府に落ちた本でした。幾多の仕事術と銘打った、センセーショナルな題名だけの内容の薄い小手先のビジネス書を何冊か多読しましたが。この本を読めば全て解決。生き方、哲学にもなりますね。
何のために仕事をするのか、ひいては生きるのかというような。
毅然として、粛々と自分の幸福のみならず、自分に関わる周りも幸せにするための仕事。
綺麗事ではなくそれを為そうと行動すれば自ずと道は開ける。。
松下哲学にも通じますが、もっと現代的で具体的な気がします。
頭下げないのは、自分の為にお願いするのではないから。
相手の幸せを含めた利益なら、上下ではなく同志。
フラットな関係であること。目から鱗です。勝って打ち負かすという狩猟民族の戦い方ではなく。
より良いものの方に共に向かう協働の仕事術。とても日本的かと。
自分を超え、共同体の為、日本の為、世界の為。
そういった視野の広がりを感じます。もっと売れて欲しいです。星6つ

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頭を下げない仕事術 単行本 – 2016/11/14
高野 誠鮮
(著)
『ローマ法王に米を食べさせた男』高野誠鮮氏が明かす、「頼まずに相手を動かす」極意。誰もがすぐに取り入れられる24の仕事術として紹介します。
「頭を下げて『お願い』しない」をはじめ、「売りたいときほど売らない」「『戦略』は立てても『計画』はしない」などの仕事術は、常識はずれとも見えますが、
著者は実際にこのやり方で「一地方公務員」という立場でありながら、ローマ法王、NASA、ロシア宇宙局、エルメスなど、世界のトップを動かしてきたのです。
では著者は何から学びを得て、このユニークな仕事術を実践し始めたのか。
いかなる情報、人脈、戦略を用いて構想を成功につなげてきたのか。
また、気になるその後は、いったい何をやっているのか――。
本書では、これらすべてが明かされます。
まずは仕事の基礎となる「情報」について、
……師と仰ぐ情報将校、コールマン・フォン・ケビュツキー氏との出会いと学び
……著者自身「大いに学んだ」と認める、「ロバートソン査問会」報告書の要点
などを紹介。
そこから「人脈術」「戦略術」「販売術」「広報・宣伝術」などに話は広がりますが、著者は権謀術数をよしとはしていません。
仕事を進める上で最も重要なのは、「利他のこころ」だと言います。相手のためを思い、提案を持ちかけるのであれば、頭は下がりようがない。
頭を下げるのは「利己」だからだと。
このことは、著者がローマ法王に米を食べさせた「その後」の仕事でも体現されています。
今度の仕事相手は日本、そして動かすのは世界。
『奇跡のリンゴ』著者・木村秋則氏が生んだ日本発の自然栽培を「ジャポニック」と名付け、それを専門に学ぶ大学の授業開講に奔走。
さらにはそのジャポニックを「国策」にすべく、石破茂氏、小泉進次郎氏らに直訴して――。
すべての働く人、大きな仕事をしたい人に向けた「使える」実用書。
石破茂、辻野晃一郎、木村秋則、立川志の輔、紺野美沙子(以上敬称略)推薦。
「頭を下げて『お願い』しない」をはじめ、「売りたいときほど売らない」「『戦略』は立てても『計画』はしない」などの仕事術は、常識はずれとも見えますが、
著者は実際にこのやり方で「一地方公務員」という立場でありながら、ローマ法王、NASA、ロシア宇宙局、エルメスなど、世界のトップを動かしてきたのです。
では著者は何から学びを得て、このユニークな仕事術を実践し始めたのか。
いかなる情報、人脈、戦略を用いて構想を成功につなげてきたのか。
また、気になるその後は、いったい何をやっているのか――。
本書では、これらすべてが明かされます。
まずは仕事の基礎となる「情報」について、
……師と仰ぐ情報将校、コールマン・フォン・ケビュツキー氏との出会いと学び
……著者自身「大いに学んだ」と認める、「ロバートソン査問会」報告書の要点
などを紹介。
そこから「人脈術」「戦略術」「販売術」「広報・宣伝術」などに話は広がりますが、著者は権謀術数をよしとはしていません。
仕事を進める上で最も重要なのは、「利他のこころ」だと言います。相手のためを思い、提案を持ちかけるのであれば、頭は下がりようがない。
頭を下げるのは「利己」だからだと。
このことは、著者がローマ法王に米を食べさせた「その後」の仕事でも体現されています。
今度の仕事相手は日本、そして動かすのは世界。
『奇跡のリンゴ』著者・木村秋則氏が生んだ日本発の自然栽培を「ジャポニック」と名付け、それを専門に学ぶ大学の授業開講に奔走。
