昔の上司に『定価より高くは売れないが、高く売るのは、営業マンの技術だ』
と言われました。
当時、僕は値引きを頼りにしていて
いや、どちらかと言えば、値引きしないと売れないと思っていて
上司の言う事は、『理解できない』と言うより『そんなことあるわけない』と思ってました。
でも、あるとき僕は気付きました。
『信頼関係』や『誠意』や『相手の期待値を満たすか“超える”なにか』
があれば買ってもらえるだと。
若いとき、僕はそれが値引きだったのです。
そして今でも、数を売るには値引きは必要だと思っています。
特に、初めて会ってその日に契約してもらうには、一番手っ取り早い「誠意」だと思うので、、、
で、本書なのですが
サラリーマンだと、会社に提案して、実際に展開するには難しいアイデアも一杯です。
山口さん自身が必要だと感じて、実行に移せる責任者であるし
規模と商品の値段とのかね合いもあると思います。
でも、個人を相手にする営業だったり、少し値の張る小売り業だったら
自分の価値を高めて(長い付き合いも必要ですが）安売りに走らないモノの売り方の
ヒントが沢山隠れていると思います。
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