前作の二つも読みまして、このかたのファンになりました。
私自身、学生時代に卒論のために離島に出かけていた経験もあり、細かいところに共感できるとこもあり。
そして、3冊読んだ中ではこの本が一番筆者の言いたい事なんだろうなぁ、と言うのを感じました。
言い回しが独特なので、その言葉で意味を取り違える人も出てきそうですが「雰囲気」で捉えていくほうがいいたい事が伝わってきますよ。
行間を読む本が好き、という方は読んでいて楽しくなってくると思います。
進化論の見方、適者生存・自然淘汰という単純なもので世の中は語れないとこを、研究者目線でリアルな地球の世界観を広げてくれるところがいいんですけどね。
世の中で自分の道に迷っている人が読むと、何か得られるような気がする本です。
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そもそも島に進化あり Kindle版
(概要)
『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』で好評を博した川上和人先生の著作・第二弾。
今回扱うトピックは「島における生物の進化」。
海に囲まれている小さな陸地,それが「島」。
海という大きな障壁があるにもかかわらず,島には生物がいる。
彼らはどこから,どのような冒険をして島にやってきたのだろう?
運良く島までたどりつけた生物たちは,やがで“独自”の進化を模索する。
それはいったいなぜなのか?
試行錯誤を繰り返し,微妙なバランスを保ちながら生きる島の生物たち。
その事実の果てに,島では何が起こるのか?
離島の鳥類を研究する専門家が,実際の経験で感じた「島」という存在。
その「島」で繰り広げられる生物たちの動向を,ユーモアあふれる語り口で,軽快に解説。
鳥類学者が見つけた「島」という箱庭,そこにはどんな不思議な世界が広がっているのでしょう。
(こんな方におすすめ)
・「島」の生物進化に興味のある方
・島の誕生から終焉に思いをはせたい方
(目次)
はじめに ここに海終わり,島始まる
序 章 そもそも
第1章 島が世界に現れる
第2章 島に生物が参上する
第3章 島で生物が進化を始める
第4章 島から生物が絶滅する
第5章 島が大団円を迎える
おわりに ここに島終わり,現始まる
『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』で好評を博した川上和人先生の著作・第二弾。
今回扱うトピックは「島における生物の進化」。
海に囲まれている小さな陸地,それが「島」。
海という大きな障壁があるにもかかわらず,島には生物がいる。
彼らはどこから,どのような冒険をして島にやってきたのだろう?
運良く島までたどりつけた生物たちは,やがで“独自”の進化を模索する。
それはいったいなぜなのか?
試行錯誤を繰り返し,微妙なバランスを保ちながら生きる島の生物たち。
その事実の果てに,島では何が起こるのか?
離島の鳥類を研究する専門家が,実際の経験で感じた「島」という存在。
その「島」で繰り広げられる生物たちの動向を,ユーモアあふれる語り口で,軽快に解説。
鳥類学者が見つけた「島」という箱庭,そこにはどんな不思議な世界が広がっているのでしょう。
(こんな方におすすめ)
・「島」の生物進化に興味のある方
・島の誕生から終焉に思いをはせたい方
(目次)
はじめに ここに海終わり,島始まる
序 章 そもそも
第1章 島が世界に現れる
第2章 島に生物が参上する
第3章 島で生物が進化を始める
第4章 島から生物が絶滅する
第5章 島が大団円を迎える
おわりに ここに島終わり,現始まる
- 言語日本語
- 出版社技術評論社
- 発売日2016/7/8
- ファイルサイズ21853 KB
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- 販売: Amazon Services International LLC
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商品の説明
著者について
川上和人(かわかみ・かずと)
森林総合研究所・主任研究員。
カフェインと女性に滅法弱い鳥類学者。夜眠れなくなると困るので、会議ではデカフェで御願いします。
島の秘密と幸せを探し続けて20年、職場の名称通り森林の研究が本務である。
島の岩場はいつか森になる日を夢見ている。海はいずれ蒸発して雨となり森に降り注ぐ。遠く未来を見通せば世界の全てが研究対象。
著書に『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』(技術評論社)などがある。
森林総合研究所・主任研究員。
カフェインと女性に滅法弱い鳥類学者。夜眠れなくなると困るので、会議ではデカフェで御願いします。
島の秘密と幸せを探し続けて20年、職場の名称通り森林の研究が本務である。