さらにはそのジャポニックを「国策」にすべく、石破茂氏、小泉進次郎氏らに直訴して――。
すべての働く人、大きな仕事をしたい人に向けた「使える」実用書。
石破茂、辻野晃一郎、木村秋則、立川志の輔、紺野美沙子(以上敬称略)推薦。
- 本の長さ274ページ
- 言語日本語
- 出版社宝島社
- 発売日2016/11/14
- ISBN-104800231477
- ISBN-13978-4800231475
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商品の説明
著者について
高野 誠鮮 (たかの じょうせん) プロフィール
1955年、石川県羽咋市生まれ。日蓮宗・本證山妙法寺の次男として育つ。高校卒業後、上京。科学ジャーナリスト、テレビの構成作家として『11PM』や『プレステージ』等を手がけたのち、故郷の羽咋市へ。1984年に同市臨時職員となる。一職員という立場で「UFOで町おこし」を企画し、NASAやロシア宇宙局と直接交渉。月の石やルナ/マーズ・ローバーを100年無償で借りる、本物の宇宙からの帰還カプセルを買い付ける等を行い、日本初の宇宙科学博物館「コスモアイル羽咋」を創設。また2005年には深刻な過疎高齢化にあえぐ同市神子原地区を、年間わずか60万円の予算で再生するプロジェクトに着手。「神子原米」のブランド化およびローマ法王への献上、Iターン移住者の誘致、直売所開所による農家のJA依存の脱却および高収入化等に成功。同地区は四年後に「限界集落」を脱却する。2016年3月、同市役所を定年退職。現在は農薬・化学肥料不使用の自然栽培(ジャポニック)の普及に尽力するかたわら、氷見市等の地方創生アドバイザーとして活躍。企業から依頼を受けて講演・若手育成等にも携わる。著書に『ローマ法王に米を食べさせた男』(講談社)。
1955年、石川県羽咋市生まれ。日蓮宗・本證山妙法寺の次男として育つ。高校卒業後、上京。科学ジャーナリスト、テレビの構成作家として『11PM』や『プレステージ』等を手がけたのち、故郷の羽咋市へ。1984年に同市臨時職員となる。一職員という立場で「UFOで町おこし」を企画し、NASAやロシア宇宙局と直接交渉。月の石やルナ/マーズ・ローバーを100年無償で借りる、本物の宇宙からの帰還カプセルを買い付ける等を行い、日本初の宇宙科学博物館「コスモアイル羽咋」を創設。また2005年には深刻な過疎高齢化にあえぐ同市神子原地区を、年間わずか60万円の予算で再生するプロジェクトに着手。「神子原米」のブランド化およびローマ法王への献上、Iターン移住者の誘致、直売所開所による農家のJA依存の脱却および高収入化等に成功。同地区は四年後に「限界集落」を脱却する。2016年3月、同市役所を定年退職。現在は農薬・化学肥料不使用の自然栽培(ジャポニック)の普及に尽力するかたわら、氷見市等の地方創生アドバイザーとして活躍。企業から依頼を受けて講演・若手育成等にも携わる。著書に『ローマ法王に米を食べさせた男』(講談社)。
登録情報
- 出版社 : 宝島社 (2016/11/14)
- 発売日 : 2016/11/14
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 274ページ
- ISBN-10 : 4800231477
- ISBN-13 : 978-4800231475
- Amazon 売れ筋ランキング: - 173,610位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 5,852位ビジネス実用本
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日経 BP の紹介記事を読んで一年以上前に購入したと思いますが、今まで放置していました。この手の本は最近数冊購入していますが、これほど説得力のある本は他にありませんでした。この本に書いてあるポイントはいくつかあってその多くは私がこれまでに読んだ本と同じです。いずれもウェブの紹介記事で読んでみたいと思って購入したものばかりなので納得できるものばかりでした。
うちの会社の経営層は不勉強で、誰もが口を開くと馬鹿のように「売上」と「経費節減」しか言いません。一応経営理念やら社員倫理なんかもあって、それなりにまともですが、言っていることとやっていることはその反対です。私の考えが間違っているのだろうか、私の考えが異端なのだろうかと思ってきましたが、どの本にもそんなことは書いていないので私の考えが間違っていないということをこれらの本で確認でき、確信と信念にすることができました。どの本にも感謝しています。
