アトキンソンさんの本を5冊目です。
本当に面白い視点で、納得できる。
もっとたくさんの方々に読んで欲しい‼️
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イギリス人アナリストだからわかった日本の「強み」「弱み」 (講談社+α新書) Kindle版
日本文化を愛し、日本社会と日本経済の歪みを鋭く、イギリス人らしくシニカルに撃つ著者の、ベストセラー『イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る』に続く第二弾! ゴールドマン・サックス金融調査室長として、バブル崩壊時、日本の金融機関の不良債権の本当の額をだれよりも早く指摘した著者が四半世紀見続けた日本社会の「強み」と「弱み」を指摘し、著者の日本論や観光立国による成長戦略に寄せられた批判に応える。
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2015/6/22
- ファイルサイズ4565 KB
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商品の説明
著者について
デービッド・アトキンソン
元ゴールドマン・サックス金融調査室長。小西美術工藝社社長。1965年、イギリス生まれ。オックスフォード大学「日本学」専攻。アンダーセンコンサルティング、ソロモンブラザーズを経て、1992年にゴールドマンサックス入社。日本の不良債権の実態を暴くレポートを発表し、注目を集める。98年に同社managing director(取締役)、06年にpartner(共同出資者)となるが、マネーゲームを達観するに至り、07年に退社。同社での活動中、99年に裏千家に入門。日本の伝統文化に親しみ、06年には茶名「宗真」を拝受する。
09年、創立300年の国宝・重要文化財の補修を手掛ける小西美術工藝社に入社、取締役に就任。10年に代表取締役会長、11年に同会長兼社長に就任し、日本の伝統文化を守りつつ、旧習の縮図である伝統文化財をめぐる行政や業界の改革への提言を続けている。著書に『イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る』(講談社+α新書)がある。
元ゴールドマン・サックス金融調査室長。小西美術工藝社社長。1965年、イギリス生まれ。オックスフォード大学「日本学」専攻。アンダーセンコンサルティング、ソロモンブラザーズを経て、1992年にゴールドマンサックス入社。日本の不良債権の実態を暴くレポートを発表し、注目を集める。98年に同社managing director(取締役)、06年にpartner(共同出資者)となるが、マネーゲームを達観するに至り、07年に退社。同社での活動中、99年に裏千家に入門。日本の伝統文化に親しみ、06年には茶名「宗真」を拝受する。
09年、創立300年の国宝・重要文化財の補修を手掛ける小西美術工藝社に入社、取締役に就任。10年に代表取締役会長、11年に同会長兼社長に就任し、日本の伝統文化を守りつつ、旧習の縮図である伝統文化財をめぐる行政や業界の改革への提言を続けている。著書に『イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る』(講談社+α新書)がある。
登録情報
- ASIN : B00ZZOGD02
- 出版社 : 講談社 (2015/6/22)
- 発売日 : 2015/6/22
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 4565 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 163ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 88,577位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 127位講談社+α新書
- - 2,115位社会学概論
- - 2,802位社会学 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本の弱みを、本書はいくつも挙げている。
弱みといっても、批判しているわけではない。
「弱みとして列挙している点も、
活かされていない、伸ばし切れていない
伸びしろという意味」らしい。
結局、「宝の持ち腐れ」ということだろう。
さて「めんどくさい文化」は弱みか?
これは役所や既得権益側の抵抗を
回避する文化、という事のようだ。
ただ古くからのルールを守る代わりに
社会の硬直化を招いているともいえる。
では「めんどくさい文化」は強みか?
方向転換が決まった後は、切り替えが早い。
今まで待っていたか、と思わせるほどだ。
かつて明治維新、第二次大戦敗北の後に
日本は柔軟な対応を見せてきた。
今回のTPP締結で市場の転換になれば
日本の強みを維持することが
出来るかもしれない。
では「めんどくさい文化」はどうなるか。
確かに、痛いところを突く本だ。
そして言葉で綴る勇気ある本だ。
弱みといっても、批判しているわけではない。
「弱みとして列挙している点も、
活かされていない、伸ばし切れていない
伸びしろという意味」らしい。
結局、「宝の持ち腐れ」ということだろう。
さて「めんどくさい文化」は弱みか?
