自他とも認めるショスタコのスペシャリスト井上道義さんと、近年目覚ましい進化を遂げた大阪フィルの名コンビによるショスタコーヴィチ第3弾・・・
これまでのタコ4、「レニングラード」の素晴しい演奏からすると期待大!
で「1905」だが、全体的にテンポはゆったりしているものの、奥底に一本の太い幹があるが如くドッシリとしたかなり聴き応えのある演奏・・・
美しい中にもどこか不穏な空気が流れる第1楽章、ショスタコの音楽の中でも最も凄惨な第2楽章などなど聴き処が満載!!
ン十年前の大フィルのトホホな演奏はもはや過去の遺物であり、現在の大フィルの実力はメッチャ高水準・・・
タコ4、「レニングラード」に続く名盤と云っていいだろう!!!