この本は説得力の強さでは群を抜いています。これを先に読んでそれ以外の本を読んでいるとどれも物足らない感じがしていたと思います。そういう意味では「なぜ今まで放置していたのか」という後悔と「今読んで他の本が無駄にならずよかった」という気持ちにさせられています。
この本の一番の特長は「思ったことはやってみよ」と言っていることです。私自身、思いついたけど「やっぱり無理だろう」とやる前から諦めていたことは数知れず。この本を読んでそのうちの一つを早速実行してみたら、相手から返事をもらえて「やってよかった」と実感しています。
他にも役に立つことがわかりやすいことばで書かれていて、どれを取っても無駄になることはありません。
「利他のこころ」などは他の書評にも書いてありますから敢えて私が書くこともありません。
中小企業であってもそんなことは何の障害にもならないということも教えてもらい、あれこれ気後れしていたことも払拭してもらえました。この本を読んでなお「やらない」人にはこれほど無駄な本はありません。
誰にも紹介したくないという気にさせられたりもしますが、そういう私欲がよくないということが書いてあるのにと反省しています(笑)。
読んで損することは何もありませんし、これっぽっちの価格でこれだけのことを教えてもらえるのです。世間の凡百のセミナーよりずっと安くてためになります。
買わないという選択肢のない本です。
もう一冊買おうと思ったらすでに新品は Amazon では購入できないのですね。買えないなんて勿体ないと思って宝島社に「なんで売らないのか」と掛けあおうと思って宝島社のサイトに行けば売られていたので二冊註文しました。「やろう」と思ったことはやりましょう。
うちの会社の経営層は不勉強で、誰もが口を開くと馬鹿のように「売上」と「経費節減」しか言いません。一応経営理念やら社員倫理なんかもあって、それなりにまともですが、言っていることとやっていることはその反対です。私の考えが間違っているのだろうか、私の考えが異端なのだろうかと思ってきましたが、どの本にもそんなことは書いていないので私の考えが間違っていないということをこれらの本で確認でき、確信と信念にすることができました。どの本にも感謝しています。
この本は説得力の強さでは群を抜いています。これを先に読んでそれ以外の本を読んでいるとどれも物足らない感じがしていたと思います。そういう意味では「なぜ今まで放置していたのか」という後悔と「今読んで他の本が無駄にならずよかった」という気持ちにさせられています。
この本の一番の特長は「思ったことはやってみよ」と言っていることです。私自身、思いついたけど「やっぱり無理だろう」とやる前から諦めていたことは数知れず。この本を読んでそのうちの一つを早速実行してみたら、相手から返事をもらえて「やってよかった」と実感しています。
他にも役に立つことがわかりやすいことばで書かれていて、どれを取っても無駄になることはありません。
「利他のこころ」などは他の書評にも書いてありますから敢えて私が書くこともありません。
中小企業であってもそんなことは何の障害にもならないということも教えてもらい、あれこれ気後れしていたことも払拭してもらえました。この本を読んでなお「やらない」人にはこれほど無駄な本はありません。
誰にも紹介したくないという気にさせられたりもしますが、そういう私欲がよくないということが書いてあるのにと反省しています(笑)。
読んで損することは何もありませんし、これっぽっちの価格でこれだけのことを教えてもらえるのです。世間の凡百のセミナーよりずっと安くてためになります。
買わないという選択肢のない本です。
もう一冊買おうと思ったらすでに新品は Amazon では購入できないのですね。買えないなんて勿体ないと思って宝島社に「なんで売らないのか」と掛けあおうと思って宝島社のサイトに行けば売られていたので二冊註文しました。「やろう」と思ったことはやりましょう。
2017年10月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
目先の損得では無く、次元の高い本当の仕事をしていく上での指南書。
何度も読み返して自分に落とし込んでいます。
何度も読み返して自分に落とし込んでいます。
2020年12月25日に日本でレビュー済み
すげー本だ!
