内容が内容だけに、読み終えた後気が重くなる。
本の前半に収められていた「劇画・死刑執行」がとても印象に残った。
本文を抜粋↓
「ビデオもカメラも入れない死刑執行の現場を劇画でお見せしよう。
死刑の執行を何度も経験した元刑務官の脳裏に焼き付いていた映像を元に
再現したフィクションで、初めて公開される現在の死刑執行の様子である。」
10Pに渡って死刑執行の場面がイラスト(漫画仕様)になっている。
子供が中学3年~高校生くらいになったら、読ませたい。
犯罪を犯した者はどうやって、その罪を償うのか。
特に人を殺めてしまい、死刑判決が下された後、どのような運命が待っているのか。
死制度刑は知っていたし、今までもあまり気に留める事もなかったけれど
この本を読んで、世の中に「刑務官」という職業があって、死刑を執行する人がいるのだと
当たり前なのだけれど、改めて思い起こさせ、考えさせられました。
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元刑務官が明かす死刑のすべて 文庫 – 2006/5/10
坂本 敏夫
(著)
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拘置所の日常、刑務官と死刑囚の関係、そして死刑執行の瞬間……。執行現場に立ち会ったこともある著者が、死刑囚の今を明かす!
- 本の長さ284ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2006/5/10
- ISBN-104167679876
- ISBN-13978-4167679873
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2014年9月1日に日本でレビュー済み
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2018年5月31日に日本でレビュー済み
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人権と秩序という、近い様で対局にあるものを切々と語ってくれている様に感じます。
当たり前ですが仕事として職務にあたる刑務官にも人間としての感情があることを生々しく感じられる作品です。
当たり前ですが仕事として職務にあたる刑務官にも人間としての感情があることを生々しく感じられる作品です。
2017年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
元刑務官の著作だけに、客観的な内容ではなく刑務官としての私情がかなり入り交じっています。検事、裁判官、官僚、大臣といった死刑の判決や執行命令をはするが、死刑執行には一歩も立ち入らない者への怒りがこの本にはこもっています。私はこの著書以前に村野薫氏の「死刑はこうして執行される」を読んでいたので最初は違和感を感じましたが、その分死刑を執行した者にしかわからない感情や内容の臨場感は秀逸です。
以下本書より
『いつ処刑されてもおかしくない死刑囚とは目さえも合わせたくない。まして会話などとんでもない。自分が交わした、その一言が今生の別れになったなんてことにはなりたくない。舎房巡回でも自然と足音を殺してしまう。そしてサッサと居房の前を通り過ぎる。確かに処刑直前の死刑囚からは特別なオーラが放たれていた。』
刑の執行の前日に執行担当職員で予行演習をすることに驚きました。毎回その都度選ばれた刑務官が行い、失敗は許されないから当然と言えば当然の事なのでしょう。
第一章は一人の実在の死刑囚に焦点を当てて書かれており、処刑の数日前からの彼の日記がそのまま載っているのですが、毎日毎日今日がその日かと恐れながら過ごしており生きた心地がしない様子がとてもよくわかります。
本書には漫画やドキュメントノベルもありかなりバラエティーに富んだ一冊です。ただドキュメントノベルは第一章で完結させてしまったような、ちょっと尻切れトンボのようでもう一つでした。漫画はそこまで生々しくないので、誰でも見易いと思います。文章での死の瞬間の描写の方がよっぽど生々しいです。
以下本書より
『いつ処刑されてもおかしくない死刑囚とは目さえも合わせたくない。まして会話などとんでもない。自分が交わした、その一言が今生の別れになったなんてことにはなりたくない。舎房巡回でも自然と足音を殺してしまう。そしてサッサと居房の前を通り過ぎる。確かに処刑直前の死刑囚からは特別なオーラが放たれていた。』
