新たに人事担当となった方、評価者となった方及び人事評価制度導入済みだが保守的な
運用でしかなく学び直したい方などにも有用な書籍だと思います。
私は一番最後の従来の人事制度を単に運用し、改訂等の機運もない保守的な会社に従事
していますが、自社制度のみの視野の狭い認識でしかなかったため改めて本書を読み直し
ました。人事評価の必要性、評価要素、評価者の体系、考課者訓練等体系的に説明され
人事評価についての概略を把握することができる、題名通りのまさに教科書的書籍です。
もちろん、著者独自の見解例えば、日本では能力評価についてのノウハウが蓄積されて
きた歴史に照らし、欧米で盛り上がりを見せたコアコンピタンシーは不要との主張なども
あります。人事評価制度はなぜ必要かを考えさせられるいい書籍だと思いました。
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出版社より
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