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憲法改正に仕掛けられた4つのワナ 単行本 – 2013/10/18
- 本の長さ109ページ
- 言語日本語
- 出版社サイゾー
- 発売日2013/10/18
- 寸法15 x 0.8 x 21 cm
- ISBN-104904209362
- ISBN-13978-4904209363
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登録情報
- 出版社 : サイゾー (2013/10/18)
- 発売日 : 2013/10/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 109ページ
- ISBN-10 : 4904209362
- ISBN-13 : 978-4904209363
- 寸法 : 15 x 0.8 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 448,769位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
苫米地 英人(とまべち・ひでと)
認知科学者((計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
1959年、東京生まれ。
カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)、同CyLabフェロー(サイバー防衛)、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授(認知戦防衛)、早稲田大学研究院客員教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO会長兼基礎研究所長。
マサチューセッツ大学を経て上智大学卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験後、フルブライト全額給付特待生としてイエール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の米最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。ATR自動翻訳電話研究所滞在研究員などを経て、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員などを歴任。
1992年にはカーネギーメロン博士研究の単調性データ構造を利用した世界最初の仮想通貨ベチユニットを開発、不可変データ構造離散基盤数理として単調性理論は後のナカモト論文などにも影響を与える。その後、次世代サイバー防衛技術開発を米国防総省とも協調しカーネギーメロンで進め、2014年から2019年にかけては自衛隊サイバー部隊の創設と教育に統合幕僚長直轄で尽力。また2012年から複数国の顧問を務め、特に通貨システムを含む次世代基盤システムのアドバイザーをしている。サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償の子供向けボランティア教育プログラムとして普及活動中。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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憲法改正反対=パヨクではない
自民党憲法改正草案こそ反日パヨク的な内容になってる。
ナショナリストだったら憲法改正に反対を。
この書籍を読めばわかる。
必読書中の必読書。
現時点での政権に変えさせるわけにはいかない。
ましてや官僚に変えさせるわけにはいかない。そんなことがよくわかる本。安いし。
ところがわが国では、とりわけ思考が直線的な保守層(失礼!)では、そういう「意地の悪い」見方に乏しいようだ。
日本国憲法やそれに盛り込まれた自由・平等の思想の来歴を調べることも大切だが、法を諸々の権力/階級闘争の産物ととらえることも同じくらい大切なはず。物事を見るのに、視点は多いほどいい。
アベノミクスの滑り出しは表面的には順調なようだが、財務省や外圧の言いなりに見える安倍内閣。自民党の党是であったはずの改憲は現在までずっと棚上げにされてきた。
改憲を隠れ蓑に官僚が、国民のためではなく、自分たちの権益を拡大しようとしているとしたら、その意図はどのように条文に盛り込まれるているのか。著者は具体的に指摘する。
本書で著者が主張する「罠」は4つ、本文も50Pほど(残り半分は自民党による憲法草案)でできる限りわかりやすく書かれているので、保守を自認する方にこそ一読をすすめたい。
思いだ。改憲草案は自民党が記述しているわけではないが
巻末の委員会メンバーを見ると、今を時めく自民党議員の
そうそうたる名前がある。自民党議員自体は、改憲草案を
書ける力はない。官僚の上層部が早くから草案を着手して
いる。現憲法の国民主権を覆い隠す意図が明らかに分かる。
九十六条の問題だけではなく、日常すべての国民の権利が
奪われていく改憲草案なのだ。官僚の文章作成能力は
すさましい。その能力を国民に向けてほしい。
著者はこの憲法に対してイデオロギーの右も左もないでは
ないか、そんなことより国民の緊急課題だと伝える。
その通りだと思う。
ここから、わたしは現政権の方向やシステムが見えて来る
気がした。これまでの官僚政治がより一層強まる事態を懸念
せざるを得ないのだ。本当の権力者は誰なのかつくづく考えて
しまった。マスコミは現政権に賛同して、新聞やテレビで
繰り返しアピールするだろう。特にY新聞は新時代の憲法を
持とうと、しきりにアピールしている。トマベチ氏のような
真実を観て行く人々の意見をもっと聞いてみたら、日々の
新聞・テレビはとんでもないメディアだと分かるであろう。
サイゾウ出版の方向に賛同しました。保存版としての価値は
十分あるブックッレトでした。
要は自民党憲法改正案を読まなくても、黒幕は誰で、トラップがこれとこれ、目立たないところに置かれた国民無視で変更したい点がこれとこれですよ、とプロのフィルタリングをして明確に問題点を指摘してくれている本です。
冒頭から仕掛けられたトラップに群がって騒げば騒ぐほど、既得権益守死者と官僚の思うつぼだそうです。
その理由も教えてくれます。
そして国民に選ばれたわけではない官僚でも政治家と国会権力と同等の力を持っちゃうよ!国民主権を奪うね!いついかなる時も総理大臣は超法規的勅令が出せるよ!国民より国が大事だよね!だから法律でさえ国民は軽んじられるけどいいよね!と明確に書いている部分をピックアップ...なところをそれぞれピンポイントで教えてくれます。
やり方がエグいです。たったこれだけの文字変換でこんなに変わるのか...と青くなりました。
巧妙に散りばめられた既得権益側と官僚のエゴ。数は少なかれ、これが可決されたら...悲しいを通り越して殺気を感じます。
同時に教えてくれてありがとうなんですが、本だけでは読まれなければ伝わらない現実。
無知のままコントロールされていく日本のままでいて欲しくないので、薄い本なら読むよ!お手軽価格なら読むよ?憲法改正ってどこまでいってるの?という方に特にお薦めしたいです。そして政治家の立場も危うくなる事実があるので知人に関係者がおられる方にもぜひ手にとって頂きたいです。
薄いしもう立ち読みだけでも...と言いたいですが、それは倫理違反ですかね:D
自民党からの依頼で官僚が作った憲法改正案には、自民党が意図しない場所が官僚の悪巧みにより微妙に変更されており 、それによって実質的な立法権と行政権を官僚の手に握ろう、という意図が読み取れる、というものだ。
そして手抜かりのない官僚たちは、そこに国会議員や国民が気付かないように、わざと他の場所で目立つ変更、しかも批判を浴びるような内容を入れておき、そこに注目が集まって修正されたとしても、本当に官僚が変えたい部分はそのまま残るように用意周到に文章を作っているのである。
成立したばかりのNSC法案とともに、総理大臣に極端に権力を集中させるようなとんでもない変更が含まれていることも暴き、自民党の憲法改正案がいかに危険かを教えてくれる。
悪く考え過ぎではないか、と思う部分もあるが、官僚の思惑を見事にあぶり出した点は高く評価できる。