10年に1度級。
自分は1年に100冊位読んでるから、1000冊に1冊級。
市の一介の臨時職員の時に羽咋市をUFOの街にし、正職員となって後には同市の自然栽培米をローマ法王に食べてもらい、ブランド化した著者。
普通の人であり、凄い人だ。
普通の人がやれることを可能性を信じてやってやってやりまくった凄い人。
利他の精神と、やる前にダメと決めつけず、「やってみる」精神で。
この本は図書館で借りたのだが、いつも、これはとチェックしたページ(また折にふれて見返したいページ)をコピーしてから返すのだが、チェックしたページが多すぎる場合は、Amazon中古で買うなりする。
それでも全ページがチェック箇所ではなく、ここはいいやというページもたくさんあるので、買った本に、チェックしたページを書いたメモをはさんで、そのページだけ見返したりするんだけど、、
この本はそれもない。なぜなら、全ページ、ここはいらないやというページがないから。こんな本はちょっと記憶にない。
たくさんの人にすすめたい。
タイトルからするとビジネス書だけど、仕事に限らず、趣味でもボランティアでも政治活動でも何でも、社会という舞台で何をやってみようという人全てに。
特に若い人に何かオススメの本はと聞かれたら、この本を挙げたい。
ちょっと惜しむらくはタイトル。
読んだ人間からすると、このタイトルに著者の言いたいことが凝縮されてて、名は体を表すものになってるんだけど、知らない人が見たら、何か、楽して巧妙にことをすすめるテクニック本みたいに思われそうというか(笑)
だったら何か出してみろと言われてもちょっと出てこないけど…もうちょっと何か、知らない人が見てもすごい興味をそそられるものだったら…素晴らしすぎる本で、たくさんの人に読んでもらいたいだけに。
タイトルが表してる想いは、、
我欲だとお願いになる。
が、相手にとって嬉しい、もしくはこれをやることが社会の、人々の役に立つ、喜んでもらえるからやりたい、そういう想いであれば「お願い」ではなく、提案になるということ。
我欲では頼まれた側もしぶしぶになる。
著者はそれで、とてつもないこと、フツーの人間は最初からあきらめ、バカにするようなことを次々と実現させてきた。
人脈もそう。我欲で利用してやろうではなく、何かを利他の精神で実現させたい、あるいは相手を喜ばせたい、こういう思いで動いていると、すごい人脈ができていくし、天も味方する。
もう1つ、これは著者自身はあまり書いてないけど、普通なら腐るようなところに行くことになっても、腐らず、その場でしたいことに挑戦し、花咲かせているところが素晴らしい。
東京のメディア業界で、UFOというやりたいテーマの研究、仕事してたのに実家の都合で田舎に帰って、市役所の月給6万の臨時職員に。
それならそれで、その市をUFOの街にしてしまう(笑) 一介の臨時職員で。その経緯もすごいし、痛快。(これについては著者が出演したテレビ「激レアさんを連れてきた」の方が詳しく語られてたが、本著にも書いてある)
後に理不尽な市長に閑職の農政部門に左遷されたら、農家の人達のことを考えて改革を実行し、さらに地元の自然栽培米をブランドにし、ローマ法王に食べてもらう。そんな凄い相手に、何のつてがあったわけでもなく、しかもお願いもせず、提案して(笑)
その他にも、情報、戦略というものについて、机上の勉強でなく、実行、実践してきた、血の通った生きた言葉がつづられている。
この本の主要テーマである、利他の心で、可能性があればとにかくやってみるという精神も、なんでも実践、実行してきたからこそ掴めた著者の宝だ。
あと、自分は、ちっちゃな縄張り意識で組織・団体の利益ありき、その中での忠誠と団結が正義という群れの感覚が大嫌いなので、著者が「セクショナリズム」と表現するそれをバッサリ斬ってるところは痛快だった。
その他にも、勉強になること、視点、世界の裏舞台が垣間見えるところなど、多々。
書かれている内容はすごく具体的でありながら、著者が伝えたいテーマはシンプルに頭に入って離れない。
けど、それをしっかり身体に浸み込ませたいために、手元に置いて繰り返し読みたくなる本だ。
10年に1度級。
