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三文未来の家庭訪問 庄司創短編集 (アフタヌーンコミックス) Kindle版

4.5 5つ星のうち4.5 62個の評価

新しいSF漫画の描き手として、アフタヌーン四季大賞受賞と同時に熱い注目を集めてきた庄司創の短編集。遺伝子デザインが施された人類が暮らす社会を扱ったデビュー作『三文未来の家庭訪問』、宇宙人が用意した「人生完結センター」におけるヒューマンドラマ『辺獄にて』、古代生物をモチーフに信仰と社会を問う『パンサラッサ連れ行く』を収録。練り込まれたストーリーとセンスオブワンダーが、心をたまらなく刺激する!
この本はファイルサイズが大きいため、ダウンロードに時間がかかる場合があります。Kindle端末では、この本を3G接続でダウンロードすることができませんので、Wi-Fiネットワークをご利用ください。

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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B00BSIRMB8
  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2013/3/22)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/3/22
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 96349 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効になっていません。
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ 有効になっていません
  • 本の長さ ‏ : ‎ 251ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 62個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
62グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず三文未来の家庭訪問というタイトルがすごくいい、センスの塊。
人の精神を深く掘り下げた内容なのにもかかわらず、どの作品も客観的で頭に入りやすい。
登場人物の多くがどこか感情の起伏を抑えた表現ですが、その分セリフのすばらしさが際立っています。
ちなみに「三文未来の家庭訪問」→「白馬のお嫁さん」を読んで作者の性癖に確信を持ちました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年4月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 柔らかく記号化されたキャラクターデザインで描かれる内容は少々難解ですが庄司氏の深い教養と社会の少数者に向ける暖かい視線が窺える漫画です。

 収録作
1.辺獄にて:月刊アフタヌーン2009年11月号。88頁。
2.三文未来の家庭訪問:月刊アフタヌーン2009年4月号付録小冊子『四季賞』2008秋ポータブルVol.12収録。98頁。四季大賞受賞作。
3.バンサラッサ連れて行く:月刊アフタヌーン2010年9月号。50頁。
4.おまけマンガ・昼休みのマキちゃん:描き下ろし。4頁。

 この画風でハードな思弁的SFを描く事はハンディになる事も多いでしょうが…。
 カルト集団による遺伝子改造で男性ながら出産能力を持った少年リタ(まだ第二次性徴前)と、母親の強い影響下で別カルト集団の教条に従っている少女マキの交流を軸に、社会の複雑性が増しながらもちょっと良くなっている近未来の様子を描いた表題作にはプラスになっています。
 主人公二人がとても魅力的です。
 担当家族を健全な納税者にする事で出来高が上がる家庭相談員のカノセさんを狂言回しにした連作短編に発展してくれると嬉しい名作です。

 超技術により作られたバーチャルな「あの世」がハーラン・エリスンの恐ろしいSF短篇『おれには口がない、それでもおれは叫ぶ。』に近い設定ながら徹底的に悪意が不在で全く違う作品になっている『辺獄〜』もやや難解ながら佳作です。

「バンサラッサ〜」は珍しいバージェス頁岩生物擬人化物ですが単なる萌えとは一線を画した神学論も交えた作品。

 SFの範疇から外れた思弁的作品も有りますが、登場人物が環境や豊かすぎる感受性の枷から逃れ、幸福になる描写が多いのも非常に好感が持てます。

 おまけは「三文〜』の登場人物を用いたスピンオフ・ショートショート。
 帯の推薦文は庄司氏が四季大賞を受賞した時の選考委員も務めていた萩尾望都氏です。

 大いにお薦めです。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何人かのレビュアーさんがすでに詳しく書かれているので、内容については割愛するが、
デビュー作『三文未来の家庭訪問』は紛れもない傑作だと思う。四季賞ポータブルは
何度読み返したかわからないくらいで、このたび単行本になったことは非常に喜ばしい。

すでに完成された画力を持つ人だと思うが、『勇者ヴォグ・ランバ』のシャープな絵柄
よりも、この頃の若干揺れのあるファンシーな絵柄の方が、個人的には好きだった。

『辺獄にて』での、市役所めいた地獄での様々な苦痛の描写も真に迫っているが、日滝の
父親である宗教哲学者の描き方などを見ると、この作者は相当なインテリでもあるようだ。

