東大や京大は知識の詰込み型勉強では歯が立たない問題を出題します。
教えてもらうのではなく、自分で思考し解決する能力を求めているのだとわかります。
手に入りにくくなっているようですが、続編も読んでみたいと思います。
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歴史が面白くなる 東大のディープな日本史 「ディープ」シリーズ (中経出版) Kindle版
「東大の日本史」は、単なる入試問題で片付けられない。「東大日本史」ほど“深い”入試問題はありません。すべての日本史予備校講師を魅了してやまない「東大日本史」。だから、この「東大日本史」をすべての歴史ファンに知って欲しい。「東大日本史」の入試問題は、単に覚えた知識を“披露する”という類の、知っていればできるというものではなく、歴史学的視点をもとに思考をしなくては解答までたどり着くことができない「良問」です。本書は、この東大日本史入試問題を題材として、日本史の出来事や制度の、あまり知られていない「側面」を考えてみよう、というものです。東大の問題から、ある事実を考えると、実はステレオタイプの理解にとどまっていたのでは?と“深く”考えさせられます。そして、東大の問題が、私たちに「あるメッセージ」を投げかけていることにも気づくことができます。
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA / 中経出版
- 発売日2012/9/27
- ファイルサイズ3582 KB
- 販売:
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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商品の説明
出版社からのコメント
「東大の日本史」は、単なる入試問題で片付けられない。 「東大日本史」ほど“深い"入試問題はありません。すべての日本史予備校講師を魅了してやまない「東大日本史」。だから、この「東大日本史」をすべての歴史ファンに知って欲しい。 「東大日本史」の入試問題は、単に覚えた知識を“披露する"という類の、知っていればできるというものではなく、歴史学的視点をもとに思考をしなくては解答までたどり着くことができない「良問」です。 本書は、この東大日本史入試問題を題材として、日本史の出来事や制度の、あまり知られていない「側面」を考えてみよう、というものです。東大の問題から、ある事実を考えると、実はステレオタイプの理解にとどまっていたのでは?と“深く"考えさせられます。そして、東大の問題が、私たちに「あるメッセージ」を投げかけていることにも気づくことができます。 こんなに“深い"入試問題は、他に例を見ません。 東大の入試問題で、あなたの知っている「歴史」を見直してみるのはいかがでしょうか?
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
歴史が苦手な自分にも興味深く読むことが出来た。続編である「同タイトル 2」も用意し、1と2で古代を読み、同じく1,2で中世を読み…というようにして読んだ。この本の優れた点は「リーダー・フレンドリ(読者に親切)」という特性である。似たような趣向のものに『東大入試で遊ぶ教養 日本史』があるが、こちらは死蔵したまま段ボールに入れてある。改めて比較すると、『遊ぶ』においては著者だけが面白がって満足しているらしい姿勢が浮き彫りになる。
『遊ぶ』との対比で納得できる本書の成功している点は、まず判型が新書サイズであること。次に文体が「です・ます」調であること。これらは「リーダー・フレンドリ」であることの最大の特質だった。さらに『遊ぶ』の読みにくい活字は、美本を作る点には寄与するものの、読む気を失わせる要因となっている。
本書は古代から近代までの順に章立てされて書かれているが、元より網羅的な通史ではない。その時代ごとに「入試問題」をピックアップし、それを契機としてテーマを掘り下げるような叙述になっている。『遊ぶ』が「問題」を掲示してすぐに「解き方」という項目をあげる構成と全く異なっていて、「入試問題」などというのはテーマを設定するきっかけに過ぎないと感じさせる。それが言い過ぎならば、この著者はみずから歴史の研究者として、東大の教官が考えているであろう問題点との「対話」を開陳してみせる。その思考過程こそが重厚なのであって、「解答例」はおまけのようなものだった。
私は歴史というものを全く理解できなかった。『まんが日本の歴史がわかる本』全三冊は読んだが『漫画版 日本の歴史』文庫全10巻は半分の5巻までしか読めなかった。『石川トークで攻略日本史』は大量の音声講義が付属し、外で作業をしながらmp3プレーヤーで聞いたが、近代以降の経済に注目して歴史の流れをみるという観点は理解もできた。だが、一向に頭の中に、歴史が解ったという感覚がない。
本書では例えば「惣村」とか「惣領制」ということばが出てきて、なるほど、そういう「仕組み」を理解することが歴史を理解することなのかという足掛かりに気が付くことになった。叙述に気負いがなく、しかしながらテーマに対しては学術の先端の成果から叙述していると感じられた。それを読むこと自体が楽しかった。
ぜひ同じ著者の第三弾、第四弾と続編を期待したい。
『遊ぶ』との対比で納得できる本書の成功している点は、まず判型が新書サイズであること。次に文体が「です・ます」調であること。これらは「リーダー・フレンドリ」であることの最大の特質だった。さらに『遊ぶ』の読みにくい活字は、美本を作る点には寄与するものの、読む気を失わせる要因となっている。
