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アマゾンと物流大戦争 (NHK出版新書) 新書 – 2016/9/8
購入オプションとあわせ買い
アマゾンが仕掛ける物流革命から、今、経済の地殻変動が起こり始めている。ウォルマート、楽天、ヨドバシカメラ──アマゾンを迎え撃つための戦略はあるのか?流通先進国アメリカで取材を重ねる気鋭の物流コンサルタントが、日米ビジネスの最前線からレポートする!
【ビジネス各誌で書評が掲載】
・日本経済新聞「ネット時代の流通戦略分析」2016/10/2付
・週刊エコノミスト「話題の本」2016/10/11号
・週刊東洋経済「新刊新書サミング・アップ」2016/10/1号
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社NHK出版
- 発売日2016/9/8
- 寸法11.2 x 1.2 x 17.2 cm
- ISBN-104140884959
- ISBN-13978-4140884959
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商品の説明
著者について
1968年生まれ。株式会社イー・ロジットCEO兼チーフコンサルタント。上智大学経済学部を3年で単位修了。米ゴールデンゲート大学でMBA取得。船井総合研究所、光輝物流などを経て現職。『物流がわかる』『オムニチャネル戦略』(共に日経文庫)ほか著書多数。日本語、英語、中国語、韓国語で累計18冊を出版する。
登録情報
- 出版社 : NHK出版 (2016/9/8)
- 発売日 : 2016/9/8
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4140884959
- ISBN-13 : 978-4140884959
- 寸法 : 11.2 x 1.2 x 17.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 104,401位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について

1968年10月25日大阪生まれ、奈良育ち。現在、東京秋葉原に在住。
上智大学経済学部経済学科で、ダイレクトマーケティング学会初代会長の田中利見先生のゼミに所属し、3年で単位取得終了し、渡米。ゴールデンゲート大学からマーケティング専攻でMBA取得。帰国後、船井総合研究所に入社し、小売業へのコンサルティングを行い、1996年にはネット通販参入セミナーを開催した。
その後、光輝物流に入社し、物流コンサルティングを実施した。
2000年2月14日、株式会社イー・ロジット設立、代表取締役に就任。イー・ロジットは、現在230社以上から通販物流を受託する国内NO1の通販専門物流代行会社であり、200社の会員企業を中心とした物流人材教育研修や物流コンサルティングを行う。
またライトヴァンというアーティストグッズ販売を行う会社を経営し、2015年、再配達撲滅するための生活アプリを開発するウケトルを立ち上げ、タイではSHIPPOPという物流IT企業をタイ最大のネット通販会社Tarad.com創業者のPawoot (Pom) Pongvitayapanuと共同で立ち上げた。
現在、日本語だけでなく、英語、中国語(簡体、繁体)、韓国語でも書籍を累計20冊以上出版する。
なお、「日経文庫 物流がわかる」は、英語翻訳('Strategic Logistics in Japan Complete Edition')され、「日経文庫 オムニチャネル戦略」も、'OmniChanel Strategy in the U.S. and Japan'、、「アマゾンと物流大戦争」は、'Amazon: A Comparative Analysis of U.S. and Japan Logistics'というタイトルで英語に翻訳された。
FACEBOOK:http://www.facebook.com/riokakui
TWITTER: @rkakui
出演TV番組:
テレビ朝日「ひるおび!」、日本テレビ「スッキリ!」、TBS「ワイドスクランブル」、TBSニュース番組「Nスタ」、毎日放送「ちちんぷいぷい」、毎日放送ニュース番組「VOICE」、朝日放送「池上彰のどうなる?ジャーナル」
出演ラジオ番組:
TBS「森本毅郎・スタンバイ!」、J-WAVE「JAM THE WORLD」、NACK5「木村達也 ビジネスの森」
講演テーマ:
「アマゾンと物流大戦争」「アマゾン。宅配業界への激震」
「どうなる? 宅配60億個時代 〜再配達問題、新規参入、自前配送〜」
「オムニチャネルで生き残る」
「小売業の生き残り 〜アマゾン3つのリアル店舗業態」
「物流改善の進め方 〜ベクトルを合わせる〜」
講演実績:
SMBC日興証券、JPモルガン、シティ證券、商工中金、日本倉庫協会、熊本県トラック協会、茨城県トラック協会、四国生産性本部、流通システム開発センター、オービック、イオン、SMBCコンサルティング、財界、国土交通省、日経新聞新聞社、日本物流学会、ダイレクトマーケティング学会、メーリングサービス協会、日通総研、日本商工会議所、日本青年会議所、大阪府工業協会、大阪府合理化協会、三越伊勢丹ビジネスサービス、やずや、紀文フレッシュシステム、小林クリエイト、早稲田大学、上智大学、亜細亜大学、専修大学、早稲田大学ビジネススクール、多摩大学院、大阪産業大学、流通科学大学
※講演依頼される方は、まず【こちら】をご覧ください。
Ryoichi "Rio" Kakui (born October 25, 1968) was born in Osaka, raised in Nara Prefecture, and now lives in Akihabara, Tokyo, Japan.
