いろいろな商品を比較検討した結果、この商品を購入しました。やはり魔法瓶のメーカーが作っただけあって、真空ポットの作りがしっかりしていますし、中栓の部分が簡単に分解できるので洗うのも楽です。
他社との比較を書いておきますと、メリタの「アロマサーモ」はサーモスと比べると、
ポットの中栓の作りがややちゃちいのと、やたら高温でいれそうな感じだったのでやめました。
(スペシャリティコーヒーを淹れるときは90度以上だと香りが飛んでしまう)
私がたまに豆を購入するサイトではデバイスタイルのサーモコーヒーメーカーCA-5Sをすすめていて、
こちらも検討したのですが、やはりポットの作りが一番しっかりしているのはサーモスでした。
(デバイスタイルは非常に魅力を感じたのですが、
ファブレスメーカーであるため購入後のサポートに不安を感じたのも事実です)
また、職場でECD-1000を使用していて、
こちらには蒸らし機能がついているので、
本当はECD-1000を購入しようと思っていたのですが、
ECD-1000は4杯以上からしか淹れられない、
ペーパーが大人数用のものになる、という点で、
家庭で使うにはちょっと多いし、本体もでかいので、ECF-700にしました。
ECF-700は蒸らし機能はついていませんが、
実際に飲み比べてみても正直いって味の違いは分かりません・・・
それよりも、手で淹れているときは、
うまくいったときと上手に淹れられなかったときの差があり、
高い豆で失敗したときは相当へこみながら飲んでいました。
ECF-700だと毎回安定した味で、手軽に淹れられるので、
いろいろな豆の違いが分かって、珈琲の時間が楽しいものとなりました。
また、アイスコーヒーも、本当に手軽にいれられるので、
夏は自分の好きな豆で、いれたてのアイスコーヒーを楽しんでいます。
新鮮な豆を自分で挽いているのですが、豆がいい感じにライズしているようです。
豆を粗めに挽いて、規定より量を多めに入れるという、贅沢な淹れ方をすると、
5杯分淹れると淹れ終わった後にお湯の抽出口にうっすらと粉がついているので、
相当ライズしているようです。
(規定通りの量や、新鮮な豆でない時や、3・4杯で淹れる時は粉はふたにつかない)
また、淹れ終わった後のフィルターを見ると、きちんとすり鉢状にコーヒーが残っていて、
手でうまく淹れたときに近いようです。
また、3杯淹れるときの抽出開始から終わりまでがだいたい4分程度で、
こちらも手で淹れるときの理想型に近いです。
そもそもコーヒーメーカーを購入しようと思ったきっかけは、よく行く豆やさんに、
「ハンドドリップにこだわっているのは日本人だけだし、機械で淹れた方がいいよ」
と言われたからなのです。
たしかに、高度な技術と道具類をもっていて、タイマーで時間を計りながら
毎回安定して淹れることができるプロなら手で淹れた方がよいかもしれませんが、
我々素人は機械で淹れた方が楽ですし、おいしいです。
なにより、ハンドドリップだと淹れている間付きっきりでしたが、
ECF-700だとセットしてボタンを押せば勝手に淹れてくれて、自動で電源も切れます。
手で淹れているときは、忙しいときは面倒なので珈琲が飲みたくても我慢していましたが、
ECF-700を購入してからは珈琲を楽しむ場面が多くなりました。
このECF-700を購入して本当によかったと思っています。
P.S.他の方のレビューで、ポットに液が残るという書き込みがありますが、たしかにちょびっと残りますが、あわてずにしっかりそそいで中身が出きるのを待てば、ほぼ全部いれられます。というか、そもそもそんなに気になる量が残るわけではありません。
メーカー | サーモス(THERMOS) |
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型番 | ECF-700 SBK |
梱包サイズ | 35.9 x 29.4 x 16.3 cm |
素材 | シリコーン |
色 | ブラック |
梱包重量 | 2.25 キログラム |
電池使用 | いいえ |
電池付属 | いいえ |
ブランド名 | サーモス(THERMOS) |