本書は古代から近代までの順に章立てされて書かれているが、元より網羅的な通史ではない。その時代ごとに「入試問題」をピックアップし、それを契機としてテーマを掘り下げるような叙述になっている。『遊ぶ』が「問題」を掲示してすぐに「解き方」という項目をあげる構成と全く異なっていて、「入試問題」などというのはテーマを設定するきっかけに過ぎないと感じさせる。それが言い過ぎならば、この著者はみずから歴史の研究者として、東大の教官が考えているであろう問題点との「対話」を開陳してみせる。その思考過程こそが重厚なのであって、「解答例」はおまけのようなものだった。
私は歴史というものを全く理解できなかった。『まんが日本の歴史がわかる本』全三冊は読んだが『漫画版 日本の歴史』文庫全10巻は半分の5巻までしか読めなかった。『石川トークで攻略日本史』は大量の音声講義が付属し、外で作業をしながらmp3プレーヤーで聞いたが、近代以降の経済に注目して歴史の流れをみるという観点は理解もできた。だが、一向に頭の中に、歴史が解ったという感覚がない。
本書では例えば「惣村」とか「惣領制」ということばが出てきて、なるほど、そういう「仕組み」を理解することが歴史を理解することなのかという足掛かりに気が付くことになった。叙述に気負いがなく、しかしながらテーマに対しては学術の先端の成果から叙述していると感じられた。それを読むこと自体が楽しかった。
ぜひ同じ著者の第三弾、第四弾と続編を期待したい。
2016年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
受験の時は穴埋め問題に、できるだけ多く解答ができる知識を詰め込むことのみを考えて勉強していた。
「古代の朝廷はなぜ白村江の戦いに臨んだのか?」などということなどは考えもしなかった。
しかも663年という年に、27000人もの兵を朝鮮半島に送り出したその熱意を一体何だったのか?
ヤマト政権がそこまでして守りたかったそして欲しかったものは何だったのか?そんな疑問が沸々と湧いてきました。
そんなことを考えながら勉強していたら、もっと日本史への関心の深さは全く変わっていただろうと今更ながら感じました。
「摂関政治と院生の違い?」「一揆の団結のみなもとは?」「大久保利通が描いた日本の将来像?」等々
その切り口の質問は、歴史のもつおもしろさや関心への道にディープに引きづりこんでくれました。
「古代の朝廷はなぜ白村江の戦いに臨んだのか?」などということなどは考えもしなかった。
しかも663年という年に、27000人もの兵を朝鮮半島に送り出したその熱意を一体何だったのか?
ヤマト政権がそこまでして守りたかったそして欲しかったものは何だったのか?そんな疑問が沸々と湧いてきました。
そんなことを考えながら勉強していたら、もっと日本史への関心の深さは全く変わっていただろうと今更ながら感じました。
「摂関政治と院生の違い?」「一揆の団結のみなもとは?」「大久保利通が描いた日本の将来像?」等々
その切り口の質問は、歴史のもつおもしろさや関心への道にディープに引きづりこんでくれました。
2013年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
考えてみれば、大学入試レベルの内容、要は高校日本史、なので、そんなに一つの事象に対して、深い考察があるわけでない。
この薄い本にたくさんの事柄が詰め込まれているので、これ一冊で日本史が分かったつもりになるのは無理。
この本を理解するには、教科書とか、いろんな参考書を読んで、基礎知識をつけたうえでなければね。
文章自体も、頭のいい人特融の、ちょっとわかりずらいかな。
この薄い本にたくさんの事柄が詰め込まれているので、これ一冊で日本史が分かったつもりになるのは無理。
この本を理解するには、教科書とか、いろんな参考書を読んで、基礎知識をつけたうえでなければね。
文章自体も、頭のいい人特融の、ちょっとわかりずらいかな。
2017年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
選定された項目も興味深く、それに対して今まで以上に深く深く真理を考えて読破することができました。時々、興味あるテーマは読み返しています。
2013年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表題だけなら東大で教えられている日本史についてかと思いますが、何のことは無い。
単に予備校の講師が東大の入試問題にかこつけて自分の歴史観を語るというしろものです。
しかも被虐史観に貫かれた私見で解答例を批判しているだけなので読むところが少ない。
結局は東大の入試問題の部分しか楽しめるところがない。
お金がとれる内容ではありません。
単に予備校の講師が東大の入試問題にかこつけて自分の歴史観を語るというしろものです。
しかも被虐史観に貫かれた私見で解答例を批判しているだけなので読むところが少ない。
結局は東大の入試問題の部分しか楽しめるところがない。
お金がとれる内容ではありません。