Once a student at Department of Economics, Faculty of Economics at Sophia University, he had earned all university credits by his junior year and later became one of the attendants in a seminar supervised by Professor Toshimi Tanaka, who later became the founding chairman of the Japan Academic Society of Direct Marketing.
After his graduation, he moved to the United States of America and studied in Golden Gate University where he obtained the Marketing MBA. After his return to Japan, he joined Funai Consulting Inc. and worked as a consultant for retailers.
Later he entered Koki Group, a logistics company, and served as a logistics consultant. One of the most successful project during his career at Koki Group was a full launch of a logistics center for a company listed on the first section of the Tokyo Stock Exchange under the scheme of gainsharing (a pay-per-success model of business process outsourcing), which was the first of its kind in Japan.
On February 14, 2000 he founded a company named e-LogiT Co., ltd. and has become its first Chief Executive Officer. e-LogiT is a logistics service provider focused and specialized in the eCommerce business and currently serves more than 200 contractee companies which number ranks No. 1 among its competitors in addition to provision of other business services including logistics consulting, in-house education, and on-site training programs.
He is also the owner and director of a company named lightvan co. ltd., a service representative focused on selling goods for musicians and artists. In 2015, he launched a company Uketoru Co., Ltd., an app developer focused on developing life-hack apps for stopping re-deliveries of purchased goods; he also co-founded a logistics IT company called SHIPPOP in Thailand with Pawoot (Pom) Pongvitayapanu who is the founder of Tarad.com, the biggest eCommerce retailer in Thailand.
As of Today, he has published 20 books which are now sold in many different languages including Japanese, English, traditional and simplified Chinese, and Korean. Two of his previous publications, "Butsuryu ga Wakaru" and "Omunityaneru Senryaku", both published by Nikkei Publishing Inc. were translated into English under the title of "Strategic Logistics in Japan" and "Omni-Channel Strategy in U.S. and Japan".
History of TV Program appearance:
"Hiru-Obi" (TV Asahi)
"Sukkiri!" (NTV)
"Wide Scramble" (TBS)
"Chichin Pui-Pui" (MBS)
"Ikegami Akira No Dounaru Journal?" (MBS)
History of Radio Program appearance:
"Morimoto Takurou: Stand By!" (TBS Radio)
"Jam the World" (J-Wave)
"Kimura Tatsuya, Business no Mori" (Nack 5)
Twitter: @rkakui
FACEBOOK:http://www.facebook.com/riokakui
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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この約20年で、ネット通販は小売業の形態を大きく変化させました。
インターネットの普及と、その利用価値を、いち早く予見した
創業者ジェフ・ベゾスの流通先進国のアメリカの姿が読み解かれています。
本書では、アマゾンの成長と物流システムの構築などを基盤に書かれていると思ったけど、
読んでみると、ネット時代のアメリカと日本の小売業の成長と課題、失敗も述べられています。
