まず、発売まで長かったのが致命的でした。（内容をほとんど覚えてない！）
ただ、それを感じさせないほどの”面白さ”を提供してもらえた作品です。
１〜３巻と短いながらもしっかりと読ませる話作りと構成、
作中のキャラクターに至るまで、まったく無駄がなく非常に楽しめました。
本作の２巻は、１巻で熱の上がった演劇に対する情熱が周りにも伝播し
作中のキャラクター達が徐々に”演劇の舞台”を作り上げる様を描いています。
また、１巻では説明し切れなかったキャラクター達の演劇に対する個性と才能。
更に、演劇部に残った３人の過去、先生や生徒の過去が垣間見えたりと、
１話１話が惰性で終わることなく最終巻に向けて熱量を増した状態で読むことができます。
最終巻である３巻にバトンタッチするような２巻ですが、
内容も濃く、演劇らしいドラマとワクワク感が楽しめる内容です！
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