2012年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実は、ここ数年の学び直す風潮に乗って日本史を学び直したところで書店で本書を見つけて手にとって読んでみたのですが、正確でない記述がいくつも目についたので購入するのをやめました。しかし、教育に熱心な方が多いと思われる地域の書店で「売れています」のコーナーに本書が並べてあるのを見て受験生に親御さんが勧めることがあると思い、注意を促すためにあえて本書を購入しレビューを書きます。
社会に出て歴史に関心を持つ方が読むには良い本だとは思います。多くの方がレビューに書かれているとおりです。しかし、一生を左右するかもしれない入学試験に臨む受験生が本書を読み、参考にして学習を進めることはしないようにしたい。それは、東大の入試問題の解答例として記されているものが問題で問われていることに答えていないものが多いからです。
まず、p.45の問題「郡司は〜どのような存在であったか。」に対する解答の結論部分が「律令国家は彼らの力を利用することで中央集権的な地方支配を実現しようとした。」となっており、途中まで問われていることに合う説明であるのに結果的にどのような存在であったのかを説明していない解答例になっています。
さらにもう一つ。p.118−119の設問C「中世の人々は「神」と「人」との関係をどのようなものと考えていたのか。」に対する解答が「人々は神前で一味同心であることを誓い、決定事項に従うことを誓い合うなど、神の存在が集団における結束の核となっていた。」と神が人々にとってどういう存在であったのかを述べ、神と人との「関係」を述べていない。つまり「関係」とはどういうことを述べることになるのかを筆者がよく考えていないのです。
他にもまだまだありますが、読まれている方が疲れるでしょうからこの辺でやめにします。(帯は編集者が書いたのでしょうが、誤っていることを書いています。江戸幕府が貿易をしたといえるのは長崎でだけです。)
話は変わりますが、筆者は東進ハイスクール講師ですが、日本史を担当していないのです。かつてはZ会などで東大日本史を担当していたようですが現在は在籍していないようです。日本史を担当していないのに東進ハイスクール講師として日本史の本を執筆し、世に出す。なんとなくおかしいと思います。中規模予備校では担当できるが、駿台・河合塾に並ぶ大予備校では日本史を担当できないということなのでしょうか。
また、いままで出してきた本の内容が、日本史に倫理に小論文とあり、日本史を専門に教えてきたわけではないようです。しかも、あとがきの最後に「筆者が最終的に書きたいのは、現代文を要約するだけの本です。」と記していることから、筆者は本書を売れるだろうから「東大」を題名にして世に出したのだろうと推測できます。
歴史小説のように読むには良い本です。しかし、歴史小説で歴史を学んではならないことは佐藤優氏による『読書の技法』にも記されているとおりです。東大など日本史の問題が論述形式で出題される大学を志望する、解答例を批判的に見てその善し悪しを判断できない受験生は読まない方がよいでしょう。本書は受験参考書ではないのです。
社会に出て歴史に関心を持つ方が読むには良い本だとは思います。多くの方がレビューに書かれているとおりです。しかし、一生を左右するかもしれない入学試験に臨む受験生が本書を読み、参考にして学習を進めることはしないようにしたい。それは、東大の入試問題の解答例として記されているものが問題で問われていることに答えていないものが多いからです。
まず、p.45の問題「郡司は〜どのような存在であったか。」に対する解答の結論部分が「律令国家は彼らの力を利用することで中央集権的な地方支配を実現しようとした。」となっており、途中まで問われていることに合う説明であるのに結果的にどのような存在であったのかを説明していない解答例になっています。
さらにもう一つ。p.118−119の設問C「中世の人々は「神」と「人」との関係をどのようなものと考えていたのか。」に対する解答が「人々は神前で一味同心であることを誓い、決定事項に従うことを誓い合うなど、神の存在が集団における結束の核となっていた。」と神が人々にとってどういう存在であったのかを述べ、神と人との「関係」を述べていない。つまり「関係」とはどういうことを述べることになるのかを筆者がよく考えていないのです。
他にもまだまだありますが、読まれている方が疲れるでしょうからこの辺でやめにします。(帯は編集者が書いたのでしょうが、誤っていることを書いています。江戸幕府が貿易をしたといえるのは長崎でだけです。)
話は変わりますが、筆者は東進ハイスクール講師ですが、日本史を担当していないのです。かつてはZ会などで東大日本史を担当していたようですが現在は在籍していないようです。日本史を担当していないのに東進ハイスクール講師として日本史の本を執筆し、世に出す。なんとなくおかしいと思います。中規模予備校では担当できるが、駿台・河合塾に並ぶ大予備校では日本史を担当できないということなのでしょうか。
また、いままで出してきた本の内容が、日本史に倫理に小論文とあり、日本史を専門に教えてきたわけではないようです。しかも、あとがきの最後に「筆者が最終的に書きたいのは、現代文を要約するだけの本です。」と記していることから、筆者は本書を売れるだろうから「東大」を題名にして世に出したのだろうと推測できます。
歴史小説のように読むには良い本です。しかし、歴史小説で歴史を学んではならないことは佐藤優氏による『読書の技法』にも記されているとおりです。東大など日本史の問題が論述形式で出題される大学を志望する、解答例を批判的に見てその善し悪しを判断できない受験生は読まない方がよいでしょう。本書は受験参考書ではないのです。