内容は戦国時代の一武将の半生が読みやすくテンポよく描かれているが
どちらかというと過酷な社会をいかに泳ぎきるかというテーマに置き換える
こともできると思う。
サラリーマンとしての目標を失った時、リストラされそうになった時、
独立や転職などを考えている時
必ず何等かしらの指針になるものだとと思う。
一芸に秀いでること・健康・適応・よき友 の
重要性を再認識させられた。
実在の人物を題材として、ストーリー展開も素晴らしい。
一般的に知られている史実は簡潔に描かれているので
歴史小説にありがちな史実の繰り返しによる歴史教科書的
な再読感がないのがよい。
反面、物語や「弓」の特性などはわかりやすく、詳細に表現されており、
弓と鉄砲の違いなど知的興味を掻き立てられ楽しく最後まで一気に読み切れる。
是非アラフォーのうちに読んでおきたいオススメの一冊!

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
九十三歳の関ヶ原 弓大将大島光義 単行本 – 2016/7/22
近衛 龍春
(著)
還暦すぎても信長に重用され、九十三歳にして天下分け目の戦いで戦功をあげた、実在の戦国武将。初めて描かれる、天下無比の生涯。
- 本の長さ318ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2016/7/22
- 寸法14 x 2.7 x 19.8 cm
- ISBN-104103501510
- ISBN-13978-4103501510
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2016/7/22)
- 発売日 : 2016/7/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 318ページ
- ISBN-10 : 4103501510
- ISBN-13 : 978-4103501510
- 寸法 : 14 x 2.7 x 19.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 878,506位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2023年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こういう人物がいるとはこの本を読むまで知りませんでした。丁寧な人物描写で非常に読みやすかったです。主人公は波瀾万丈ながら一本筋の通った行き方をしており読後感も満足しました。
2016年12月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
かなり歴史好きな私ですら名前しかしらなかった大島光義ここまで掘り下げるとは…読んで田舎の父に送りました!お勧めします
2020年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
弓が鉄砲に対して時代遅れである事を察しつつも弓に拘り、工夫を凝らし、自分の技術に誇りを持って時代を生き抜いた姿に感銘を受けました。
2016年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品で初めて知った武将ですが、一気に読んでしまいました。
2020年2月2日に日本でレビュー済み
まさに傑作。私は近衛龍晴さんを存じ上げなかったのですが、しばらくはこの人の作品を読みまくりたいですな。
巻末の参考文献を見て驚きましたが、まじめに数えようとは思わないくらい出展が並んでいて、300くらいはあるんじゃなかろうかと思われる数。近衛さんの資料の渉猟ぶりには感服仕ります。
ネタバレになるので書きませんが、単なる戦記物ではなく、二人の女性とのやりとりがあったり、面白いです。
戦国物がお好きではない方でも楽しめるのでは?
巻末の参考文献を見て驚きましたが、まじめに数えようとは思わないくらい出展が並んでいて、300くらいはあるんじゃなかろうかと思われる数。近衛さんの資料の渉猟ぶりには感服仕ります。
ネタバレになるので書きませんが、単なる戦記物ではなく、二人の女性とのやりとりがあったり、面白いです。
戦国物がお好きではない方でも楽しめるのでは?
2022年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公が長生きなので仕方ないかもですけど、長すぎる気がしますね。事実に基づいているから仕方ないのかもしれないですけど、もう少しメリハリがあってもよかったと思います。ずっと小春日和な感じでしたね。
2019年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔の日本人の気概が全てに表現されてエンタメとしても楽しめた。
こんな人の大河ドラマもあっていいと思いました。
こんな人の大河ドラマもあっていいと思いました。