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巨人ファンはどこへ行ったのか? 単行本(ソフトカバー) – 2018/4/7

3.4 5つ星のうち3.4 14個の評価

ベストセラー『野球部あるある』の菊地選手、初の書き下ろし。

あんなに好きだったのに……。
かつての恋人(巨人)と別れたきっかけは? FA制度? 原の引退? 王ホークス監督就任? 松井メジャー移籍? Jリーグ開幕? 野球界の最大派閥「元・巨人ファン」を追いかける旅。

「今日は国民的行事だ。
日本国民1億2000万人のうち、
8000万人が我々を応援している」
長嶋茂雄
(1994年「10・8決戦」の試合前ミーティングで)


第1章 もう、あの頃には戻れない
ライトスタンドの片隅で「終焉」を悟る
「元・巨人ファン」は勇気を出して名乗り出てください!

第2章 1/12
大喜利の世界では「12球団のうちのひとつ」に過ぎない
「隠れキリシタン化」する現役巨人ファンたち
巨人の人気が本格化したのは「最下位イヤー」説

第3章 元・巨人ファンミーティング
ファン離れのキーワードは「江藤」?
元・巨人ファンは「元・自民党支持者」なのか?

第4章 スルースキル
サブカル化と国民的スターの不在
現役ファンに会うために宮崎キャンプへ
巨人とソフトバンクの数字以上の差

第5章 隣の芝生
あるヤクルトファンの屈辱
沈滞ムードを払拭する妙案「中畑ロンダリング」

第6章 熱狂の真ん中で
40年以上も巨人を見続けてきた生き字引に会う
巨人ファンの最盛期が「1994年」である理由
外野スタンドの応援は自己満足なのか?

第7章 人のふり見て
世界的サッカークラブから考える「巨人の世界進出」の道
日本スポーツ界が「黒船」に買われる日
プロレスに学ぶ「スーパースターのつくり方」

第8章 象徴と地方
[特別インタビュー]
駒田徳広(元・読売ジャイアンツほか)

第9章 春を待つ
2018年巨人「最悪のシナリオ」
「清武の乱」の後遺症に萎縮する球団周辺
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商品の説明

著者について

編集・ライター。1982年生まれ。雑誌『野球小僧』『野球太郎』の編集部員を経て、2015年4月よりフリーの編集兼ライターに。野球部員の生態を分析する「野球部研究家」としても活動しつつ、さまざまな媒体で選手視点からの記事を寄稿している。著書にあるある本の元祖『野球部あるある』(「菊地選手」名義/集英社)がある。
Twitterアカウント:@kikuchiplayer

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ イースト・プレス (2018/4/7)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2018/4/7
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 280ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4781615813
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4781615813
  • 寸法 ‏ : ‎ 12.8 x 2.2 x 18.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.4 5つ星のうち3.4 14個の評価

著者について

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菊地高弘
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1982年1月2日生まれ、東京都出身。中央大付高、中央大を経て、雑誌『野球小僧』『野球太郎』の編集部員に。2015年に独立し、フリーのライターに転身。アマチュア野球の取材を中心に活動し、時には有望中学球児と真剣勝負をする体当たり取材も敢行する。野球部研究家「菊地選手」としても活動しており、「あるある本」の元祖である『野球部あるある』(全3巻・集英社)は13万部のヒット作になった。他にも著書に『巨人ファンはどこへ行ったのか?』(イーストプレス)、『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』(カンゼン)、『オレたちは『ガイジン部隊』なんかじゃない!』(インプレス)などがある。

カスタマーレビュー

星5つ中3.4つ
5つのうち3.4つ
14グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年9月15日に日本でレビュー済み
長年の巨人ファンとして、大変興味深く読ませて頂きました。
特に、駒田徳広さんへのロングインタビュー「象徴と地方」は本書の核心だと思います。
80年代当時、50番トリオを含めた「高校卒業の生え抜き選手がチームの骨格を作っていた」という言葉が響きました。
巨人の経営陣こそが噛みしめるべき言葉だと感じます。

この二十年余り、FAに大金を使い目先の勝利を追い求めた結果、生え抜きの若手はごく少数の例外を除き育たず、一時は成果を見せた育成もあだ花に終わった感があります。
結果が出せた時も出せなかった時も、ファンは応援を惜しみません。
苦楽を共にすればこそ、選手への感情移入も出来るというもの。
本音の部分では、昨日今日加入した選手を心底応援することは出来ないと、ファンは皆思っているのではないでしょうか。
また、補強が成功しても、FA選手はピーク時に移籍するのですから、遠からず力は衰えていきます。
これでは長期戦略など建てられず、また同じ事を繰り返す羽目になります。
付け焼き刃、その場しのぎの補強を続けたことが、ファンを失った大きな要因だと私は思います。
それに対して、パの各球団は投手・打者とも高卒の有望選手を積極的にドラフト指名し、チームの核を創り上げています。
近年、パの観客動員数が近年大きく伸びている要因として「生え抜き選手」の覚醒・活躍を分かち合うファンの喜びがあることが、また、日本シリーズや交流戦においてパが圧倒している要因として長続きする「生え抜き選手」の戦力の厚みがあることが、それぞれ想像に難くありません。

