激しいヘイトスピーチをする人の映像をテレビなどで見るたびに
「一体この人たちはどういう人なのだろう」と思っていましたが
その疑問に的確に答えてくれる本でした。彼らの実体がよく解り
被害者と加害者、保守とリベラルの逆転現象について納得できる
内容でした。特にp451以降に登場している渋井哲也氏の見解は、
正鵠を射ていると感じました
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¥1,237¥1,237 税込
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発送元: Amazon 販売者: 田山書店
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ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて (g2book) 単行本(ソフトカバー) – 2012/4/18
安田 浩一
(著)
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購入オプションとあわせ買い
「弱者のふりをした在日朝鮮人が数々の特権を享受し、日本人を苦しめている」そんな主張をふりかざし、集団街宣やインターネットを駆使して、在日コリアンへの誹謗中傷を繰り返す、会員数1万人余の「市民保守団体」在特会。ところが、実際に一人ひとりに会って話を聞くと、その大半は、どこか頼りなげでおとなしい、イマドキの若者たちだった。現代日本が抱える新たなタブー集団に体当たりで切り込んだ鮮烈なノンフィクション。
第三十四回講談社ノンフィクション賞受賞作、そして第四十四回大宅壮一ノンフィクション賞候補作品。
聞くに堪えないようなヘイトスピーチを駆使して集団街宣を行う、日本最大の「市民保守団体」、在特会(在日特権を許さない市民の会 会員数約1万人)。
だが、取材に応じた個々のメンバーは、その大半がどことなく頼りなげで大人しい、ごく普通の、イマドキの若者たちだった・・・・・・。
いったい彼らは何に魅せられ、怨嗟と憎悪のレイシズムに走るのか。
現代日本が抱える新たなタブー集団に体当たりで切り込んだ鮮烈なノンフィクション。
彼らはわれわれ日本人の“意識”が生み出した怪物ではないのか?
彼らがネットとともに台頭してきたのは確かだが、この現象には、もっと大きな背景があるのではないだろうか。
著者・安田浩一氏の徹底取材はこうした疑問から始まった。
2010年末から2011年にかけて、ノンフィクション雑誌「G2」に掲載され、大きな反響を呼んだ傑作ルポルタージュ、待望の単行本化。
第三十四回講談社ノンフィクション賞受賞作、そして第四十四回大宅壮一ノンフィクション賞候補作品。
聞くに堪えないようなヘイトスピーチを駆使して集団街宣を行う、日本最大の「市民保守団体」、在特会(在日特権を許さない市民の会 会員数約1万人)。
だが、取材に応じた個々のメンバーは、その大半がどことなく頼りなげで大人しい、ごく普通の、イマドキの若者たちだった・・・・・・。
いったい彼らは何に魅せられ、怨嗟と憎悪のレイシズムに走るのか。
現代日本が抱える新たなタブー集団に体当たりで切り込んだ鮮烈なノンフィクション。
彼らはわれわれ日本人の“意識”が生み出した怪物ではないのか?
彼らがネットとともに台頭してきたのは確かだが、この現象には、もっと大きな背景があるのではないだろうか。
著者・安田浩一氏の徹底取材はこうした疑問から始まった。
2010年末から2011年にかけて、ノンフィクション雑誌「G2」に掲載され、大きな反響を呼んだ傑作ルポルタージュ、待望の単行本化。
- 本の長さ370ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2012/4/18
- 寸法13.5 x 2 x 18.8 cm
- ISBN-104062171120
- ISBN-13978-4062171120
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商品の説明
著者について
安田 浩一
安田浩一(やすだ・こういち)
1964年静岡県生まれ。週刊誌、月刊誌記者などを経て2001年よりフリーに。事件、労働問題などを中心に取材・執筆活動を続けている。著書に『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』(光文社新書 2010)、『外国人研修生殺人事件』(七つ森書館 2007)『JALの翼が危ない』(金曜日 2006)などがある。
Twitter ID: @yasudakoichi
安田浩一(やすだ・こういち)
1964年静岡県生まれ。週刊誌、月刊誌記者などを経て2001年よりフリーに。事件、労働問題などを中心に取材・執筆活動を続けている。著書に『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』(光文社新書 2010)、『外国人研修生殺人事件』(七つ森書館 2007)『JALの翼が危ない』(金曜日 2006)などがある。
Twitter ID: @yasudakoichi
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2012/4/18)
- 発売日 : 2012/4/18
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 370ページ
- ISBN-10 : 4062171120
- ISBN-13 : 978-4062171120
- 寸法 : 13.5 x 2 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 329,157位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 51,806位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年12月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
“ウヨウヨ”が台頭していることと,その実態が解った。
2023年12月22日に日本でレビュー済み
文体、構成とも、読みやすかった。仕事とはいえ、よく、関係者に当たっているなあと感じた。ヘイトスピーチについてはテレビ等で見たりしていたが、他人事のように感じていた。今、本書を読んで、参加者等の内実が分かったような気がする。在特会はある意味、目立ったから、分析の対象となったと思う。在特会は、背後に潜む、何かの記号なのである。
2020年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私自身「ネットで真実」を知ったネトウヨでしたので、在特会会員の韓国を敵対視する理由は凄く理解できます。
漫画やアニメが好きでまとめ系サイトを巡回していた私は時折流れてくる韓国についての情報を見ることで徐々に差別的、歴史修正主義に偏向していきました。学校やテレビが伝えない「真実」を知ったと思ったのです。
「海外から搾取されるお人好しな日本をどうにかしたい」
「日本の現状を理解できない情弱な人々に真実を伝えたい」
そんな危機感が私をネット上での差別的な書き込みへと走らせました。.....今では後悔しています。
メディアの情報を鵜呑みするのもいけませんが、「ネットが真実」では無いのです。
差別によって苦しむ人達の気持ちも考えてください....