島の岩場はいつか森になる日を夢見ている。海はいずれ蒸発して雨となり森に降り注ぐ。遠く未来を見通せば世界の全てが研究対象。
著書に『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』(技術評論社)などがある。
登録情報
- ASIN : B01HZ1ZEJS
- 出版社 : 技術評論社 (2016/7/8)
- 発売日 : 2016/7/8
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 21853 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 381ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 264,394位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 579位地球科学・エコロジー (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』と『鳥類学者無謀にも恐竜を語る』に加えて、本書を読んでいて気がついた。科学者は、一般人が荒唐無稽なおとぎ話として片付けてしまう事柄を、可能性の観点から真面目に検討する。例えば、日本の座敷童子は祖先種のザシキワラシノモトから隔離分化した固有種であるが、河童はカッパノタネの遺存固有種であり進化ではないそうだ。なるほど、ツチノコやチュパカブラ、クラーケンやネッシー、雪男などは、それぞれの祖先種から進化した固有種とは思えない。いずれにしても、著者が指摘しているように、人間は、残されている文献や化石などを分析して過去の結果を解釈できても、将来の生物相や未来の出来事は予見できない。私たちは新たな知見を得る度に、宇宙や自然の神秘を解き明かしたように錯覚するが、結局、自分たちの無知を思い知らされているだけだ。
2017年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『本を読むってたのしいなあ』の気持ちを思い出させてくれる本でした。
2016年7月30日に日本でレビュー済み
島には鳥がいる。島の鳥だ。
その鳥から進化論を唱えたのがダーウィン。その鳥から文化論を唱えたのが川上和人。
著者の川上和人先生は、現代のダーウィンだ。
ダーウィンはガラパゴス島で研究して、鳥の『進化論』を書いた。
川上先生は小笠原諸島を始めハワイ島まで広く島を研究した上で本書『そもそも島に進化あり』を書かれた。
ガラパゴス島の「ガラ」から名付けた「ガラケー」を世界に広めたニッポン島で、
焼き鳥と鳥ガラ・スープのらーめんを食べながら、研究を続ける先生、すてきだわ、りっぱだわ。
どう考えても川上先生の勝ちだ。
先生のご紹介が遅れてしまったが、先生の「そもそも」は鳥類学者である。ご専門は、島嶼の鳥類学。
「嶼」の漢字は手ではなかなか、ほとんど書けないしょ。島類ではダメですか?
「島」の異体字には、長嶋の「嶋」のように、山と「鳥」を左右上下に組み合わせた漢字がある。
ただし、鳥の右に山を書く漢字は無いそうだが、先生はこの字も作ってコンプリートしてほしかった、と言う。
先生は漢字にもお詳しいかんじ。
先生は、鳥の「気持ち」になって、20年以上精力的に研究を続けている。
そもそも鳥は飛ぶ。だけど、鳥にしてみれば、「心」の底ではそれほど飛びたくない、と思っている。だから、飛ぶのをやめた鳥も出現した。こうして鳥は進化したんだよ、と先生は言っているようだ。鳥に変した、鳥に恋した島の研究者、鳥と島の大変良き理解者である。
最後に、先生は日本の漫画や子どもの本にもお詳しい。
そんな川上先生からのアドバイス。
「島」と聞いて、ランゲルハンス島が思い浮かんでしまった人は、
勉強のしすぎなので、漫画でも読んでもっと人生を楽しんでほしい、とのこと。
「島」と聞いて、『ランゲルハンス島の午後』が思い浮かんでしまったボクは、
村上春樹の読みすぎなので、勉強でもしてもっと人生を楽しむことにした。やれやれ。
その鳥から進化論を唱えたのがダーウィン。その鳥から文化論を唱えたのが川上和人。
著者の川上和人先生は、現代のダーウィンだ。
ダーウィンはガラパゴス島で研究して、鳥の『進化論』を書いた。
川上先生は小笠原諸島を始めハワイ島まで広く島を研究した上で本書『そもそも島に進化あり』を書かれた。
ガラパゴス島の「ガラ」から名付けた「ガラケー」を世界に広めたニッポン島で、
焼き鳥と鳥ガラ・スープのらーめんを食べながら、研究を続ける先生、すてきだわ、りっぱだわ。
どう考えても川上先生の勝ちだ。
先生のご紹介が遅れてしまったが、先生の「そもそも」は鳥類学者である。ご専門は、島嶼の鳥類学。
「嶼」の漢字は手ではなかなか、ほとんど書けないしょ。島類ではダメですか?