【以下は本書への反論ではなく、むしろ本書を読むことが出来たので纏まった考えです】
読売巨人軍は、1934年(昭和9年)にメジャーリーグ選抜チームと対戦した代表選手らで結成された大日本東京野球倶楽部をルーツとする、日本初のプロ野球球団です。
1915年(大正4年)から始まった全国高等学校野球選手権大会(夏)は朝日新聞(と高野連)が主催。
1924年(大正13年)から始まった選抜高等学校野球大会(春)は毎日新聞(と高野連)が主催。
共に、現在に至るまで新聞の拡販に利用されている、言うなれば「野球利権」です。
高校野球は既に朝日と毎日に押さえられていたので、読売は営業拡大政策の一つとしてプロ野球に進出したと考えるのが自然でしょう。
戦前から野球は日本人が好きなスポーツだった様ですね。

その戦略は、戦後になりTV放送開始(1954年)と共に大成功しました。
読売・報知新聞と日本テレビのメディアミックスにより、日本全国で巨人ファンが急増。
半年間続く公式戦に加え、キャンプ、オープン戦やポストシーズンを含めれば一年の3/4の間、話題が途切れないプロ野球。
期間限定のスポーツ大会と比較して、コンテンツとしての魅力や影響が大きいのは明らかです。

そこに、長嶋茂雄さんという希代の国民的スターが登場しました。
攻走守その全てのレベルが高いだけではなく、(後に解ったことですが)観客を魅了するセルフプロデュース力に長けていた名選手。
TVの普及率が急上昇していく時期に長嶋さんの全盛期が重なったこと、同じチームに王貞治さんという強力なライバルが出現し共に切磋琢磨したこと、そしてスモール・ベースボールの導入という革新によりV9という常勝をもたらした川上哲治監督の存在。
巨人ファンにとって、偶然と言うには余りにも幸運な連鎖でした。
こんな幸運はもう二度とありませんので、常勝を求めようとする方が間違っていると思います。

本書でも指摘されている通り、巨人戦の視聴率はV9後の1980年代がピークでしたが、それはV9当時に拡大した少年ファンが大人になり、その親の世代も視聴習慣を保っていた結果だったのではないでしょうか。
近年、巨人戦に限らずTVの視聴率全体が低下し続けているのに、「プロ野球離れ」「巨人の人気が低迷」と喧伝するマスコミ報道は的外れだと感じます。
そもそもプロ野球は地域密着のフランチャイズビジネスであり、地上波の全国放送自体がそのコンセプトと矛盾しています。
(勿論、有料番組ならOKです。その意味で、巨人だけがDAZNに参画していないのは球界全体にとってマイナスだと思います)

2004年のプロ野球再編等を経て北海道や東北にプロ野球球団が進出したことも、巨人戦の視聴率的にはマイナスでも、球界にとっては大いなる慶事でした。
本書で言う「『12球団のうちのひとつ』にすぎない」状態が本来の姿であるのなら、巨人ファンが減少してもプロ野球ファンが増加すれば結構なことではないですか。
事実、プロ野球の観客動員数は2005年からの実数発表後(但し販売ベースですが)も、セパ共に増加しています。
更なる発展を目指して、メジャーリーグの様に球団を増やしてはいかがでしょうか。
セパそれぞれ2球団づつ(奇数だと日程編成が非効率なので)、新潟、高松か松山、静岡、沖縄など候補地は幾つもあります。
Jリーグを見習えば、出来ないはずがないと思います。
セパ共、「東地区」「西地区」を4球団づつで編成すれば、リアルなクライマックスシリーズも実現出来ます。
読売の「独裁者」が反対するなら、球界から退場して頂けば良いのです。
今や、地上波放送権料を人質にした権力行使など出来ないのですから。
巨人はファンのものであって、読売のものではありませんので。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ちょっと思っていたのと違ったな
2018年8月14日に日本でレビュー済み
正直、期待したほどの内容ではなかった。
「元巨人ファン」「巨人ファンをやめた人」というくくりで取材対象を
絞ったのがそもそもの大失敗だと私的に感じる。
プロ野球のみならずサッカーや相撲、いや好きなアイドルなどもそう。
「もう、ファンやめた」と宣言しつつも、心の底ではなんとなぁく気になってしまう。
やめるにやめられないというのがファン心理ではなかろうか。
むしろ「熱狂的巨人ファン」に「今、周囲はどうですか?」と問うべきだったと思う。
加えて日本ハムや楽天、ソフトバンク。
ロッテも千葉で根強い支持を得ている昨今。
「おらがチーム」を地元民が応援して人気が分散するのはとても良い傾向。
今はメジャー中継も気軽に視聴可能。日本人選手の活躍も堪能できる時代。
テレビ独占中継の「巨人巨人」という図式が異常だっただけで、むしろ
健全化が進んだと解釈すべき案件だと個人的に感じる。