これは役所や既得権益側の抵抗を
回避する文化、という事のようだ。
ただ古くからのルールを守る代わりに
社会の硬直化を招いているともいえる。
では「めんどくさい文化」は強みか?
方向転換が決まった後は、切り替えが早い。
今まで待っていたか、と思わせるほどだ。
かつて明治維新、第二次大戦敗北の後に
日本は柔軟な対応を見せてきた。
今回のTPP締結で市場の転換になれば
日本の強みを維持することが
出来るかもしれない。
では「めんどくさい文化」はどうなるか。
確かに、痛いところを突く本だ。
そして言葉で綴る勇気ある本だ。
2015年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は元ゴールドマンサックス社員で日本のバブル崩壊後の不良債権問題を指摘し話題になった人物である。現在は文化財補修を手掛ける創業300年の小西美術工藝社の代表を務め、来日して25年となる。
本書では、観光産業の伸びしろや古いものと新しいものが共存できる日本の強みを挙げる一方、多くは日本の弱み(多くはこの時代に我々が薄々と気づいていること)を指摘している。
主張にはフィット感があり、頷けるところが多いのではないか。
まず、なぜいま日本の強み・弱みを真剣に考えていく必要があるのかというと、「日本が人口激減時代に突入しているからであり、事実を客観的に見つめていく必要があるから」としている。
その中で、著者は日本の高度成長の背景には間違いなく人口増加があり、(日本人の勤勉性や技術力などもあったが)ある程度、約束されていたものとしている。
一方、経済成長という強みが物事の効率性の追求や事実にもとづく客観的な分析、本質追求を先送りにしたとも主張。(確かに、これまでの日本の問題の多くは時間が解決したことも少なくない。)
著者が主張する日本の弱みとは、
・効率性の悪さ。すなわち、会議に代表される不要な人員(standing around)なコスト意識の低さ。
・数字や事実にもとづく客観的な分析や議論の弱さ。(woolly thinking 散漫的思考)
・事実や議論の衝突、変革をしようとする際の「面倒くさい」という意識の強さ。
・自分は行動しないが主張するという利己的な考え。(税金は払いたくないが福祉は手厚くしてほしい。街並みや景観は守りたいけど、自分は快適で便利に過ごしたい、など)
さらに、日本では物事を変えるにはアメリカの企業に比べて、何百倍もの努力が必要と主張する。その背景は、日本は「建設的にどう実現するか」というよりも「まず反対意見をどう潰していくか」ということに労力を要するからと主張する。
これらの主張は特に企業で働いている方々であれば少なからず実感していることが多いのではないか。「相手に誠意をみせる必要があるから」、「立場上必要だから」、「以前からやっているから、簡単にはやめられない」、「”but” 、”however”、”on the other hand”」など。
また、著者が主張する「面倒」を避ける意識の他に、「恥の文化」が根強く残っていると思う。物事を変えるには失敗がつきものであるが、日本では「失敗は最大の恥」と受け止められている側面もある。(昔は切腹する人もいた。)
では、日本人が避けてきた様々な軋轢や衝突をどのように受け止めていけばよいのか、どのように対処していけばよいのか。著者が主張するスキルやマインドとして、「議論よりロジックを重視、データを分析する能力」、「反対意見を言われただけで、心や態度を変えてはならない」としているが、参考になるのではないか。
こうした日本社会のもつ弱み(これまでは強みとして機能してきた)をどのように変えていけばよいのか。変革や自分の主張を通すには当然、軋轢や衝突、組織からの孤立なども生じうるだろう。その時、「面倒くさいから」、「給料もらっているから」、「家族を養っていかねばならないから」といった気持ちが生まれるのも人間である。自分をどのように納得させるのか、人生の何に価値を置くのか、明日が人生最後の日だとしたら、今やっていることに後悔はないか、せわしなく過ぎる日々の中でも常に考え続ける必要があるかもしれない。
特に、これまでの常識が通用しづらくなるこれからの世界において、大切なことかもしれない。
自分の好きな言葉の一つに「和して同せず」というのがあるが、どうだろうか。
本書では、観光産業の伸びしろや古いものと新しいものが共存できる日本の強みを挙げる一方、多くは日本の弱み(多くはこの時代に我々が薄々と気づいていること)を指摘している。
