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ゴーマニズム宣言SPECIAL 天皇論 平成29年: 増補改訂版 単行本 – 2017/2/27
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陛下の生前退位のご意向を受けて世に放つ「天皇入門書」決定版!
23万部のヒットとなった『天皇論』に100ページ超を加筆した総頁数552ページの大作。
陛下は「象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ」てご意向を表明された。
皇位を安定的に継承していくには、特措法で一代限りの生前退位を認めるのではなく、皇室典範を改正し、女性・女系天皇、女性宮家を認めなくてはならない。
しかし、多くの国民が「わたしたちの天皇陛下」のお気持ちを大切にしたいと願う一方で、「男系男子しか認めない」と主張する者たちがいる。
天皇に対する「尊崇」を口にしつつも、陛下のご意向を無視する動きに危機感を抱いた著者が放つ問題作。
【編集担当からのおすすめ情報】
本書では、皇位継承問題だけでなく、これまで皇室に民間から嫁がれた美智子皇后陛下、雅子妃殿下がともにマスコミから激しいバッシングを受けた歴史についても取り上げています。
ただでさえ基本的人権が著しく制限された皇室に嫁いだ女性が2代にわたって激しい非難にさらされたことを鑑みれば、悠仁親王が将来、結婚相手を見つけることは非常に困難になっていることが想像できます。
私たちが日頃忘れがちな、「天皇をやっていただいている」という事実を具体的に知ることができる作品です。
- 本の長さ549ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2017/2/27
- ISBN-104093897700
- ISBN-13978-4093897709
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2017/2/27)
- 発売日 : 2017/2/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 549ページ
- ISBN-10 : 4093897700
- ISBN-13 : 978-4093897709
- Amazon 売れ筋ランキング: - 50,031位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
大学在学中の昭和50年に『ああ 勉強一直線』を投稿。
翌年、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にてデビュー作『東大一直線』を連載開始、大ヒットとなる。
デビュー当時は福岡で執筆活動を行なっていたが、『東大一直線』の続編『東大快進撃』の連載終了後しばらくして上京。以降は東京都在住。
昭和61年、「月刊コロコロコミック」(小学館)にて連載された『おぼっちゃまくん』が大ヒット。昭和64年にはアニメ化もされ、第34回小学館漫画賞を受賞した。主人公が喋る「茶魔語」が子供たちの間で流行語となり社会現象となる。今でも根強い人気がありグッズ等の販売がされている。
平成4年、「SPA!」(扶桑社)にて、社会問題に斬り込む『ゴーマニズム宣言』を連載開始。すぐさま日本の思想状況を一変する大ヒットとなる。特に、同シリーズのスペシャル本として発表された『戦争論』『戦争論2』『戦争論3』(すべて幻冬舎)は言論界に衝撃を与え、大ベストセラーとなった。現在も「SAPIO」(小学館)にて『ゴーマニズム宣言』を鋭意連載中。
また新たな試みとして、ニコニコ動画「小林よしのりチャンネル」にて、Webマガジン『小林よしのりライジング』を毎週火曜日に配信中。同チャンネルでは、生放送や動画配信も行なっている。
[ 現在、連載中の作品 ]
●『ゴーマニズム宣言』…
月刊誌「SAPIO」(小学館)毎月10日発売
●『小林よしのりライジング』…
ニコニコ動画「小林よしのりチャンネル」