自分は1年に100冊位読んでるから、1000冊に1冊級。
市の一介の臨時職員の時に羽咋市をUFOの街にし、正職員となって後には同市の自然栽培米をローマ法王に食べてもらい、ブランド化した著者。
普通の人であり、凄い人だ。
普通の人がやれることを可能性を信じてやってやってやりまくった凄い人。
利他の精神と、やる前にダメと決めつけず、「やってみる」精神で。
この本は図書館で借りたのだが、いつも、これはとチェックしたページ(また折にふれて見返したいページ)をコピーしてから返すのだが、チェックしたページが多すぎる場合は、Amazon中古で買うなりする。
それでも全ページがチェック箇所ではなく、ここはいいやというページもたくさんあるので、買った本に、チェックしたページを書いたメモをはさんで、そのページだけ見返したりするんだけど、、
この本はそれもない。なぜなら、全ページ、ここはいらないやというページがないから。こんな本はちょっと記憶にない。
たくさんの人にすすめたい。
タイトルからするとビジネス書だけど、仕事に限らず、趣味でもボランティアでも政治活動でも何でも、社会という舞台で何をやってみようという人全てに。
特に若い人に何かオススメの本はと聞かれたら、この本を挙げたい。
ちょっと惜しむらくはタイトル。
読んだ人間からすると、このタイトルに著者の言いたいことが凝縮されてて、名は体を表すものになってるんだけど、知らない人が見たら、何か、楽して巧妙にことをすすめるテクニック本みたいに思われそうというか(笑)
だったら何か出してみろと言われてもちょっと出てこないけど…もうちょっと何か、知らない人が見てもすごい興味をそそられるものだったら…素晴らしすぎる本で、たくさんの人に読んでもらいたいだけに。
タイトルが表してる想いは、、
我欲だとお願いになる。
が、相手にとって嬉しい、もしくはこれをやることが社会の、人々の役に立つ、喜んでもらえるからやりたい、そういう想いであれば「お願い」ではなく、提案になるということ。
我欲では頼まれた側もしぶしぶになる。
著者はそれで、とてつもないこと、フツーの人間は最初からあきらめ、バカにするようなことを次々と実現させてきた。
人脈もそう。我欲で利用してやろうではなく、何かを利他の精神で実現させたい、あるいは相手を喜ばせたい、こういう思いで動いていると、すごい人脈ができていくし、天も味方する。
もう1つ、これは著者自身はあまり書いてないけど、普通なら腐るようなところに行くことになっても、腐らず、その場でしたいことに挑戦し、花咲かせているところが素晴らしい。
東京のメディア業界で、UFOというやりたいテーマの研究、仕事してたのに実家の都合で田舎に帰って、市役所の月給6万の臨時職員に。
それならそれで、その市をUFOの街にしてしまう(笑) 一介の臨時職員で。その経緯もすごいし、痛快。(これについては著者が出演したテレビ「激レアさんを連れてきた」の方が詳しく語られてたが、本著にも書いてある)
後に理不尽な市長に閑職の農政部門に左遷されたら、農家の人達のことを考えて改革を実行し、さらに地元の自然栽培米をブランドにし、ローマ法王に食べてもらう。そんな凄い相手に、何のつてがあったわけでもなく、しかもお願いもせず、提案して(笑)
その他にも、情報、戦略というものについて、机上の勉強でなく、実行、実践してきた、血の通った生きた言葉がつづられている。
この本の主要テーマである、利他の心で、可能性があればとにかくやってみるという精神も、なんでも実践、実行してきたからこそ掴めた著者の宝だ。
あと、自分は、ちっちゃな縄張り意識で組織・団体の利益ありき、その中での忠誠と団結が正義という群れの感覚が大嫌いなので、著者が「セクショナリズム」と表現するそれをバッサリ斬ってるところは痛快だった。
その他にも、勉強になること、視点、世界の裏舞台が垣間見えるところなど、多々。
書かれている内容はすごく具体的でありながら、著者が伝えたいテーマはシンプルに頭に入って離れない。
けど、それをしっかり身体に浸み込ませたいために、手元に置いて繰り返し読みたくなる本だ。
