Heatwaveと言えば、あのMichael JacksonをSuper Starへと導いた天才Songwriter、Rod Tempertonが所属していたVocal & Instrumental Groupとして夙に有名であるが、
最初はEuropeで人気が出、その後Americaへ出戻って人気爆発したGroupだと言う事は案外知られていない。
つまりDebut当初はU.K.受けを狙った典型的Disco Bandだった訳で、彼らのDebut曲であり、最大のHit曲でもある"Boogie Nights"を聴けば、その辺りも合点がいくだろう。
しかしHeatwaveには"Boogie Nights"以外にも素晴らしい曲目白押しであり、このBest Albumには殆ど網羅されていると言っても過言ではない。
私は25年前にAnalogで購入し、かなり聴き込んだもんです。
例えば8曲目の"Posin' Til Closin'"はSingle-Cutされてもいない隠れた名曲だが、サビの部分などRodらしい売れ線のMelody Lineを持った実に心地の良いGrooveのMedium Numberであり
5曲目の"The Groove Line"は彼らにとって"Boogie Nights"に次ぐ大Hit曲で、"Boogie Nights"に負けず劣らずカッチョ良い。
6曲目の"Gangsters Of The Groove"は爽やかTaste溢れるMedium Numberだが、曲の後半ではDisco Band、Funk GroupらしいChorusを聴かせてくれる。
Balladは2曲目、4曲目、7曲目に控えており、何れも彼らの代表曲であるが、中で私は一番Minorな"Mind Blowing Decisions"が大好きで
彼らがChorus Groupとしても一流の実力を備えているのが良く解るGood Numberだ。
Album Lastを飾る"The Big Guns"は殆どInst Numberであるが、ちょっとEarth, Wind & Fireぽくて、これまたカッコイイんだなぁ。
兎に角、捨て曲なし、正真正銘のBest盤ですので、是非手に入れましょう!