毎週火曜日配信
●「よしりんのHKT48レジェンド一直線」(HKT48メンバーとの対談)…
月刊誌『BUBKA』(白夜書房)毎月30日発売
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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膨大な読書量と知性、感性、そして何よりも時のしるしを識別し、キャッチする鋭いアンテナが彼の強みである。また圧倒的な画力・表現力は読者の目を引き付ける。例えばp.138のバンザイクリフで黙とうされる天皇皇后両陛下。p.158産まれたばかりの愛子さまを見つめる雅子妃殿下のまなざし。私はどちらの画にも涙ぐんでしまった。
「わしはほとんどの日本人が、天皇を知らないということを見抜いている!」小林よしのり氏は言う。
然り、私たちはあまりにも天皇陛下について、無知であり怠慢ではなかったろうか?天皇とは誰か?民を支配する権力者か?戦前現人神だった?国民主権とは?象徴とは? この本では天皇について皇室について私たちが知っておかなければいけないことを丁寧に説明している。「古事記」から引用して「ウシハク」「シラス」という統治形態について。また、天皇と国民について、権力者対民衆という対立関係にはないということ。国民主権と象徴天皇について、これはGHQの占領政策と大きく関わっている。しみじみ思うがGHQの占領政策は日本人の古来から大切にしてきたものを巧みに破壊し、今もなおその影響は深いと思う。
昨年五月に秋篠宮ご夫妻がバチカンを訪問された時のこと。「ROME REPORTS]の報道では「日出づる国のプリンスとプリンセスが訪問された」とあり、この記事から日本への敬意を感じた。日本に皇室があってよかった、ありがたいとしみじみ思った。またこの時、秋篠宮殿下はローマ教皇に「地震の時は(熊本地震)祈っていただき有難く存じます」と仰り、ローマ教皇は「私のために祈ってください」と応えられた。皇室とバチカン、ともに祈りが本質のひとつなのだということがよくわかる応答だったのだが、日本の報道機関はお土産のことしか記事にしていなかった。残念なことである。
この本を読むといかに私たちが大きな宝を抱いているかがわかる。日本に天皇がいなくなれば、もはや日本ではなくなるだろう。天皇にとって私たちは「大御宝」であり、私たちにとっての天皇は「大御心」なのである。この相互いの応答こそが私たちを守ってきたのだ。
ゆえに現在の政府と「有識者会議」の方向性は危ういと思う。大げさではなく日本を滅亡に追いやりかねない。一代限りの特例法は明らかな憲法違反。したがって即位も憲法違反になる。また皇太子不在という状況を必然的に招いてしまう。陛下のお言葉の「常に途切れることなく、安定的に」ということの何の解決にもなっていない。政府も「有識者会議」も天皇陛下と皇室を蔑ろにしている。加えて国民を愚弄している。それにしても特例法に付則をつけて・・とこんな煩雑なことをしなくても皇室典範の改正ですむ話だ。なのになぜ「特例法」なのか?私は疑念で一杯である。加えて天皇は男系男子のみで女性天皇、女系天皇を認めないという考えも不思議である。男系だけでは皇室の存続は絶対無理なのは一目瞭然。また男系のみならば、皇太子妃は必ず男児を産まなければならないというプレッシャーにさらされる。こんなむごいことはない。本書の第9、10章を読むとよくわかる。伝統と因習は違う。男系のみという考えは伝統ではない。狂気じみたイデオロギーなのだ。男系に固執する方々の発言等からよくわかった(赤ちゃんを養子にするなど)。この方たちは頭が固くて思考停止しているのか?それとも本当はわかっているけど今更引っ込みがつかないのか?いやそれとも皇室解体、日本滅亡をひそかに目的としている者がいるのか?雅子妃は妊娠初期のスクープで流産された。そのスクープ記事を書いた記者は男系支持である。その理由は本書を読めばわかる。
私は天皇陛下のために祈ることにする。ろくでもない私たちなのに「大御宝」として祈り、また世界平和のために祈り続けてくださっている陛下には感謝しかない。雅子妃殿下のご回復のためにも祈りたいと思う。
