシュマン。
「離脱」が善だなんて全然断定できないよ、とポシビリスト(可能性追求主義者)の彼は釘を刺す。
彼の「発言」モデルに勇気づけられた政治学者を評者は多数知っている。(本の文章の中でだけれど)
評者は、本書を社会科学の良質の成果として愛しているけれど、アフォリズム集としても愛している。
さりげなく人生の琴線に触れるセンテンスが随所に散りばめられている(評者としては、サミュエル・ジョンソン(について書いたボスウェル)を引いているところが特に好き)。
そして彼の概念化の言葉遣い(〈目隠しの手〉〈怠惰な独占〉〈公的害悪〉〈最後の国〉など)がまたセクシーである。心憎い。
具体的にいかなる意味で用いているのかは、読んでのお楽しみにしておいた方がよかろう。
適度に盛られた訳注も親切。やはり矢野氏の熱に、読者はあてられてしまうかもしれない(笑)。
本文は、学問的成果だけに硬質で、やや直訳が目立つ箇所もある。が、すらりと読み通すことができる。
訳者解説に割いたページ数の多さもご愛嬌。ハーシュマンの来歴がコンパクトにわかる。
ドイツを出、パリを出、アメリカに渡ったユダヤ人たるハーシュマンの激動の人生の温度は高い。
ハーシュマンのモデルは、離脱・発言・忠誠のうち前二者がメインである。
そして「離脱」モデルに仮託した敵は、ミルトン・フリードマンら経済学者らの思い込み。
フリードマンも翳の多い人生を背負ってきたユダヤ人学者であり、ネオリベラリズムの理論的支柱となったことは周知のとおりである。
(本書ではフリードマンの教育論が批判されている。この教育論はいわゆる学校クーポン制のことである。フリードマン「選択の自由」講談社文庫、下を参照)
おい、そう簡単にさっさと組織から「離脱」できるだけじゃないだろっ、と下品には突っ込まないけれど、明らかに一言もの申す、という立場をとるハーシュマン。
「離脱」が善だなんて全然断定できないよ、とポシビリスト(可能性追求主義者)の彼は釘を刺す。
彼の「発言」モデルに勇気づけられた政治学者を評者は多数知っている。(本の文章の中でだけれど)
評者は、本書を社会科学の良質の成果として愛しているけれど、アフォリズム集としても愛している。
さりげなく人生の琴線に触れるセンテンスが随所に散りばめられている(評者としては、サミュエル・ジョンソン(について書いたボスウェル)を引いているところが特に好き)。
そして彼の概念化の言葉遣い(〈目隠しの手〉〈怠惰な独占〉〈公的害悪〉〈最後の国〉など)がまたセクシーである。心憎い。
具体的にいかなる意味で用いているのかは、読んでのお楽しみにしておいた方がよかろう。
適度に盛られた訳注も親切。やはり矢野氏の熱に、読者はあてられてしまうかもしれない(笑)。