2017年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本物の仕事がわかります。素晴らしい。バイブルです。必読です。
2016年11月15日に日本でレビュー済み
頭を下げるという行為は、相手のためではなく、自分の願いを叶えるためにやる行為だ。頭を下げずに、人に動いてもらうにはどうすればいいか。
あの手この手を使い、相手の興味を引き、相手が動く、いや、動きたくなる状況を巧みに作ってきた経験談を交えて紹介しています。
会社組織で働いている身としては、批評家、反対派を「いるいる、こういう人」と思いながら、興味深くその動かし方を知ることができました。
エピソードのいくつか
・米の食味測定をするために、日立ソリューションズからタダで衛星写真を手に入れる
・電通の研修で講師をした際に、研修生から出てきた自然栽培の名前案「ジャポニック」をそのまま使う
という点は、筆者が批判している、他者を無料で利用してるだけではないかと感じます。ただ、実践者ならではの経験ということで、泥臭い部分もあるということで逆にリアリティも感じられました。
あの手この手を使い、相手の興味を引き、相手が動く、いや、動きたくなる状況を巧みに作ってきた経験談を交えて紹介しています。
会社組織で働いている身としては、批評家、反対派を「いるいる、こういう人」と思いながら、興味深くその動かし方を知ることができました。
エピソードのいくつか
・米の食味測定をするために、日立ソリューションズからタダで衛星写真を手に入れる
・電通の研修で講師をした際に、研修生から出てきた自然栽培の名前案「ジャポニック」をそのまま使う
という点は、筆者が批判している、他者を無料で利用してるだけではないかと感じます。ただ、実践者ならではの経験ということで、泥臭い部分もあるということで逆にリアリティも感じられました。
2016年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この方の行動力、着眼点、粘り、素晴らしい方でこれからも目が離せません。
2017年3月2日に日本でレビュー済み
自分でなく、相手が喜ぶことをすることで興味を持ってもらう。交渉で大切なのは相手に喜んでもらえること。
利他の心を持ち仕事に励む。
利己の気持ちがあるから相手にお願いする、頭を下げてしまう。乞食根性を表に出してはいけない。金色夜叉から解き離れた時、人は驚くような強さを発揮する。「褒められたい」という気持ちは利己の表れ、「喜んでもらいたい」は利他心そのもの。
人の喜びを自分の喜びと思える滅私の心が大切。自分に掛け合せるものが利己的なことだと自分しか満足できないが、利他への貢献を掛け合せると自分や自分の仕事が無限大に広がっていく。
行動することの大切さ、そして行動に移す前の計画も大切である。
気合いと勇気を出して即行動するため、周囲に目標を公表してやるしかない環境、状況を作る。
手のひらに地球を置いて考えることで、目の前の悩みがどれだけ小さいか、解決できないことなんてないと思える。
書店でたまたま手に取った本でしたが、こんなにも心に響いたのは、当時公務員でありながらここまで諦めず行動に移した著者の心の強さに魅力があるからだと思います。
利他の心を持ち仕事に励む。
利己の気持ちがあるから相手にお願いする、頭を下げてしまう。乞食根性を表に出してはいけない。金色夜叉から解き離れた時、人は驚くような強さを発揮する。「褒められたい」という気持ちは利己の表れ、「喜んでもらいたい」は利他心そのもの。
人の喜びを自分の喜びと思える滅私の心が大切。自分に掛け合せるものが利己的なことだと自分しか満足できないが、利他への貢献を掛け合せると自分や自分の仕事が無限大に広がっていく。
行動することの大切さ、そして行動に移す前の計画も大切である。
気合いと勇気を出して即行動するため、周囲に目標を公表してやるしかない環境、状況を作る。
手のひらに地球を置いて考えることで、目の前の悩みがどれだけ小さいか、解決できないことなんてないと思える。
書店でたまたま手に取った本でしたが、こんなにも心に響いたのは、当時公務員でありながらここまで諦めず行動に移した著者の心の強さに魅力があるからだと思います。