あと私的にはやはり巨人を熱狂的に応援している人というのは圧倒的に
V9世代のオジサンだと感じる。親世代、上司、先輩、近所のおじさん、教師。
もう耳にタコができるくらい長嶋礼賛話を聴かされたものだ。
V9と長嶋茂雄の亡霊にとりつかれた世代が終焉を迎えつつあるだけのこと。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年4月10日に日本でレビュー済み
巨人ファンがぐっと増えたのがV9時代ではなく、長島監督1年目で最下位になった年だということにまず驚く。V9時代は空席も目立ったそう。「自分が応援しなくてもどうせ勝つ」から「私が応援しないと」に変わるというファン心理は納得できるものがある。

巨人はたしかに国民的な球団だった。テレビ中継のおかげもあり巨人はかつて野球への入口であり、通過儀礼でもあった。

巨人ファンを辞めていく人たちの理由が多種多様で面白い。自分も巨人ファンを辞めたひとりだが、本を読み進めながら、かつて好きだった球団に思いを馳せ、離れた理由を言語化できたことは、とても有意義な体験だった。

巨人がいたから今の野球ライフがあるんだなあ、と改めて巨人に感謝したい気持ちになった。
29人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年9月15日に日本でレビュー済み
 1973年に9年連続日本一(通称V9)を達成するなど、球界の盟主として君臨しながら、豊富な資金力で次々と選手を獲得するチーム作りが批判の対象にもなってきた読売ジャイアンツの「元・ファン」を追うノンフィクション。
  前半では「元・巨人ファン」へのインタビューや、「現役ファン」についてまとめられている。
質問の切り口が、その時代や政治に関するものもあったので、とても面白かった。また「なぜジャイアンツファンをやめたのか」の質問の答えは全員が違う答えをそれぞれ持っていたが、どれも奥深く、考えさせられるものであった。
 後半では、日本社会における巨人の存在感を考察し、MLB(メジャーリーグ)、国内外のサッカーリーグの経営、リーグの構造を踏まえたうえで、現在のNPB(日本のプロ野球)の在り方に再びスポットライトを当てている。
 個性や伝統が特に際立つ野球チーム同士の関係は、「宗教戦争」に例えられることがある。この本は、よくそれに似た何かが表れていたようにも感じた。
 球界の今後のためにも、野球好きは読んでおく本だろう。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年9月16日に日本でレビュー済み
タイトルから、膨大に存在すると思われる元巨人ファンの現在を、
あらゆるパターン取材し、考察するという内容を期待していたのですが違いました。

巨人の人気を復活させ、球界の盟主として再び君臨できるかの考察がメインであり、
元巨人ファンからアンチ巨人となり、野球への興味を無くした私には
どうでも良い内容です。

自分のような元巨人ファンからアンチになった人の現在について興味があった為
読んでみたのですがほとんど記述がありませんでした。残念。
(確かにアンチになった人の現在が記述されても面白くはないかもしれないのだが)

人気復活についての考察も、球団関係者等への取材が
諸事情により出来ていない為内容は薄め。
皮肉にも、球団関係者への取材が出来なかった事についての記述が一番興味深かったかも。

巨人を題材にした書籍を個人でちゃんと作成するのは難しいという事はわかりました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年9月5日に日本でレビュー済み
視点の違いで退屈な章もありましたが明確な答えが出ないテーマの本なので期待しすぎずに読み始めたら面白く読めました。特に前半が良かったです。
気になる人は説明の内容紹介を読んでからがいいと思います!
2018年4月9日に日本でレビュー済み
「巨人ファン」というタイトルの括りではありますが、この著書のなかで語られているいわゆる「昭和の野球ファン」は、どの球団においても減少してます(実際の年齢は問いません)。
そしてここが重要で、球団も既にそういう昭和の野球ファンをマーケティング戦略から除外しています。
マーケティング戦略から相手にされてないマニアが「昔は良かった。国民的スターが・・・。テレビの視聴率が・・・。」と懐古的に分析する本だと思えば面白いです。
各球団はおそらくこれからもこういうマニアを相手にしないマーケティングで、動員数や売り上げや利益を増やしていくでしょうし、それを追求すべきです。
著者やプロ野球死亡遊戯に送りたい言葉としては「全てのコンテンツはマニアが潰す」でしょう。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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