平成における「天皇」を考えさせる内容であることは、改定前の天皇論と変わることはなく、
分かりやすくて、面白い。
しかし、改訂された天皇論が、改定前と最も異なっているのは、「天皇」を戴く、我々国民の態度
を問う内容が増えたと感じた点である。
私の大学生時代のゼミの指導教官は、天皇制について、次のようなことを述べていた。
「近代国家において、天皇のような非民主的な存在は許されないと思う。
近代社会において、天皇はあまりに矛盾を持った存在だ。
しかし、災害があった際の被災地を訪問される天皇さんの役割は、他の権力者には出来ない
ものだと思う。首相が被災地に行ったとしても、被災者を癒すことにはならないだろう。」
近代人として指導教官は天皇制に反対だったと思う。しかし、被災地を訪問することでの、天皇の
唯一無二の役割は否定することが出来なかった。
今上陛下が、『象徴天皇としての公務』を広げ、公務を再構築したことは、「近代」という天皇制を維持することが困難な
時代において、天皇制を存続させるために、陛下が出した一つの回答なのだと、私は思う。
翻って、我々国民は、天皇制を存続させるための「態度」を構築出来ているのだろうか。
私自身、自分が個人主義的な近代人であることを自覚している。残念ながら、近代以前の人々のように、素朴に「天皇」に敬意をもつことは難しい。
しかし、我々が近代人であることに居直って、皇室をパロディやバッシングの対象にし、商業主義に掉さすことに抵抗を感じることがなければ、
天皇制の存続など、到底困難だろう。
「天皇を苦しめてまで天皇制を維持するべきなのだろうか?」という著者の問いかけは重い。
近代国家において、天皇制を存続させる一つの回答として、今上陛下が天皇の役割を再構築したように、我々国民の
側も、天皇制存続のため、近代国家の国民として、天皇を戴くことに対する態度を再構築する必要があると感じた。
著者が指摘するように、男系がこれだけ不足していては解決の一つの選択肢として提起せざるえないような気もするが・・
ただ何より天皇とは天皇家の家長を決めるべき私的な問題でもあるのだから、退位や女性天皇についても皇室の皆様の自由な発言が許されて当然だと思う、いくら国民主権だからと大義名分を唱えても、そこの部分にまで無知な国民が口を挟むべき問題でもないような気もする
そういった意味で今の政権はあまりに傲慢なのは著者の意見に激しく同意する・・・
歴史を知らぬものや天皇に対して敬愛の気持ちがないものがする皇室の議論ほど危険なものはない
著者はそういった意味で大変に有意義な問題提起をしていると思う
「先人たちの、遺業の形骸(ぬけがら)を追い求めるのではなく、その古人の理想としたところを求めなさい」という意味のものだ。
中身や心のない、上辺だけの形のみを取り繕ったものでは意味がない。
本書でも言及されている「国歌・国旗の強制」に対する、天皇陛下の「あくまでも自発的に」というお考えと重なるだろう。
自然な感情で、自発的に行わなければ意味がないというのは、よい大人でも意外と辿り着けない真理である。
小林よしのり氏にしても、陛下のお言葉に触れる事で、かつての「強制もやむなし」という考えを改めた。
(そういった姿勢をブレているとか非難するのは、単なる知能の退行であろう。過ちて改めざる、これを過ちという)
最近、年端もいかぬ幼児に、愛国教育を強制する学園のニュースが取りざたされている。
愛国の看板を掲げながら、天皇のお言葉には完全にスルーなのだから、全く恐れ入る。
天皇のブランドや権威は大好きでも、その位に生涯を捧げた生身の人間の言葉には、興味はないらしい。
「仏作って魂入れず」とはよく言ったもので、形(なり)だけを模倣するのは容易である。
問題は中身である「魂」をどうやって入れていくかだ。
上辺だけ形を取り繕ったり、短絡的に結果だけを求めれば、いずれ人心は離れて形骸化する。
さもなくば、保守もサヨクと同じく、独善による劣化と衰退の道を再び歩む事になるだろう。
マスコミや内閣やネット上の空虚で違和感だらけの言葉や理屈を、すべてかっ飛ばす威力が、
8月のお言葉にあったのだと、今しか気づくことはできない。手遅れになる前に。
途中で読むのをやめました。