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サクラダリセット7 BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA (角川スニーカー文庫) Kindle版
「私が将来の夢を失くしたのは、貴方に出会ったからよ」能力を失くした相麻菫。「私は貴方を、覚えていません」能力を失くした春埼美空。改変された咲良田で、ケイはひとり、ふたつの記憶──街に能力が存在する本物の記憶と、能力が消滅した偽物の記憶──に直面していた。自らの過去に区切りをつけるため、ケイは初めて咲良田を出て──。複雑でシンプルな、大人のような少年がたったひとつを祈り続ける物語。堂々完結!!
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2012/5/1
- ファイルサイズ7005 KB
- 販売: Amazon Services International LLC
- Kindle 電子書籍リーダーFire タブレットKindle 無料読書アプリ
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登録情報
- ASIN : B009GPM9H2
- 出版社 : KADOKAWA (2012/5/1)
- 発売日 : 2012/5/1
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 7005 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 429ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 211,271位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,230位角川スニーカー文庫
- - 24,134位ライトノベル (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2018年12月16日に日本でレビュー済み
レポート
Amazonで購入
個人的には、ケイと相麻との会話がラストで綴られる第3巻がベスト。ただ、物語を纏めるこの最終巻までストーリーが破綻する事もなく続いている作者の力量に感服しました。この巻も含めて読み応えのあるシリーズでした。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2012年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「サクラダリセット」の第7弾であり、いよいよ最終巻です。
2009年に「CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY」を
読んだ際に、河野裕さんの描く世界観に惹かれましたが、
巻を重ねるごとに劣化していく作品も多い中、この作品は
見事に発展してきたと思います。
今までにケイが出会い、時には敵として、時には味方として
関わってきた能力者をどのように使い、咲良田の能力を守るのか?
みんなの幸せを祈るケイが、最終的に出す答えとはなにか?
ここで細かいあらすじや結末を語ることは出来ませんが、
「読んで失敗」ということは無いので、安心して読んでください。
# ラスト直前にある6ページを使った椎名優さんの挿絵も
この作品の世界観が表れていて、素晴らしかったです。
2009年に「CAT, GHOST and REVOLUTION SUNDAY」を
読んだ際に、河野裕さんの描く世界観に惹かれましたが、
巻を重ねるごとに劣化していく作品も多い中、この作品は
見事に発展してきたと思います。
今までにケイが出会い、時には敵として、時には味方として
関わってきた能力者をどのように使い、咲良田の能力を守るのか?
みんなの幸せを祈るケイが、最終的に出す答えとはなにか?
ここで細かいあらすじや結末を語ることは出来ませんが、
「読んで失敗」ということは無いので、安心して読んでください。
# ラスト直前にある6ページを使った椎名優さんの挿絵も
この作品の世界観が表れていて、素晴らしかったです。
2013年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
透き通るような文章、世界観、そしてキャラクターがものすごく魅力的です。
浅井ケイの幼い子どものような優しくも傲慢な願いや望みを、どこか達観した頭脳や価値観で叶えようと奔走する。
少年がそんな人間になったのも能力のおかげで、少年はそれを愛している。
すべての要素が有機的に絡み合って高い完成度を作り上げています。
普段ライトノベルを読まない方にも読んで貰いたい作品です。
浅井ケイの幼い子どものような優しくも傲慢な願いや望みを、どこか達観した頭脳や価値観で叶えようと奔走する。
少年がそんな人間になったのも能力のおかげで、少年はそれを愛している。
すべての要素が有機的に絡み合って高い完成度を作り上げています。
普段ライトノベルを読まない方にも読んで貰いたい作品です。
2014年12月25日に日本でレビュー済み
この第7巻をもってサクラダリセットは完結する。そして、多くのシリーズがそうであるように最終章は分冊であり、第6巻の後編に当たる。
私はこのシリーズを、胸を張って好きだと言える。なぜなら、悪が存在しないからだ。
倒すべき巨悪など、排除するべき恋敵など、この世界に存在しないことを教えてくれる。
恋愛小説のような一方的な悪女や卑劣男はいない。能力バトル漫画のような、わかりやすい敵はいない。登場人物の一人一人が、確固たる意志をもって生きているだけだ。
だが前巻の末で、街の人々は全員、その意志を持つに至った過去を忘れさせられた。
今巻の前半では、忘れるということの優しさを、意味を目の当たりにするだろう。
そして、ここに書かれたレビューの一つに酷いショックを受けた。
最終巻まで読む熱心なファンを得ながら、そのファンが勘違いをしたまま最終章を読み終え、その誤解がそのまま物語の結末に抱く評価に繋がってしまったことだ。
悲しいことであり、ここに書こうと既に遅いのかもしれない。加えて、本来ここに書くようなことではない。だが、私の自己満足のために書こう。
ネタバレ注意。
猫を愛する彼女があの結末に同意したのは、不思議なことではない。なぜなら、それは第5巻で十分に語られていることだからだ。
彼女は、ある一人を忘れられないでいた。
何十何百という猫と共に過ごし「猫と人間を区別しない」彼女が、だ。
それは浅井ケイにとっての春埼美空や相麻菫に、あるいは魔女にとっての老人に、近いのかもしれない。それは読者の感性に委ねられるところだろう。
だが、彼女の中にあった明確な基点ではないか?
