三国で唯一残った呉の末路について,文庫版ならではの「加筆」もあり,満足しました。
正史・三国志に基づいた叙述だけに,一人一人の生き様,時代のありようが重く伝わってくる作品が,いつも手元にあるのは,何よりの楽しみです。
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合本 三国志【文春e-Books】 Kindle版
徳を失い腐敗した後漢王朝の悲劇から、壮大な叙事詩がはじまる――。月刊誌「文藝春秋」に連載され、その緻密さと迫力で大反響を呼んだ宮城谷版「三国志」が、ついに合本となって登場! 正史に基づいた、かつてない「三国志」の第1巻から12巻まで全12冊を収録。
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2015/4/24
- ファイルサイズ38675 KB
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登録情報
- ASIN : B00W56H0EQ
- 出版社 : 文藝春秋 (2015/4/24)
- 発売日 : 2015/4/24
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 38675 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 3886ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 22,136位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 381位日本文学研究
- - 400位評論・文学研究 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1945(昭和20)年、愛知県生れ。早稲田大学第一文学部英文科卒。
出版社勤務等を経て1991(平成3)年、『天空の舟』で新田次郎文学賞を、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。1993年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞受賞。2000年、司馬遼太郎賞受賞。
『晏子』『玉人』『史記の風景』『楽毅』『侠骨記』『孟夏の太陽』『沈黙の王』『奇貨居くべし』『管仲』『香乱記』『三国志』『古城の風景』『戦国名臣列伝』『春秋名臣列伝』『風は山河より』『新 三河物語』等著書多数。
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トップレビュー
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2017年11月7日に日本でレビュー済み
レポート
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7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2021年8月13日に日本でレビュー済み
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普通の三国志と異なり曹操にスポットライトを当て、さらに後漢朝の外戚と宦官の争いから始まり
司馬昭の時代まで描くという非常に長い作品。
これまでは吉川英治の三国志しか読んだことがなく、孔明死後の三国時代も知りたいと思って読んだが、
そのあたりは三国とも内憂と国境での小競り合いくらいしかなく、吉川英治が大胆にカットした理由が分かった気がした。
作者が曹操を称え、劉備や孔明をけなしつつ無理やり褒めようとしているのは作者の複雑な思いがみえた気がして面白かった。
ただ、作者がいくら曹操に着目しても物語的に一番の盛り上がりはやはり劉備が荊州三郡を獲り、益州を得るあたりだと思う。
ただでさえ登場人物が多いのにその一人一人のエピソードまで書いているため、話の筋が分かりにくく、読むのに集中力を必要とする。
ただし吉川英治の三国志にあるような盛りすぎなエピソードは少なめのため、個人的には好印象だった。
これは三国志をある程度知っていて、更に知識を深めたい人向けの小説だと思う。
司馬昭の時代まで描くという非常に長い作品。
これまでは吉川英治の三国志しか読んだことがなく、孔明死後の三国時代も知りたいと思って読んだが、
そのあたりは三国とも内憂と国境での小競り合いくらいしかなく、吉川英治が大胆にカットした理由が分かった気がした。
作者が曹操を称え、劉備や孔明をけなしつつ無理やり褒めようとしているのは作者の複雑な思いがみえた気がして面白かった。
ただ、作者がいくら曹操に着目しても物語的に一番の盛り上がりはやはり劉備が荊州三郡を獲り、益州を得るあたりだと思う。
ただでさえ登場人物が多いのにその一人一人のエピソードまで書いているため、話の筋が分かりにくく、読むのに集中力を必要とする。
ただし吉川英治の三国志にあるような盛りすぎなエピソードは少なめのため、個人的には好印象だった。
これは三国志をある程度知っていて、更に知識を深めたい人向けの小説だと思う。
2017年10月8日に日本でレビュー済み
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いつも読めるように改めて買いました。
内容は素晴らしい。でも改めて買うには少し値段が高いかな。
内容は素晴らしい。でも改めて買うには少し値段が高いかな。
2015年11月30日に日本でレビュー済み
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こちらで揃え直して正解でした。
電子書籍ならではのWEB検索、マーキング等を使って、より楽しめました。
電子書籍ならではのWEB検索、マーキング等を使って、より楽しめました。
2018年9月9日に日本でレビュー済み
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2018年の3月頃、6割引の3,000円で売られた時に買いました。
本当に長い小説でしたが半年ほどかけて少しづつ読み進め、本日読み終わりました。
最初の方は何がなんだか(三国志的に見れば脇役と脇役が)ああしたこうしたとただただ興味も持てない難しい文章の連続で、読んでいてあまりにも苦しいので大きく飛ばしながら読みました。しばらくして良く知る人物(曹操・劉備など)が登場してくるにつれて興味や面白さが増してゆき、諸葛亮が死去してから(あくまでも個人感想で)面白さの最高潮に達したかなと思います。
ただこういった感想も私が吉川英治「三国志」や横山光輝「(漫画)三国志」を愛読していたからこそ”持った”感想であり三国志というものをまったく知らず宮城谷「三国志」を読んだ場合どうなんだろうと思いました。ヒーローも、ヒールもなく淡々と同じ調子で進んでいく展開に、途中で苦しくなって読むのをやめたのではないかなと思います。
これほど長い小説を最後まで読ませた、それは面白かったから読めたんだと思います。それは間違いない、ただ時間が経ってまた再び読み直してみるかと自分に問えば読まないでしょう。1度読んだら十分です。
本当に長い小説でしたが半年ほどかけて少しづつ読み進め、本日読み終わりました。
最初の方は何がなんだか(三国志的に見れば脇役と脇役が)ああしたこうしたとただただ興味も持てない難しい文章の連続で、読んでいてあまりにも苦しいので大きく飛ばしながら読みました。しばらくして良く知る人物(曹操・劉備など)が登場してくるにつれて興味や面白さが増してゆき、諸葛亮が死去してから(あくまでも個人感想で)面白さの最高潮に達したかなと思います。
ただこういった感想も私が吉川英治「三国志」や横山光輝「(漫画)三国志」を愛読していたからこそ”持った”感想であり三国志というものをまったく知らず宮城谷「三国志」を読んだ場合どうなんだろうと思いました。ヒーローも、ヒールもなく淡々と同じ調子で進んでいく展開に、途中で苦しくなって読むのをやめたのではないかなと思います。
これほど長い小説を最後まで読ませた、それは面白かったから読めたんだと思います。それは間違いない、ただ時間が経ってまた再び読み直してみるかと自分に問えば読まないでしょう。1度読んだら十分です。
2015年8月26日に日本でレビュー済み
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宮城谷作品は、読了感のさわやかな作品が多くよく読んでいまが、この作品は、一味違う作品に仕上がっていると思います。宮城谷三国志は、後漢から始まり孔明死後の世界までに及んでいます。説明部分が多い気もしますが、筆力に重厚さがあり、登場人物の描写が丁寧で、表現のうまさが加味され、また登場人物それぞれの個人の魅力とともに国の興亡にまで及んで書き上げられています。三国志も好きでこれまで、吉川・横山・北方三国志、三国志演義など読みました。吉川三国志などに比べると読みづらく感じられる方もあると思いますが、三国志の真髄に触れながらじっくりと読みたいと思っておられる方にはお勧めです。
2022年1月14日に日本でレビュー済み
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吉川三国志を真っ向からぶった切られるのは辛いのですが、さすが宮城谷昌光さん。只やっぱりちと長い・・・
2017年3月26日に日本でレビュー済み
曹操の祖父から始まる長い物語。
最終章は若干駆け足だがそれでも最高の三国志
最終章は若干駆け足だがそれでも最高の三国志