変則刊行(コミケ月を避けている？)に加え、毎月連載と隔月連載陣をはっきり分けた形式が特徴の漫画誌。
繊細で瑞々しい雰囲気を持ち、絵を描く歓びに満ちた作品が多く、大事にしたい雑誌。
(少し内容に触れています）
【カバー・イラスト＆カバー・ストーリー】
●空木哲生氏
【連載陣】
●樫木祐人氏「ハクメイとミコチ」小さき人の釣り。
●山本ルンルン氏「サーカスの娘オルガ」チェブラーシカ風の異国から来た子ザル「ミロン」激カワ。
●西公平氏「ゲス、騎乗前」聖一君の生立ち編。実はええしのお坊ちゃんだった。
●森薫氏「乙嫁語り」嫁入り前に不自由なりに情報収集に余念がないパリヤちゃんが可愛い。
●宇島葉氏「世界八番目の不思議」『うちのかみさん』2本立て。
●久井諒子氏「ダンジョン飯」一行の前に立ちはだかるは大ガエルとテンタクルス。最終目標｢レッドドラゴン｣への道も近い。
●大武政夫氏「ヒナまつり」街の中華料理屋の看板娘となったアンズはオヤジさんの味の継承に意欲を燃やすが…。
●福島聡氏「ローカルワンダーランド」読み切り連作。一緒に婆ちゃんの見舞いに行く事になった従兄のキューちゃんがいきなり金髪に。戸惑う漫画家志望の英姫。
●近藤聡乃氏「Ａ子さんの恋人」別れようとしてもなかなか別れられない男女の機微をユーモラスに。
●原鮎美氏「織子とナッツン」片思いの百合風味薫るデコボコ女子コンビ。
●八十八良氏「不死の猟犬」通常人（？）は完全に死ぬと甦る世界で、一部の｢死ぬ人間=ベクター｣は排除される運命にあったが、彼等を救う仕事の逃し屋の質が変わって…。
●久慈光久氏「狼の口 ～ヴォルフスムント～」スイス建国の『モルガルテンの戦い』編、3回目。農民反落群を一方的に蹂躙、追撃するレオポルド皇弟軍だが険しい山の一本道に徐々に隊列が延びて…。
●長蔵ヒロコ氏「ルドルフ・ターキー」ターキー家vs.ゴンドランド・マフィア前編。
●富明仁氏「ストラヴァカンツァ ～異形の姫～」一人旅を終え世間を広げた姫は再び仮面を被り、巨大な敵を迎え撃つべく同盟を募る。
●犬憧千絵氏「蒼いホルスの瞳」エジプト伝説の王妃シェプストの物語。戦より戻った兄王トトメス2世の耳元に彼女への疑念を吹き込む輩が。
●加藤清志氏「THE TOWN ～復讐者～」90年代のアフタヌーン誌の薫りが漂う絵で描かれる異能者の復讐の物語。主人公は己が命と引き換えに本懐を遂げられたのか？
●なかま亜咲氏「健全ロボ ダイミダラーOGS」エロバカ巨大ロボットSF。ペンギン帝国2番手は旧帝国最強五人衆の一人、「キガシラ｣。対する美容室プリンスはダイミダラー6型搭乗の喜友名霧子・天久将馬組。
●窪中彩乃氏「華麗なる虚偽」髪を染め、リズになりすましたミランダは舞台のリハや現スタージョルジーヌのオーラの前に徐々に精神の均衡を乱して行く。
●川田大智氏「まかろにスイッチ」ショート4編収録。
【最終回】
●高江洲弥氏「首花は咲きゆく」少年と生首美女との交流をグロテスクでは無く描いた異色作。
【読み切り】
●松本結樹氏「GOGOランさん」インドネシアの日本好き女性との交流記。
●井上きぬ氏『彼女の可視世界の凡そ』夢の中で少年が出会った女性は｢地球と宇宙人の間に居る者｣と名乗るが…。
●中西芙海氏｢シューティングガール｣4コマから初短編へ。クラスの箒で飛ぶ魔女っ子に弟子入りした少年。
●畑田知里氏「ロングラブソング」青年が執拗に歌い続ける15秒ソング。百人一首の歌かと思いきや。
+
●宇島葉氏「ハルタカルタ」裏表紙のカラー1コマ漫画。
●中西芙海氏「じいじとはるこ ～かわいいもの好き～」ハルタコミックグランプリ募集コーナー4コマ。
●入江亜紀氏「多朗と多由良」帯の裏のショートコミック。
【休載（隔号掲載の休みの月）】
●佐々大河氏「ふしぎの国のバード」
●山田果苗氏「本日の四ノ宮家」
●梶谷志乃氏「想幻の都」
●丸山薫氏「事件記者トトコ！」
●長崎ライチ氏「ふうらい姉妹」不定期連載。
【次号予告】予告が全て見開き頁と他には無い豪華な構成。
・新連載：入江亜季氏「北北西に曇と往け」
読み切り一挙７作掲載。
・志岐桂衣子氏「こころおぼえ」
・田村俊平氏「十六夜」
・黒川裕美氏「夏が過ぎたら」
・設楽清人氏「アリコ」
・伊藤憲一氏「雪国叙情」
・大槻一翔氏「俺とじーさんの鮎」前編。
・高江洲弥氏「表裏一体」
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