ただしこの作品で、主人公が日滝の父親の借金を肩代わりした際、いったん会社の金を
横領してから自分の金で穴埋めしたことになっていて、そのせいで青鬼から断罪される
ことになるのだが、この設定にはやや無理があるような気がしないでもなかった。
離婚調停中のため、女絡みで大金を動かすのは避けたかったとあるが、普通に考えて、
会社の金を横領することのほうが何倍もまずいだろう。

『パンサラッサ〜』は、前2作に比べるとやや落ちると感じた記憶があり、作者自身も同様の
評価を下していたということか、今回、単行本収録にあたって若干の加筆がなされている
ようだが、いまひとつ消化不良感があるのは否めない。

この作者の特徴は、ヒロインの人物造形(控え目だが、芯がしっかりしたタイプの女性)と、
日常を丁寧に描きながら、どこかに宗教や超越性が絡む話作りにあるようだ。初の連載となった
『勇者ヴォグ・ランバ』が、残念ながら成功作とは言い難いのも、ガアダが上記とは若干違う
タイプなのと、話が完全に日常からはかけ離れた、壮大な近未来SFになってしまったことに
よるのではないかと思う。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「SF=少し不思議」というジャンルが藤子不二雄によって
提唱されましたが、こちらはガッツリハードなSF。

異星人、ジェンダー、宗教、古代生物・・・。
作者の創造した人々に、それぞれにその立場の悩みがあり、
さらにそれを取り巻く人々にも考え、悩みがある・・・などの話ですが、
作者の知識が遺憾なく発揮されているのがタチが悪い(一応、誉め言葉です)

1話につき上記の要素が2,3種類出てきますが、
読者はまずその設定を受け入れ、
租借して理解しなければならないところから始まります。
勿論作中ではそれがまかり通っている世界なので、
話はキャラを軸にどんどんと進んでいくので、
就学時、授業についていけず取り残される気分を思い出しました。

物語は設定ではなくキャラクターにカメラを向けて進んでいきますが、
どうしてもこの設定でなければいけなかったのかな?と少し疑問でした。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年11月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表題作の「三文未来の家庭訪問」の続編に近い作品が
「白馬のお嫁さん」として現在アフタヌーンで連載し
コミックス1巻がめでたく発売されています。

「三文未来の家庭訪問」自体が
ジェンダー論、SF、家庭ドラマ、どの角度から見ても面白かったのですが
さらにそこにコメディ要素を加えて面白おかしくした「白馬のお嫁さん」は最高です。

三文未来の家庭訪問へのレビューとしてはズレていますが、続編の報告をしてみておきます。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
3、4年前に四季賞ポータブルで読んだときは、一読ではわかりきらなかったけどなんかすごく的を射たことを描いてある気がする。と思って、その後ことあるごとに思い返し、何度も読んだ作品です。
面白い。現代のSFって感じです。
現在、すでに見え始めているヒトという種としての「男」と「女」の課題について、近未来を舞台に、科学の進歩をからめて、至極日常的に描かれている「三文未来の家庭訪問」は、この数年で3本指に入る傑作短編だと思います。
こういう作品にこそ、なんらかの賞を与えてほしい。
とはいえ、誰が読んでも面白いという類いのものではありません。
小難しい話が苦手なヒトには不向きです。不遜ですが頭いい人向け。
でも私程度の頭でも数回読めばわかるように描かれているので、ただ好き嫌いはわかれるくらいだと思います。
アフタヌーンから一時期コロコロと生まれていた、先行き楽しみなSF漫画家のお一人。
市川春子、都留泰作、稲見独楽、豊田徹也さんあたり。
この辺の人たちは、とっぴな設定を描く以前に、日常を描く手腕に本当にたけていると思います。
最近は、アフタヌーンも変わってしまったけど。
身近で味わいのある三文未来のようなSF、また読みたいです。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とっても読み応えがあります。「白馬のお嫁さん」でこの作者を知った方、ぜひどうぞ。
2021年3月19日に日本でレビュー済み
これは凄い。なぜマンガで描いた...?!ていうくらいのSF度だった。ゼロ年代作なのにぜんぜん古くない...!!

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