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なぜふつうに食べられないのか: 拒食と過食の文化人類学 単行本 – 2015/1/22
磯野 真穂
(著)
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医療が語り得ぬもの。質的研究の実践、食体験準拠論の試み。
4年間、111時間におよぶインタビューを通し、6人の「語り」のなかに食の本質を探る。
「摂食障害」という病名の先に彼女たちを待ち受けていたのは、「本質主義」の罠であった。
文化人類学を超えた現代的思想への警告の書。
波平恵美子(お茶の水女子大学名誉教授)
4年間、111時間におよぶインタビューを通し、6人の「語り」のなかに食の本質を探る。
「摂食障害」という病名の先に彼女たちを待ち受けていたのは、「本質主義」の罠であった。
文化人類学を超えた現代的思想への警告の書。
波平恵美子(お茶の水女子大学名誉教授)
- 本の長さ312ページ
- 言語日本語
- 出版社春秋社
- 発売日2015/1/22
- 寸法13.6 x 2.1 x 19.6 cm
- ISBN-104393333365
- ISBN-13978-4393333365
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対象商品: なぜふつうに食べられないのか: 拒食と過食の文化人類学
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商品の説明
著者について
国際医療福祉大学大学院講師(博士【文学】)。1999年、早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒業後、アスレチックトレーナーの資格取得を目指して渡米するが、留学先のオレゴン州立大学にて文化人類学の面白さに目覚め専攻を変更。専攻変更後は、シンガポール国立精神病院摂食障害クリニックの協力を得て現地の摂食障害に関する修士論文を仕上げ、2003年に同大学応用人類学修士号を取得。帰国後、早稲田大学文学研究科博士後期課程に進学し、2010年に博士号(文学)を取得。早稲田大学文化構想学部助教を経て現職。現在は主に現役の医療者に向け文化人類学を教える傍ら、医療現場でのフィールドワークを続けている。主な著書に'The Emergence of Body Image Disturbance in Singapore'"Dissonant Disabilities: Women with Chronic Illnesses Theorize Their Lives." M. Owen and D. Driedger. Toronto, CSPI/Women's Press。
登録情報
- 出版社 : 春秋社 (2015/1/22)
- 発売日 : 2015/1/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 312ページ
- ISBN-10 : 4393333365
- ISBN-13 : 978-4393333365
- 寸法 : 13.6 x 2.1 x 19.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 242,980位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 11,245位楽譜・スコア・音楽書 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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人がわからない未来を前にどう生きるのか、に関心を持っています。人類学の魅力を学問の外に開きたい。
国際医療福祉大学大学院准教授を経て2020年4月より独立しました。研究者としての所属は慶應大学大学院です。
(略歴)1999年、早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒。オレゴン州立大学応用人類学修士課程修了後、早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。
(HP )https://www.mahoisono.com
(研究業績)https://researchmap.jp/mahoisono
(twitter)@mahoisono
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年11月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
普通に食べるという一見普通に見える人間行為に不具合が生じた際、還元主義に代表される科学的思考のメスを無邪気に無批判に振るうとき、かえって負のスパイラルに陥いることがこの本でも証明されたように思われました。
2022年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
摂食障害を治すための本ではないということに注意。
よく知りたい学びたい人向けです。
学術書に近い。
よく知りたい学びたい人向けです。
学術書に近い。
2015年5月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、摂食障害を医療人類学の視点で考察したものです。わたしもかつてそのお仲間でしたので、彼女たちの「語り」は十分理解できるし、ドクターたちの奮闘も知っているつもりです。
医療人類学では、摂食障害を医療の問題と患者側の問題との二つの視点から考えます。どちらの側にも与しない、その点は公平です。
(1) 医療側の問題点=あまりにも還元主義になりすぎているのではないか?
a. 還元主義は、専門的な正しい見方は提示できるが、個人(=患者)の主観は排除するモデルであるということ。
b. 還元主義に基づいて、心と身体が正常であれば『ふつうに食べられる』と決めてかかるため、「食べる」ということが人と人とのかかわりの中で行われているという事実に目を向けることができない。
(2)患者側の問題点=「食」を通じた「人と人とのかかわり合い」、つまり「生きる」ことの本質を見失っている。・
* 食の準拠点を専門的な言説(=[言説]は文化人類学が最も嫌う言葉です。)に移動させた結果、それまでの「食」を失い、さらに「人と人とのかかわり」までも失ってしまった。
本書を読んでの感想ですが、かつての自分の行為を省みて「なんという、おバカな…」というのが正直なところです。還元主義の功罪についてもっと考えるべきなのでしょう。
この還元主義というのは便利なツールです。「原因」についてコチラの思考をエネルギー効率よくサバイテくれるし、ストンと納得できるのと、自省することもなく何でもソノせいにできてしまう安心感と心地よさで、つい還元主義に頼ってしまいがちになります。
結果、わたしは自ら考えることを放棄して、他人の考えをオリジナルだと錯覚して憚らない厚顔無恥な「やから」になっていたということです。
この本の隠れた主題は、還元主義の罠に嵌り「考える」という行為しなくなった我々への警告だったのでは…思います。
医療人類学では、摂食障害を医療の問題と患者側の問題との二つの視点から考えます。どちらの側にも与しない、その点は公平です。
(1) 医療側の問題点=あまりにも還元主義になりすぎているのではないか?
