昨年、『「後継者」という生き方』という、後継者が書いた後継者のための本を
出した著者が、今度は「新米後継社長のための本」を出したというので、さっそく
読んでみました。
後継社長は、著者が述べているように「生まれながらに後を継ぐことを期待されて生きて
きた後継者という存在。その胸に秘めた想いや悩みは同じ後継者にしか真に理解すること
はできない」という状況の中で、何を学び、どう行動しなければいけないのか。
創業者や社員にどう接していくのが良いのか。先代から引き継いだ事業を、どういまの
時代に合わせどのように伸ばしていくか・・・を著者が指導したり、相談を受けた数々の
事例をもとに独自の経営視点で説いています。
世の中には多くの経営書が出ていますが、社長になったばかりの人がまず読んでみる
一冊ではないでしょうか?
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幾代もの繁栄を築く 後継社長の実務と戦略 単行本 – 2016/11/25
牟田 太陽
(著)
●団塊世代の創業経営者が70代にさしかかり、いっせいに引退の時期を迎えている昨今、「事業承継」に対する関心は非常に高い。
●日本経営合理化協会は、『社長業』などのベストセラーがある社長専門コンサルタントの牟田學氏が昭和40年に設立。以来、全国の中小企業の経営者を支援し続け、絶大なる信頼と地位を獲得。現在、その顧客数は16万社にも及ぶ。
●その専務理事を務める著者は、父・牟田學氏から事業経営の真髄と経営者の心得を叩き込まれた同協会の「後継者」。後継者でかつ経営コンサルタントでもあるという稀少な立場から、これまで2000社を超すオーナー社長や後継者の相談にのってきた。創業者や後継者が抱える様々な悩みや事業承継問題に、日本で最も精通する人物と言っても過言はない。
●本書では、主に会社を継いだばかりの後継社長に向け、絶対に身につけておくべき「経営の原理原則」を豊富な事例とともに解説。厳しくも愛情あふれる「新米後継社長のための教科書」。
【本書「まえがき」より抜粋】
「父親が成功した会社の基幹事業だが、もはや時代に合っているとは言いがたい。
父親が長年付き合ってきた取引先だが、経営効率が悪すぎるので手を切りたい。
父親を支えてきた役員たちだが、はたしてその処遇をどうするか……。
こうした事態を前に、教科書通りの経営判断を下すことができるだろうか。はたしてそれでいいのだろうか。これまで出ている事業承継関連本は、アナログでウェットな、それでいてオーナー企業の本質を衝いた事態を想定して書かれているとはとてもいえない。
本書は、経営の手法やノウハウに終始したものではない。それらの解説も当然あるが、どんな会社のどんな社長が、どんな想いでどんな判断を下したのか、数多くの事例を示しながら語ってみたい。数多くの創業者や後継者と会い、親身に相談に乗り、腹を割って話してきたからこそ知り得た生々しい事例を私なりに咀嚼したつもりである」
【本書の構成】
第1章「会社を伸ばす後継社長」になるための絶対条件
第2章 受注と見込み、「儲かる事業体質への転換」
第3章 「成長拡大戦略」と「安定戦略」
第4章 後継社長がつくるべき強い組織と配置
第5章 自分を磨き、「社長の器」を広げる
〈巻末付録〉後継社長が心に刻むべき62のこと
●日本経営合理化協会は、『社長業』などのベストセラーがある社長専門コンサルタントの牟田學氏が昭和40年に設立。以来、全国の中小企業の経営者を支援し続け、絶大なる信頼と地位を獲得。現在、その顧客数は16万社にも及ぶ。
●その専務理事を務める著者は、父・牟田學氏から事業経営の真髄と経営者の心得を叩き込まれた同協会の「後継者」。後継者でかつ経営コンサルタントでもあるという稀少な立場から、これまで2000社を超すオーナー社長や後継者の相談にのってきた。創業者や後継者が抱える様々な悩みや事業承継問題に、日本で最も精通する人物と言っても過言はない。
●本書では、主に会社を継いだばかりの後継社長に向け、絶対に身につけておくべき「経営の原理原則」を豊富な事例とともに解説。厳しくも愛情あふれる「新米後継社長のための教科書」。
【本書「まえがき」より抜粋】
「父親が成功した会社の基幹事業だが、もはや時代に合っているとは言いがたい。
父親が長年付き合ってきた取引先だが、経営効率が悪すぎるので手を切りたい。
父親を支えてきた役員たちだが、はたしてその処遇をどうするか……。
こうした事態を前に、教科書通りの経営判断を下すことができるだろうか。はたしてそれでいいのだろうか。これまで出ている事業承継関連本は、アナログでウェットな、それでいてオーナー企業の本質を衝いた事態を想定して書かれているとはとてもいえない。
本書は、経営の手法やノウハウに終始したものではない。それらの解説も当然あるが、どんな会社のどんな社長が、どんな想いでどんな判断を下したのか、数多くの事例を示しながら語ってみたい。数多くの創業者や後継者と会い、親身に相談に乗り、腹を割って話してきたからこそ知り得た生々しい事例を私なりに咀嚼したつもりである」
【本書の構成】
第1章「会社を伸ばす後継社長」になるための絶対条件
第2章 受注と見込み、「儲かる事業体質への転換」
第3章 「成長拡大戦略」と「安定戦略」
第4章 後継社長がつくるべき強い組織と配置
第5章 自分を磨き、「社長の器」を広げる
〈巻末付録〉後継社長が心に刻むべき62のこと
- 本の長さ319ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2016/11/25
- 寸法13.5 x 2.5 x 19.5 cm
- ISBN-10456983227X
- ISBN-13978-4569832272
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商品の説明
著者について
日本経営合理化協会専務理事。1972年生まれ。大学卒業後、アイルランドで和食レストランを創業。
その経験と事業を継ぐ決意とともに帰国、日本経営合理化協会に入協。企画部長、事務局長を経て2010年4月より現職。