漫画やアニメが好きでまとめ系サイトを巡回していた私は時折流れてくる韓国についての情報を見ることで徐々に差別的、歴史修正主義に偏向していきました。学校やテレビが伝えない「真実」を知ったと思ったのです。
「海外から搾取されるお人好しな日本をどうにかしたい」
「日本の現状を理解できない情弱な人々に真実を伝えたい」
そんな危機感が私をネット上での差別的な書き込みへと走らせました。.....今では後悔しています。
メディアの情報を鵜呑みするのもいけませんが、「ネットが真実」では無いのです。
差別によって苦しむ人達の気持ちも考えてください....
2020年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は
「欲求不満が極端な論法と無知な暴言や攻撃の原因となっている」
と分析しています。
まったく、同感です。
知能と能力があれば一定の技能は習得できます。
しかし、
「知能と能力と技能の不足を反省せず、ひたすら他者を攻める」
「とにかく楽したい、努力は嫌いだし意味がない、あいつらが悪い」
という
実例(精神現象)を取材し、ある程度は検証できている内容といえるでしょう。
「欲求不満が極端な論法と無知な暴言や攻撃の原因となっている」
と分析しています。
まったく、同感です。
知能と能力があれば一定の技能は習得できます。
しかし、
「知能と能力と技能の不足を反省せず、ひたすら他者を攻める」
「とにかく楽したい、努力は嫌いだし意味がない、あいつらが悪い」
という
実例(精神現象)を取材し、ある程度は検証できている内容といえるでしょう。
2020年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前から不思議に思っていたことが
「何故ネトウヨは在日と言う日本人から比べたら圧倒的なマイノリティを攻撃するのか?」
この本を読んで確認できたのはネトウヨは「在日は何か日本人が勝てない力を持っている」と誤解している、と言う事だ。
でなければ、本文にもある、1憶二千万対50万、(今は40万強ともいわれているが)で日本人が数で圧倒する在日などに恐れる必要は微塵も無いからだ。
さらに、在日特権と言われている特権と言っていいものかどうかを取り上げて自分たちの不安と鬱憤を晴らす・・。
持たない人たちがさらに持たない人たちを攻撃する加害者になることで自分たちの立ち位置を上げようとするのは、まるで「デビルマン」で悪魔が襲ってきた時に暴徒化する一般民衆のようだ。
在特会に寄ろうとする筆者を甘すぎるとも感じるが、中立であろうとするあまり、やや在特会側に寄ってしまったと感じた。
この本をキチンと読んだ人間は中立以上に被差別側に寄る、と思われるためのバランスなのだろう。
「何故ネトウヨは在日と言う日本人から比べたら圧倒的なマイノリティを攻撃するのか?」
この本を読んで確認できたのはネトウヨは「在日は何か日本人が勝てない力を持っている」と誤解している、と言う事だ。
でなければ、本文にもある、1憶二千万対50万、(今は40万強ともいわれているが)で日本人が数で圧倒する在日などに恐れる必要は微塵も無いからだ。
さらに、在日特権と言われている特権と言っていいものかどうかを取り上げて自分たちの不安と鬱憤を晴らす・・。
持たない人たちがさらに持たない人たちを攻撃する加害者になることで自分たちの立ち位置を上げようとするのは、まるで「デビルマン」で悪魔が襲ってきた時に暴徒化する一般民衆のようだ。
在特会に寄ろうとする筆者を甘すぎるとも感じるが、中立であろうとするあまり、やや在特会側に寄ってしまったと感じた。
この本をキチンと読んだ人間は中立以上に被差別側に寄る、と思われるためのバランスなのだろう。
2013年3月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読んでよかったです。
この本は、いわゆるネトウヨの総本山に関してのリポートなのですが、
実は非常に良く出来た日本人論と言えると思いました。
つまり、彼らの根っこにある嫌悪、ストレス、不安などネガティブな物は今の日本人であれば
多かれ少なかれ皆持っていて、彼らは在日特権という妄想で国を憂うという大義名分を得た分だけ、
ストレートにヘイトを表現出来る場を見つけた、ただそれだけのような気がします。
一般の日本人は、そこまでの時間もないし、このような妄想にも洗脳されるほど病んではいないけども、