「島」の異体字には、長嶋の「嶋」のように、山と「鳥」を左右上下に組み合わせた漢字がある。
ただし、鳥の右に山を書く漢字は無いそうだが、先生はこの字も作ってコンプリートしてほしかった、と言う。
先生は漢字にもお詳しいかんじ。
先生は、鳥の「気持ち」になって、20年以上精力的に研究を続けている。
そもそも鳥は飛ぶ。だけど、鳥にしてみれば、「心」の底ではそれほど飛びたくない、と思っている。だから、飛ぶのをやめた鳥も出現した。こうして鳥は進化したんだよ、と先生は言っているようだ。鳥に変した、鳥に恋した島の研究者、鳥と島の大変良き理解者である。
最後に、先生は日本の漫画や子どもの本にもお詳しい。
そんな川上先生からのアドバイス。
「島」と聞いて、ランゲルハンス島が思い浮かんでしまった人は、
勉強のしすぎなので、漫画でも読んでもっと人生を楽しんでほしい、とのこと。
「島」と聞いて、『ランゲルハンス島の午後』が思い浮かんでしまったボクは、
村上春樹の読みすぎなので、勉強でもしてもっと人生を楽しむことにした。やれやれ。
2021年4月12日に日本でレビュー済み
この方の著作は初めてお読みしたのですが、うーんと……面白く書きたいという作者の気持ちは伝わりますが、知りたい気持ちを前面に持っていて読むと、どうでもいいノイズが多いです。あと島には美女が欲しいってくだりがちょっと……気持ちはわかりますが、言うのは一度くらいで十分です……
内容は興味深いのですが、章ごとの結論などが章題からわかりづらかったりします。ウケ狙いでタイトルがつけられていたりするので……
とはいえ、鳥の話のところはさすがに本当に読みやすくわかりやすいのはさすがだと思います。ですので、もうちょっと真面目なものを読みたいなぁと思ってしまいました。
読書はギャンブルと冒頭にありましたが、まさしくですね。重ねて言いますが、内容そのものは良いです。
内容は興味深いのですが、章ごとの結論などが章題からわかりづらかったりします。ウケ狙いでタイトルがつけられていたりするので……
とはいえ、鳥の話のところはさすがに本当に読みやすくわかりやすいのはさすがだと思います。ですので、もうちょっと真面目なものを読みたいなぁと思ってしまいました。
読書はギャンブルと冒頭にありましたが、まさしくですね。重ねて言いますが、内容そのものは良いです。
2018年7月10日に日本でレビュー済み
鳥では無くて 島ですね
面白そうだったので 途中でやめてキャンプに持って行ってテントで読みました 最高ですね
こんな先生の講演聞いてみたいし
フィールドトリップとかあったら、美女の有無は別にして結構高値でも行ってしまうかも、、
面白そうだったので 途中でやめてキャンプに持って行ってテントで読みました 最高ですね
こんな先生の講演聞いてみたいし
フィールドトリップとかあったら、美女の有無は別にして結構高値でも行ってしまうかも、、