先日、アマゾンの物流センターの自走式ロボットのニュースをテレビで見たけど、
ここまで科学の進歩が利用されていることに、とても驚きました。
ネット通販の創業時の過剰投資の失敗、日本の宅配便業界のシェアと現状、
世界最大の小売業のウォルマート、顧客満足度1位のヨドバシカメラ、
ネットスーパーの試行錯誤など、今の物流の姿を見せてくれました。
著者の角井亮一さんの物流を支える一人ひとりの姿への温かい思いも伝わってきました。
追記 2018年8月15日
先日(8月12日)、アマゾンから、栄養ドリンク「リポビタンDスーパー(20本)」が届きました。
「お盆休みの帰省ラッシュで、千葉の市川市(2005年開業)から大変だよね(ほとんど千葉県から)」
関東からの(下り)は、大渋滞だから、深夜の輸送かもと思いながら。
届いた箱を見て、岡山県総社市(そうじゃし2017年開業)からの(上り)の発送に、
その荷物の動きと判断、アマゾンの柔軟な思考に、とても嬉しい驚きでした。
これほどの規模の大きさの会社で、一瞬に、発送状況を仕分けされるのに、
ビックリ!しています。
人工知能が使われいるのかも知れないと、物流業界の現状に驚いています。
なぜamazonはこれほど強いのか、日本のみならずグローバルでどのような成長の経緯をたどってきたのか、
今後どのような方向に進もうとしているのか、全体像をクイックに理解できる内容です。
本書の後半では、amazon以外の有力プレイヤーの動向も描かれており、ECを中心としたラストワンマイル
ビジネスの全体像を理解することができます。
ヨドバシカメラやゾゾタウンといったユニークな日系プレイヤーの戦略も紹介されていて、「通販×物流」という
視点で先進的なトレンドをザックリと理解したい人にはオススメの内容です。
ただ、一方で、新書だから仕方ないかもしれませんが、「広く浅い内容」であることは否めません。
amazonに関しても、最近は「Amazon Go」や「Amazon Echo」が話題となっていますが、当該事項に関する
記述はごくわずかです。
既にamazonのことを勉強していて、雑誌やwebなので最新情報を把握している人からすると、イマイチ新鮮味
のない内容と感じられるかもしれません。
本書の目次構成は以下の通りです。
序章 アマゾンが変える世界
第1章 物流のターニングポイント
第2章 巨人アマゾンの正体
第3章 物流大戦争の幕開け
通信販売は良く利用しますが、コンビニ受け取りしたいときは、Amazon.co.jp
で、すぐに入手したいときはヨドバシで等、場面場面で使い分けていますね。
会社で昼休みに kindle アプリで購入して、帰宅する電車で一気読みしました。
AWS の研修で見聞した、『ジェフ・ベゾスが紙ナプキンの裏に描いたビジネスモ
デル(growth cycle)』が頭の中でグルグルしてました。
Jet.com や Google Express のその後とか、米国や日本で強いアマゾンが、ヨー
ロッパ圏ではどうなのとか、アジア圏でのアマゾン vs アリババはどうなのよと
か、世界各地にアマゾン対立軸があるんだろうから各地の局地戦で続編を読みた
くなります。
紙の本よりもたいへんリーズナブルな価格設定(週刊誌ほど)もポイント高いで
す。
物流周辺の仕事をしているので、仕事仲間にも薦めます。
物流に詳しくない初学者向けなので、専門用語を少なくしており、
一方で、市場規模の推移や、EC化率、再配達の負担など定量的なデータは出典とともに数字を使っています。
全体的に筆者のスタンスは、
・アマゾンすごい
・アスクルすごい
・楽天ダメ
という傾向が見られます。
そして、楽天ダメ、というのが、船井総研時代に営業で断られた経験を背景にしているようで、この点が残念です。
印象に残った箇所です。
・EC化率が日本は4%、米国は7%、英国は12%。
・ロングテールは言葉を鵜呑みにして失敗した通販企業がたくさんあります。膨大な品目をピッキング、梱包、配送する負担は計り知れず大きい。
・消費者意識調査によると、ネット通販利用者は43%、カタログ通販37%、テレビ通販12%。
・アマゾンは物流に投資したから成功した。物流の効率化は、システムだけでなく、作業を教えるノウハウなどが必要で、一朝一夕には洗練されない。楽天は物流を出店者に任せてきたから物流に弱い。
・再配達の増加によって、①トラック運転手の負担が増加、②宅配会社はその負担を消費者や荷主に転嫁できない、③配達ロッカー設置やコンビニ受け取りの動きが出ている。
・アスクルとアマゾンはともに、事業の初期において品目を絞った配達をしていた(アスクルは文房具、アマゾンは書籍)。
最後に、筆者の文章はやさしいですが、2点気になることがあります。
ひとつは、対象にしているトピックが散らばっている感があることです。どこかの雑誌特集をコピペしただけでは、という印象を受けます。
もうひとつは、文章ルールがおかしいことです。「なぜなら〜です」という文がよく出てきます。正しくは「なぜなら〜だからです」とするべきところかと。
とはいえ、上記は重箱の隅をつつく些細な気がかりです。書籍全体としては、アマゾン×物流でよくまとまっていて良い本だと思います。
物流業界は人一人一人に支えられていて、こんなに大変な時期であっても、いつも通りに利用できる感謝を感じざるを得ません。
内容も実用的なので(今の世の中、万人がITと物流は切っても切り離せないからね)
読み物としてもオススメ。
特殊な事は書かれているわけではありませんが
当たり前の事が全体的に書かれている(と思う)ので
現代物流の入門や社会人、大学生の一般教養レベルに最適。
本書で著者はアマゾンと他のネット通販会社を比較している部分に力を割いている。具体的には楽天であり、
ウォルマート等だ。
確かにネット通販業界でアマゾンを評価することは一つの切り口である。但し、今のアマゾンにとって本当の
ライバルが楽天なのだろうか。僕にはそう思えない。僕としては日本のコンビニこそがアマゾンの競合である
と考えている。
本書ではネット通販会社がコンビニを利用する場面は出てくるが、まともにネット通販がコンビニと競合する
部分は書き込みが不足している。物流を生業としている著者にとってラストワンマイルをどう解決するのか
が死活的に大事であることは分かる。著者にとっては全てが自宅に届くことが理想であるのかもしれない。
但し、人がコンビニに行きたがっている点をもう少し分析しても良い気がする。ネット通販が発達
しても、人は実店舗のコンビニには喜んでいくような気がしてならない。その集客力と、自宅で全て
受け取れる便利さとの競合があると僕は思う。おそらく切り口は心理学だと直観的に思う。人がなんで
大した用事もないのでコンビニに行くのか。そこはアマゾンがまだ達成できていない部分だと
思う。そんな風に思いながら本書を読むことは中々楽しかった。