お役所仕事ってどうしてこうなんだろう?と思ってしまいます。理想教育の名のもとに日本人が昔から培ってきた音韻や言葉の表現力、情緒がどんどん失われています。そのくせ日の丸あげろ、君が代歌え、では本末転倒です。
私はブンガクを選考していましたが、この本に掲載されている歌の歌詞の美しさ、文節を汚さないメロディー(語尾が下がる文章は音も下がる、正しい文節でのブレスが入るなど)はずっとずっと歌い継がれるべきだと思います。教科書なんぞに載ってなくても昔は祖母や母が歌ってくれていたのにね~。そう思うと核家族の寂しさもにじんできます。閑話休題。ともかく私は子供たちに歌いつづけてやるぞ!と思いました。「めだかの学校」など童謡誕生秘話やあまり知られていない童謡作家達の素!顔もわかって、面白いですよ。
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教科書から消えた唱歌・童謡 単行本 – 2002/4/1
横田 憲一郎
(著)
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このままでは日本の美しい旋律が消滅する
歌い継ぎたい日本の心!
広く親しまれているはずの唱歌、誰もが知っているはずの童謡が子供たちの口から消えている。なぜ、日本の美しい心を歌った旋律が消えていくのか? 本書は、現在の音楽教科書の実態はもちろん、豊富な図版をまじえ、歌が生まれたエピソードも解説。歌い継ぎたい21曲の歌詞・楽譜も掲載しています。
歌い継ぎたい日本の心!
広く親しまれているはずの唱歌、誰もが知っているはずの童謡が子供たちの口から消えている。なぜ、日本の美しい心を歌った旋律が消えていくのか? 本書は、現在の音楽教科書の実態はもちろん、豊富な図版をまじえ、歌が生まれたエピソードも解説。歌い継ぎたい21曲の歌詞・楽譜も掲載しています。
- 本の長さ157ページ
- 言語日本語
- 出版社産経新聞ニュースサービス
- 発売日2002/4/1
- ISBN-104594034705
- ISBN-13978-4594034702
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「靴が鳴る」「背くらべ」「月の沙漠」「めだかの学校」「汽車」…。教科書から消えた唱歌たち一曲一曲に込められた作詞・作曲家たちの情念やエピソードを発掘。歌い継ぎたい日本の心を記す。『産経新聞』連載をまとめる。
登録情報
- 出版社 : 産経新聞ニュースサービス (2002/4/1)
- 発売日 : 2002/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 157ページ
- ISBN-10 : 4594034705
- ISBN-13 : 978-4594034702
- Amazon 売れ筋ランキング: - 774,170位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 15,339位音楽一般の本
- - 33,752位楽譜・スコア・音楽書 (本)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2015年8月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読めたらいいや!位のつもりだったけど、想像していた以上!とっても、良かったです!
2007年3月2日に日本でレビュー済み
歌は世につれ変わり、子供たちの好む歌も時代の趨勢を反映して変化する。音楽教科書もそのことを無視して旧来の「唱歌・童謡」そのままというわけにはいくまい。
しかしながら、日本人の心の原点にあるような「美しい日本の歌」が学校で歌われなくなるというのは、耐えがたいことである。本書は現行教科書を分析・解剖し、批判・提言している。曰く「遊びに走り、乱れた日本語」「あふれる外国曲・ポピュラー曲」「日本語を重視し、一から編集を」と訴える。
初等教育の現場から消えてゆきつつある唱歌・童謡の数々…「この道」「待ちぼうけ」「かなりや」「背くらべ」「浜千鳥」「月の砂漠」「めだかの学校」「埴生の宿」これらの歌を学校で習わないのであれば、子どもたちはどこで知ることになるのか。残念と言うより、そら恐ろしくなってくる。
歌も自然淘汰され、歌われなくなるのもやむを得ない。ただ、いい歌でありながら「教科書」に載せられなくなると、忘れ去られ消えていってしまう。
滝廉太郎の「荒城の月」でさえやっと命脈を保っているようであるが、永遠の名曲として少しでも多くの唱歌・童謡が命長らえて欲しいと思う。それには「日本人の心の原点」である〈唱歌・童謡〉を教科書からそう簡単に消さないで欲しい。子どもたちの心がすさんでいるのも、日本語の最も美しい結晶である〈日本の歌〉をみんなで歌わなくなったからかもしれない。
しかしながら、日本人の心の原点にあるような「美しい日本の歌」が学校で歌われなくなるというのは、耐えがたいことである。本書は現行教科書を分析・解剖し、批判・提言している。曰く「遊びに走り、乱れた日本語」「あふれる外国曲・ポピュラー曲」「日本語を重視し、一から編集を」と訴える。
初等教育の現場から消えてゆきつつある唱歌・童謡の数々…「この道」「待ちぼうけ」「かなりや」「背くらべ」「浜千鳥」「月の砂漠」「めだかの学校」「埴生の宿」これらの歌を学校で習わないのであれば、子どもたちはどこで知ることになるのか。残念と言うより、そら恐ろしくなってくる。
歌も自然淘汰され、歌われなくなるのもやむを得ない。ただ、いい歌でありながら「教科書」に載せられなくなると、忘れ去られ消えていってしまう。