主張にはフィット感があり、頷けるところが多いのではないか。
まず、なぜいま日本の強み・弱みを真剣に考えていく必要があるのかというと、「日本が人口激減時代に突入しているからであり、事実を客観的に見つめていく必要があるから」としている。
その中で、著者は日本の高度成長の背景には間違いなく人口増加があり、(日本人の勤勉性や技術力などもあったが)ある程度、約束されていたものとしている。
一方、経済成長という強みが物事の効率性の追求や事実にもとづく客観的な分析、本質追求を先送りにしたとも主張。(確かに、これまでの日本の問題の多くは時間が解決したことも少なくない。)
著者が主張する日本の弱みとは、
・効率性の悪さ。すなわち、会議に代表される不要な人員(standing around)なコスト意識の低さ。
・数字や事実にもとづく客観的な分析や議論の弱さ。(woolly thinking 散漫的思考)
・事実や議論の衝突、変革をしようとする際の「面倒くさい」という意識の強さ。
・自分は行動しないが主張するという利己的な考え。(税金は払いたくないが福祉は手厚くしてほしい。街並みや景観は守りたいけど、自分は快適で便利に過ごしたい、など)
さらに、日本では物事を変えるにはアメリカの企業に比べて、何百倍もの努力が必要と主張する。その背景は、日本は「建設的にどう実現するか」というよりも「まず反対意見をどう潰していくか」ということに労力を要するからと主張する。
これらの主張は特に企業で働いている方々であれば少なからず実感していることが多いのではないか。「相手に誠意をみせる必要があるから」、「立場上必要だから」、「以前からやっているから、簡単にはやめられない」、「”but” 、”however”、”on the other hand”」など。
また、著者が主張する「面倒」を避ける意識の他に、「恥の文化」が根強く残っていると思う。物事を変えるには失敗がつきものであるが、日本では「失敗は最大の恥」と受け止められている側面もある。(昔は切腹する人もいた。)
では、日本人が避けてきた様々な軋轢や衝突をどのように受け止めていけばよいのか、どのように対処していけばよいのか。著者が主張するスキルやマインドとして、「議論よりロジックを重視、データを分析する能力」、「反対意見を言われただけで、心や態度を変えてはならない」としているが、参考になるのではないか。
こうした日本社会のもつ弱み(これまでは強みとして機能してきた)をどのように変えていけばよいのか。変革や自分の主張を通すには当然、軋轢や衝突、組織からの孤立なども生じうるだろう。その時、「面倒くさいから」、「給料もらっているから」、「家族を養っていかねばならないから」といった気持ちが生まれるのも人間である。自分をどのように納得させるのか、人生の何に価値を置くのか、明日が人生最後の日だとしたら、今やっていることに後悔はないか、せわしなく過ぎる日々の中でも常に考え続ける必要があるかもしれない。
特に、これまでの常識が通用しづらくなるこれからの世界において、大切なことかもしれない。
自分の好きな言葉の一つに「和して同せず」というのがあるが、どうだろうか。
2020年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本在住30年のアトキンソン氏。日本の文化に深く溶け込んでいるが、日本の「強み」と「弱み」には、冷徹な目で分析。一気に読破、大変面白かった。
2017年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私達が思ってたのとは違いますね。
だから参考になります。
痛い指摘ほど停滞時期には必要で
変われるチャンスが生まれそうです。
だから参考になります。
痛い指摘ほど停滞時期には必要で
変われるチャンスが生まれそうです。
2015年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書でも著者は最初に、日本で横行する他国との比較による安易な自画自賛をやんわりと戒めます。そして、日本が取り組むべきは、もともと日本という国が持っているポテンシャルを客観的な分析によって見据えて、それを十分に活かしきれていない部分を「弱み」と捉え、十分に活かしきった強みの状態に転換させることが、少子高齢化による人口減という時代の深刻な趨勢変化を迎えた日本の取り組むべきことと論じます。つまり、世界基準で我が国の観光業のあり方を問い直し、なかでも過去の歴史を今にとどめる文化財の再生こそ強みを発揮できる分野と言い切ります。その論の展開は明快で、氏のオックスフォード大での日本学の学識、ゴールドマン・サックスでの花形アナリストとしての実績ある分析手法、我が国の国宝重要文化財補修工事を請け負う代表的な企業である小西美術工芸社の経営者としての体験、これらが存分に活かされています。氏の定義によれば、まさに本作こそ氏の強みが遺憾無く発揮されているといえるでしょう。