刑の執行の前日に執行担当職員で予行演習をすることに驚きました。毎回その都度選ばれた刑務官が行い、失敗は許されないから当然と言えば当然の事なのでしょう。
第一章は一人の実在の死刑囚に焦点を当てて書かれており、処刑の数日前からの彼の日記がそのまま載っているのですが、毎日毎日今日がその日かと恐れながら過ごしており生きた心地がしない様子がとてもよくわかります。
本書には漫画やドキュメントノベルもありかなりバラエティーに富んだ一冊です。ただドキュメントノベルは第一章で完結させてしまったような、ちょっと尻切れトンボのようでもう一つでした。漫画はそこまで生々しくないので、誰でも見易いと思います。文章での死の瞬間の描写の方がよっぽど生々しいです。
2019年3月19日に日本でレビュー済み
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死刑囚の現在が一般的な囚人と変わらないと言われても、それは「死を待つ存在」となったからであり、本人が罪と向き合っている証拠にはならないと思います。
殺人や強姦をした犯人に罪を償う方法は無いと判断されたからこそ、死刑があると考えています。
また、死刑になっても罪は赦されず、永劫に邪悪で忌み嫌う存在として記録に残り、悪行の見本とされるべきです。
この本で一番気になったのは、さも全ての刑務官が死刑を嫌がっているような書き方をされている点です。
死刑を肯定し、確固たる信念を持って刑を執行している刑務官もいると思います。その方を否定するような文章は如何なものかと感じました。
殺人や強姦をした犯人に罪を償う方法は無いと判断されたからこそ、死刑があると考えています。
また、死刑になっても罪は赦されず、永劫に邪悪で忌み嫌う存在として記録に残り、悪行の見本とされるべきです。
この本で一番気になったのは、さも全ての刑務官が死刑を嫌がっているような書き方をされている点です。
死刑を肯定し、確固たる信念を持って刑を執行している刑務官もいると思います。その方を否定するような文章は如何なものかと感じました。
2010年6月7日に日本でレビュー済み
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死刑執行を経験した元刑務官の方が書いた本です。
執行現場の様子や、執行までの死刑囚の扱い、またその間の心情など、経験された方
ならではの話が沢山載っています。
また本書中盤のドキュメントノベルもなかなか面白かったです。拘置所内で起こって
いる死刑囚と刑務官の癒着。拘置所という法務省所管機関で働く公務員の保身・出世
欲とそれに立ち向かう正義感。またその家族達の人間模様が描かれています。
最近は死刑制度の廃止・存続で議論されることが多くなっていますが、裁判員制度が
始まったこともあり、国民が真剣に死刑について考える時が来ていると思います。
死刑を廃止するのか?その議論の前に、まずはこの本のように現場に携わった経験者
の言葉を聞くべきではないでしょうか。
執行現場の様子や、執行までの死刑囚の扱い、またその間の心情など、経験された方
ならではの話が沢山載っています。
また本書中盤のドキュメントノベルもなかなか面白かったです。拘置所内で起こって
いる死刑囚と刑務官の癒着。拘置所という法務省所管機関で働く公務員の保身・出世
欲とそれに立ち向かう正義感。またその家族達の人間模様が描かれています。
最近は死刑制度の廃止・存続で議論されることが多くなっていますが、裁判員制度が
始まったこともあり、国民が真剣に死刑について考える時が来ていると思います。
死刑を廃止するのか?その議論の前に、まずはこの本のように現場に携わった経験者
の言葉を聞くべきではないでしょうか。
2017年7月12日に日本でレビュー済み
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最初は知らない事が、色々書いてあり面白かったのですが、後半は刑務官の人事の話が主体になり興味が失せました。
2014年2月8日に日本でレビュー済み
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リアルです。読んでてドキドキします。緊迫感が味わえ、私は即読破してしまいました。
2017年11月1日に日本でレビュー済み
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死刑囚を美化しすぎている感が強く、根本であり一番大事な、殺人についてあいまいにしている。