滝廉太郎の「荒城の月」でさえやっと命脈を保っているようであるが、永遠の名曲として少しでも多くの唱歌・童謡が命長らえて欲しいと思う。それには「日本人の心の原点」である〈唱歌・童謡〉を教科書からそう簡単に消さないで欲しい。子どもたちの心がすさんでいるのも、日本語の最も美しい結晶である〈日本の歌〉をみんなで歌わなくなったからかもしれない。
2002年5月4日に日本でレビュー済み
最近学校ではいわゆる「昔」の歌が扱われなくなったと言います。そのかわりにちょっと前のポップスやフォークなどが取り上げられ、生徒達が声を張り上げているとのこと。もちろん歌を元気に楽しく歌うことは良いにきまっています。たとえいつの時代のどんなジャンルの歌であろうとも。ただ文部省「唱歌」だから、童謡だから今の時代に合わない、と切り捨ててよいものか?そう疑問に感じている人は老若男女を問わず多数いらっしゃるはずで、だからこそこの本の存在価値があるわけです。
今の言葉にない。古文のようだ。生徒に解らない日本語だ。様々な理由で歌われなくなったのでしょう。なかにはイデオロギー的理由で忌避されるとも聞いています。以下の一般の人にとっては冗談のような話を耳にしたこともあります。「頭を雲の上に出し・・富士は日本一の山---優劣をつけ競争心をあおる」「白地に赤く日の丸染めてああ美しい---日の丸は論外」(もちろん昔はあたりまえに教えられた”君が代”などとんでもない!となるわけです)「囲炉裏のはたに縄なう父は過ぎしいくさの手柄をかたる---戦争を賛美する気か」
その時にわからなくてもいつかわかる、それが「ことば」というものではないでしょうか。漢文ではありませんが、大人になって、ああ、そう言う意味だったんだ、と初めて歌詞の意味を知る、言語とはそのような面がありそれにより言葉に今までの経験が加わってますます言語生活が豊かになっていく、そういうものだと思います。
日本の自然が消えつつあっても、現代日本にはそぐわなかろうと、日本の心を歌い上げてきた歌には、日本人として耳にして、声を合わせて歌うことで古くから養われてきた日本の心が伝わる、それが「歌」そのものの学習とは別に唱歌・童謡の持っている大切な役割のひとつではないかと思うのです。
これだけとりあげてもいかに唱歌・童謡が重要な役割をになっているかは自明の理です。「音楽教育」がその役割を放棄し、もしくは子供からその当然受けるべき教育を奪ってきたとしたら残念です。この書により唱歌・童謡がどう扱われ、いかに教えられているのか、その実態を知ることがご自分のお子さんにとってはもちろん、日本人として大切な伝統文化の一つを支える意味でもとても大切なことだと感じます。
今の言葉にない。古文のようだ。生徒に解らない日本語だ。様々な理由で歌われなくなったのでしょう。なかにはイデオロギー的理由で忌避されるとも聞いています。以下の一般の人にとっては冗談のような話を耳にしたこともあります。「頭を雲の上に出し・・富士は日本一の山---優劣をつけ競争心をあおる」「白地に赤く日の丸染めてああ美しい---日の丸は論外」(もちろん昔はあたりまえに教えられた”君が代”などとんでもない!となるわけです)「囲炉裏のはたに縄なう父は過ぎしいくさの手柄をかたる---戦争を賛美する気か」
その時にわからなくてもいつかわかる、それが「ことば」というものではないでしょうか。漢文ではありませんが、大人になって、ああ、そう言う意味だったんだ、と初めて歌詞の意味を知る、言語とはそのような面がありそれにより言葉に今までの経験が加わってますます言語生活が豊かになっていく、そういうものだと思います。
日本の自然が消えつつあっても、現代日本にはそぐわなかろうと、日本の心を歌い上げてきた歌には、日本人として耳にして、声を合わせて歌うことで古くから養われてきた日本の心が伝わる、それが「歌」そのものの学習とは別に唱歌・童謡の持っている大切な役割のひとつではないかと思うのです。
これだけとりあげてもいかに唱歌・童謡が重要な役割をになっているかは自明の理です。「音楽教育」がその役割を放棄し、もしくは子供からその当然受けるべき教育を奪ってきたとしたら残念です。この書により唱歌・童謡がどう扱われ、いかに教えられているのか、その実態を知ることがご自分のお子さんにとってはもちろん、日本人として大切な伝統文化の一つを支える意味でもとても大切なことだと感じます。
2013年12月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔の歌の解説が20くらいある。解説好きには良いが、歌詞・譜面好きには、物足りない本。
2012年11月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今の子供たちの音楽教科書の内容が、私の頃とは大違いだということは身をもって実感していますが、あんな良い曲がなぜ歌われなくなったのか…それぞれの唄に「哀しい過去」があったとは。これから、その唄たちの接し方が変わるような気がします。大事にしなきゃ…。
2019年8月27日に日本でレビュー済み
最近小学校ではいわゆる「昔」の歌が扱われなくなったということですが、私のような戦前派にとっては、とても悲しいことです。私たちが小・中学校で受けた日本史の教育は、いわゆる典型的な皇国史観に基づいた歴史教育で、すべての時代とは言いませんが、特に南北朝時代についての教育内容は、もっとも偏ったものだったと思います。足利尊氏は極悪人で、これに対して楠木正成は、後醍醐天皇に身を捧げた最高の忠臣と教えられました。この正成が湊川の決戦をまじかに控えて、まだ幼かった長男・正行(まさつら)を諭して故郷に返す、いわゆる「桜井の別れ」は、これをタイトルとする文部省唱歌と共に、いつまでも心に残っています。多分一生忘れられないと思います。youtubeで検索すると、「桜井の別れ」の穏やかな歌唱やメロディを、今でも聞くことが出来す。文部省唱歌は、いま問題になっている、小学校で唱歌が歌われなくなったことと次元の違う話かもしれませんが、この機会に便乗させてもらって、あえて私の思いを、書かせてもらいました。