a. 還元主義は、専門的な正しい見方は提示できるが、個人(=患者)の主観は排除するモデルであるということ。
b. 還元主義に基づいて、心と身体が正常であれば『ふつうに食べられる』と決めてかかるため、「食べる」ということが人と人とのかかわりの中で行われているという事実に目を向けることができない。
(2)患者側の問題点=「食」を通じた「人と人とのかかわり合い」、つまり「生きる」ことの本質を見失っている。・
* 食の準拠点を専門的な言説(=[言説]は文化人類学が最も嫌う言葉です。)に移動させた結果、それまでの「食」を失い、さらに「人と人とのかかわり」までも失ってしまった。
本書を読んでの感想ですが、かつての自分の行為を省みて「なんという、おバカな…」というのが正直なところです。還元主義の功罪についてもっと考えるべきなのでしょう。
この還元主義というのは便利なツールです。「原因」についてコチラの思考をエネルギー効率よくサバイテくれるし、ストンと納得できるのと、自省することもなく何でもソノせいにできてしまう安心感と心地よさで、つい還元主義に頼ってしまいがちになります。
結果、わたしは自ら考えることを放棄して、他人の考えをオリジナルだと錯覚して憚らない厚顔無恥な「やから」になっていたということです。
この本の隠れた主題は、還元主義の罠に嵌り「考える」という行為しなくなった我々への警告だったのでは…思います。
2015年4月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「なぜふつうに食べられないのか」
「なぜふつうに食べられるのか」
「なぜ還元主義は・・・」
「なぜ家族モデルは・・・」
「なぜ菓子パンなのか・・・」
拒食、過食について、今までない視点からの問いがとても新鮮でした。
自分は・・・振り返る、考えるきっかけをもらいました。
専門的な単語がたくさんあり、難しいと感じるところもありましたが、それはそれで勉強になり、
当事者の語りは体験談を聞いているようですっと入ってきました。
いろんな立場の方が興味を持って読み進めることができる1冊だと思います。
「なぜふつうに食べられるのか」
「なぜ還元主義は・・・」
「なぜ家族モデルは・・・」
「なぜ菓子パンなのか・・・」
拒食、過食について、今までない視点からの問いがとても新鮮でした。
自分は・・・振り返る、考えるきっかけをもらいました。
専門的な単語がたくさんあり、難しいと感じるところもありましたが、それはそれで勉強になり、
当事者の語りは体験談を聞いているようですっと入ってきました。
いろんな立場の方が興味を持って読み進めることができる1冊だと思います。
2017年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
そもそもの背景が分かる本です。howは記載されていませんが、whyは歴史を追ってわかりやすく書かれています。
2020年5月25日に日本でレビュー済み
心の診療に携わる人には、一般的に摂食障害は、治療の難しい疾患と思われている。
薬物療法、栄養療法、行動療法、認知行動療法、いずれも何も大した効果が出ない。
本書の中でも取り上げられているこれらの治療法に、以前から疑問を持っていた。
大した効果を上げてるようにも見えない。
その一因は、本書でも挙げられている通り 、還元主義的アプローチが本人の主観的体験を完全に排除していることにあると思う。
しかしながら難しいのは、摂食障害が増悪し、亡くなってしまう患者さんがかなり高い割合でいて、体重が極端に減少した時には、救命のために1日に必要な水分量、イオン、栄養、微量元素などを細かく計算して投与する必要が出てくる。
当然還元主義的なアプローチである。また摂食障害の患者さんには、自殺企図行う人も多く、衝動性のコントロールのために、薬物療法が必要となることもある。
生命維持のためには還元主義的なアプローチも必要だとは思うが、普段の治療における、その有用性の限界を知っておいても損はないと思った。
薬物療法、栄養療法、行動療法、認知行動療法、いずれも何も大した効果が出ない。
本書の中でも取り上げられているこれらの治療法に、以前から疑問を持っていた。
大した効果を上げてるようにも見えない。
その一因は、本書でも挙げられている通り 、還元主義的アプローチが本人の主観的体験を完全に排除していることにあると思う。
しかしながら難しいのは、摂食障害が増悪し、亡くなってしまう患者さんがかなり高い割合でいて、体重が極端に減少した時には、救命のために1日に必要な水分量、イオン、栄養、微量元素などを細かく計算して投与する必要が出てくる。
当然還元主義的なアプローチである。また摂食障害の患者さんには、自殺企図行う人も多く、衝動性のコントロールのために、薬物療法が必要となることもある。
生命維持のためには還元主義的なアプローチも必要だとは思うが、普段の治療における、その有用性の限界を知っておいても損はないと思った。
2021年7月18日に日本でレビュー済み
6例出て来て、いずれも食べること以外に心が向くことが障害脱出ということを言わんとしているのかな?と思いました。
後ろの方は科学的な解説になっていましたが、私には少し難しかったです。
高学歴で他人の目を気にするタイプが、カロリーや栄養士さながらの栄養の知識を蓄えて、陥りやすいというくだりがあったと思いますが、なるほどと思いました。
後ろの方は科学的な解説になっていましたが、私には少し難しかったです。
高学歴で他人の目を気にするタイプが、カロリーや栄養士さながらの栄養の知識を蓄えて、陥りやすいというくだりがあったと思いますが、なるほどと思いました。
2020年1月11日に日本でレビュー済み
著者は本書の中で、体験準拠型のアプローチをとることで、なぜ彼女たちがふつうに食べられなくなったか、その内実に迫ると同時に、私たちが当たり前と思っている「ふつうに食べる」という行為が、どのように成立し、維持されているのかについても分かりやすく解説している。その中で特に印象的であったことは、彼女たちが「自らの食の軸足を日常生活から栄養学や医学の知識、専門的言説の時空間に移動させることによって、ふつうに食べられなくなっていったことである。私たち医療専門職は「食」を栄養学や医学で論ずることがもたらす危険性についてほとんど自覚していないのではないだろうか?私は本書によって、「食べる」と「栄養を摂る」という言葉の意味の違いを見せつけられた。これは衝撃的だった