氏は、多くの日本人が安易に口にする思い込みを自国イギリスや世界各国の事例を引き合いに出しながら次々に論破していきます。中でも、戦後の復興は「奇跡」ではなく、「成功が保障された時代」と言い切る視点は傾聴に値し、問題はその保障の中で長く過ごしていたことで、眼前の深刻な課題を見据えることを怠り、解決しようとしていないと指摘します。とりわけその責めは日本の指導層に厳しく向けられ、勤勉な国民へ向けられているわけではありません。この辺りは前作にも感じたイギリス紳士ならではのノブレス・オブリージュの精神を底流に感じます。
一方で、勤勉な国民の一人として、氏の責めが私に及ばないことを願って言わせていただければ、ロジックと効率性で日本を論じつくところに、「それだけではないぞ」、日本の在り様の奥底に横たわる心象心理とも言うべき何かがあるぞ、と言いたくなる思いを引きこさせてくれたのも正直な思いです。これこそがwoolly thinking だと言う氏の鋭い声が聞こえてきそうな気もしますが。。
読みやすいサイズの新書ですが、これからの日本を担う多くの若い人たちに強く一読を勧めても決して後悔させない一冊だと思います。
花咲か爺さん
氏は、多くの日本人が安易に口にする思い込みを自国イギリスや世界各国の事例を引き合いに出しながら次々に論破していきます。中でも、戦後の復興は「奇跡」ではなく、「成功が保障された時代」と言い切る視点は傾聴に値し、問題はその保障の中で長く過ごしていたことで、眼前の深刻な課題を見据えることを怠り、解決しようとしていないと指摘します。とりわけその責めは日本の指導層に厳しく向けられ、勤勉な国民へ向けられているわけではありません。この辺りは前作にも感じたイギリス紳士ならではのノブレス・オブリージュの精神を底流に感じます。
一方で、勤勉な国民の一人として、氏の責めが私に及ばないことを願って言わせていただければ、ロジックと効率性で日本を論じつくところに、「それだけではないぞ」、日本の在り様の奥底に横たわる心象心理とも言うべき何かがあるぞ、と言いたくなる思いを引きこさせてくれたのも正直な思いです。これこそがwoolly thinking だと言う氏の鋭い声が聞こえてきそうな気もしますが。。
読みやすいサイズの新書ですが、これからの日本を担う多くの若い人たちに強く一読を勧めても決して後悔させない一冊だと思います。
花咲か爺さん
2016年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者が、日光東照宮の修復を担当されたことは知っていました。
今の日本を知るのに英国の人の目が参考になるとは思っていませんでした。
本が届いて、直ぐに読み始めましたが、結局最後まで読み通してしましました。
娘にもこの本を薦めました。
今の日本を知るのに英国の人の目が参考になるとは思っていませんでした。
本が届いて、直ぐに読み始めましたが、結局最後まで読み通してしましました。
娘にもこの本を薦めました。
2017年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
興味深い一冊だった。もう少し学問的に難解でもいい、深く問い詰めてほしい感じでした。
内容がやや浅いような気がしたので。こういうタイプの作者はなかなかいないので、詐欺的日本人経済作家
に負けずに頑張ってください。(詐欺的日本人経済風作家とはあまり深く学問的に追及せずに、感覚的、または売らんかなで
衝撃的な題名をつけて中身は空っぽというほとんどの経済ジャーナリストみたいな作家)「金返せ」という人おおいですね。
内容がやや浅いような気がしたので。こういうタイプの作者はなかなかいないので、詐欺的日本人経済作家
に負けずに頑張ってください。(詐欺的日本人経済風作家とはあまり深く学問的に追及せずに、感覚的、または売らんかなで
衝撃的な題名をつけて中身は空っぽというほとんどの経済ジャーナリストみたいな作家)「金返せ」という人おおいですね。