2000社を超すオーナー社長や後継者と親密な関係を築く中で、社長や後継者が抱える様々な悩みや事業承継問題に精通。
その親身かつ適切な指導には特に定評がある。
その経験と事業を継ぐ決意とともに帰国、日本経営合理化協会に入協。企画部長、事務局長を経て2010年4月より現職。
2000社を超すオーナー社長や後継者と親密な関係を築く中で、社長や後継者が抱える様々な悩みや事業承継問題に精通。
その親身かつ適切な指導には特に定評がある。
登録情報
- 出版社 : PHP研究所 (2016/11/25)
- 発売日 : 2016/11/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 319ページ
- ISBN-10 : 456983227X
- ISBN-13 : 978-4569832272
- 寸法 : 13.5 x 2.5 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 335,199位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 93位株主総会・取締役会・会社継承
- - 167位歴史に学ぶビジネス
- - 560位ビジネス企画
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
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2016年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2016年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「後継者」という実際の立場から事業承継についてまとめられた参考になる本です。
小手先の技術論では終わらない骨太との内容です。
事業承継の在り方は,それぞれの会社独自の在り方があります。
ですが「ここは抑えておかないと」という共通項もあると思います。
この本では,そういったポイントがテンポ良くまとまっています。
後継者としての当事者性をお持ちの著者だからこその一冊です。
やはり御経験があるからこそ文章に説得力がにじんでいます。
承継をする側あるいはされる側の双方にとって参考になる一冊です。
小手先の技術論では終わらない骨太との内容です。
事業承継の在り方は,それぞれの会社独自の在り方があります。
ですが「ここは抑えておかないと」という共通項もあると思います。
この本では,そういったポイントがテンポ良くまとまっています。
後継者としての当事者性をお持ちの著者だからこその一冊です。
やはり御経験があるからこそ文章に説得力がにじんでいます。
承継をする側あるいはされる側の双方にとって参考になる一冊です。
2017年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私自身も後継者として、古参社員との関係について悩んでいた矢先に手にした書籍です。
多くの創業者と後継者の橋渡しをしてきた著者だから語れる事例が豊富で、すぐにでも自社に応用出来そうなものばかりで大変助かりました。
また、前述の課題を解決するだけだなく、知った気になっていた事業経営の原理原則まで学ぶことができ、私にとっての座右の書です。
近年、親子経営のマイナスな面だけが注目されるが、一枚岩になった親子間ほど強いものはないのではないかと思わせてくれる素晴らしい著書でした。
多くの創業者と後継者の橋渡しをしてきた著者だから語れる事例が豊富で、すぐにでも自社に応用出来そうなものばかりで大変助かりました。
また、前述の課題を解決するだけだなく、知った気になっていた事業経営の原理原則まで学ぶことができ、私にとっての座右の書です。
近年、親子経営のマイナスな面だけが注目されるが、一枚岩になった親子間ほど強いものはないのではないかと思わせてくれる素晴らしい著書でした。
2016年11月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
後継「社長の器」は、
事業規模の大きさや社員の多さでは無く、
「社員からの信頼」で決まる。など、
実務はもちろん、
著者が経験で導きだしたと思われる、
類書にない、独自の視点、姿勢、見識に
大変、啓発されました
事業規模の大きさや社員の多さでは無く、
「社員からの信頼」で決まる。など、
実務はもちろん、
著者が経験で導きだしたと思われる、
類書にない、独自の視点、姿勢、見識に
大変、啓発されました
2017年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
感謝しながら、読んでおります。
読みながら、ふと、、、考えるが多いです。
ある種のバイブルかもしれないです。
読む価値は、あります。 ありがとう御座います。
読みながら、ふと、、、考えるが多いです。
ある種のバイブルかもしれないです。
読む価値は、あります。 ありがとう御座います。
2017年9月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に読みごたえのある内容で、今後の参考にします。ありがとうございます
2016年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
社長といっても、創業社長と後継者では事業、経営に対する思いや考え方は違うもの。後継社長としてすでにある会社、事業をいかに引継ぎ経営していくか、その実際が分かりやすく書かれた良書。事例も豊富で、実際の経営の現場がみえる内容も非常に役に立ちます。
2016年12月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
後継者が書いた後継者に向けた本ならではの内容。数々の実体験に基づく事例がテーマごとに書かれており凄く読みやすいです。ぜひ20代から40代ぐらいの後継社長、特に先代との良好な関係を築き事業を発展させ永続させたいと思っている方にはおすすめです。