そして、それを正義という口当たりのいい糖衣で包むような卑怯な事もあまり出来ないけれども、
誰もが多少は思い当たる感情を彼らも宿している事が分かります。
誰もが偽物であっても正義の名の下に自らのストレスを思い切りぶつけられたらさぞいい気分だろう、
しかし普通はそれが偽物である事に気づいてしまうため、ここまで入り込めないという事だけなのかもしれません。
ある意味彼らは幸せなのかもしれません。ネトウヨという宗教を見つけ、そこに安心と連帯、人生の目的を
偽物であっても保持している気になれるのですから。それは非常に心地よく、人を力強くさせる、麻薬みたいな物でしょう。
人生に絶望している人などは実は在特会に入信すればその場だけでも人生を再び取り戻す事が出来るかもしれないなぁなどと
思ったりもしました。もちろん失う物も多数ありますが。
結論としては、決して彼らだけが特殊なわけじゃない、今の日本人の奥底にある闇をうまく描けている良書と言えると思います。
海外に出回る日本人論はあまりにも理想化された日本人像であり、こういう本質を付いた物がより広く知れ渡る事を強く希望します。
この本は、いわゆるネトウヨの総本山に関してのリポートなのですが、
実は非常に良く出来た日本人論と言えると思いました。
つまり、彼らの根っこにある嫌悪、ストレス、不安などネガティブな物は今の日本人であれば
多かれ少なかれ皆持っていて、彼らは在日特権という妄想で国を憂うという大義名分を得た分だけ、
ストレートにヘイトを表現出来る場を見つけた、ただそれだけのような気がします。
一般の日本人は、そこまでの時間もないし、このような妄想にも洗脳されるほど病んではいないけども、
そして、それを正義という口当たりのいい糖衣で包むような卑怯な事もあまり出来ないけれども、
誰もが多少は思い当たる感情を彼らも宿している事が分かります。
誰もが偽物であっても正義の名の下に自らのストレスを思い切りぶつけられたらさぞいい気分だろう、
しかし普通はそれが偽物である事に気づいてしまうため、ここまで入り込めないという事だけなのかもしれません。
ある意味彼らは幸せなのかもしれません。ネトウヨという宗教を見つけ、そこに安心と連帯、人生の目的を
偽物であっても保持している気になれるのですから。それは非常に心地よく、人を力強くさせる、麻薬みたいな物でしょう。
人生に絶望している人などは実は在特会に入信すればその場だけでも人生を再び取り戻す事が出来るかもしれないなぁなどと
思ったりもしました。もちろん失う物も多数ありますが。
結論としては、決して彼らだけが特殊なわけじゃない、今の日本人の奥底にある闇をうまく描けている良書と言えると思います。
海外に出回る日本人論はあまりにも理想化された日本人像であり、こういう本質を付いた物がより広く知れ渡る事を強く希望します。
2020年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
在日韓国・朝鮮人を排斥するヘイトスピーチで注目を集めた「在特会」に密着したルポ。
ナチスの生まれた原因に迫ったフロムの『自由からの逃走』を引きながら、孤独でうまくいかない人が在日を攻撃することで生きる意味を見いだし、歪んだ承認欲求を満たす構図があると解説。
著者は自分の「いけてない」過去を重ね合わせ、激しい罵倒を受けながらも在特会の創設者や会員に粘り強く丁寧にインタビュー。在特会は必ずしも異質な存在ではなく、世間一般のある一定の人々の本音を代弁し増幅させたものであり、普段は自覚されない差別の意識を先鋭化した「隣人」ではないかとの結論に至ります。
在特会的なものが生まれる時代背景にまで深く踏み込んだ、読み返すに値する名著です。
ナチスの生まれた原因に迫ったフロムの『自由からの逃走』を引きながら、孤独でうまくいかない人が在日を攻撃することで生きる意味を見いだし、歪んだ承認欲求を満たす構図があると解説。
著者は自分の「いけてない」過去を重ね合わせ、激しい罵倒を受けながらも在特会の創設者や会員に粘り強く丁寧にインタビュー。在特会は必ずしも異質な存在ではなく、世間一般のある一定の人々の本音を代弁し増幅させたものであり、普段は自覚されない差別の意識を先鋭化した「隣人」ではないかとの結論に至ります。
在特会的なものが生まれる時代背景にまで深く踏み込んだ、読み返すに値する名著です。