第5巻を読んだ上で。彼女がいた意味を、彼女を「計画」に組み込んだ少女の意を、考えた上で。あのレビューを書いたのなら、私に言えることはもう何もないだろう。
私はこのシリーズを、胸を張って好きだと言える。なぜなら、悪が存在しないからだ。
倒すべき巨悪など、排除するべき恋敵など、この世界に存在しないことを教えてくれる。
恋愛小説のような一方的な悪女や卑劣男はいない。能力バトル漫画のような、わかりやすい敵はいない。登場人物の一人一人が、確固たる意志をもって生きているだけだ。
だが前巻の末で、街の人々は全員、その意志を持つに至った過去を忘れさせられた。
今巻の前半では、忘れるということの優しさを、意味を目の当たりにするだろう。
そして、ここに書かれたレビューの一つに酷いショックを受けた。
最終巻まで読む熱心なファンを得ながら、そのファンが勘違いをしたまま最終章を読み終え、その誤解がそのまま物語の結末に抱く評価に繋がってしまったことだ。
悲しいことであり、ここに書こうと既に遅いのかもしれない。加えて、本来ここに書くようなことではない。だが、私の自己満足のために書こう。
ネタバレ注意。
猫を愛する彼女があの結末に同意したのは、不思議なことではない。なぜなら、それは第5巻で十分に語られていることだからだ。
彼女は、ある一人を忘れられないでいた。
何十何百という猫と共に過ごし「猫と人間を区別しない」彼女が、だ。
それは浅井ケイにとっての春埼美空や相麻菫に、あるいは魔女にとっての老人に、近いのかもしれない。それは読者の感性に委ねられるところだろう。
だが、彼女の中にあった明確な基点ではないか?
第5巻を読んだ上で。彼女がいた意味を、彼女を「計画」に組み込んだ少女の意を、考えた上で。あのレビューを書いたのなら、私に言えることはもう何もないだろう。
2012年3月31日に日本でレビュー済み
緻密な構成が、シンプルな情熱へと収斂してゆく。
全能のようにも見えた相麻菫は片思いの相手のために、愚かな行為に走る。少女は、理不尽なくらい高価な贈物を送るため、七巻もの長さになる儀式を組み上げた。あまりに多くの犠牲が供物として捧げられた。陳腐でささやかな贈物のために。
ケイは完璧な意志の権化にも見える。それでも、奇妙な状況において不条理に謝罪させてもらいながら、過去の重みと、己の限界を思い知る。
新登場10分間限定のあの人は、双子の姉が生き残るため、ほどほどに有意義に消費されてゆく。そんな生命体は困った風な微笑を残すのかもしれない。
それは緻密に練られた計画にも見えるけど、不条理で感情的な狂乱でもある。そんな中で、青々しく瑞々しい少年少女の純粋な情熱がほとばしる。
何も諦めずに進みいつかすべてを手に入れるのだと言い張り続けるケイが純粋で、まぶしい。
怖れを知らぬがゆえの勇敢さではない強さがすばらしい。
もはやケイは、願いを押し通すために傲慢であることを厭わない。
相麻菫は、石ころを王冠に変えた。
ケイは、王冠を掴み、王権を勝ち取った。
春埼は城。王者の住まいにして、守るべきもの。
いつか、その王権が理不尽な力で打ち砕かれるときがあっても、
いつか、その精神が不条理な石臼でひき潰されることがあっても、
いかなることがあろうとも祈り願い続けることを願う、意志への賛歌。
とてもシンプルで緻密な全七巻の賛歌だった。
全能のようにも見えた相麻菫は片思いの相手のために、愚かな行為に走る。少女は、理不尽なくらい高価な贈物を送るため、七巻もの長さになる儀式を組み上げた。あまりに多くの犠牲が供物として捧げられた。陳腐でささやかな贈物のために。
ケイは完璧な意志の権化にも見える。それでも、奇妙な状況において不条理に謝罪させてもらいながら、過去の重みと、己の限界を思い知る。
新登場10分間限定のあの人は、双子の姉が生き残るため、ほどほどに有意義に消費されてゆく。そんな生命体は困った風な微笑を残すのかもしれない。
それは緻密に練られた計画にも見えるけど、不条理で感情的な狂乱でもある。そんな中で、青々しく瑞々しい少年少女の純粋な情熱がほとばしる。
何も諦めずに進みいつかすべてを手に入れるのだと言い張り続けるケイが純粋で、まぶしい。
怖れを知らぬがゆえの勇敢さではない強さがすばらしい。
もはやケイは、願いを押し通すために傲慢であることを厭わない。
相麻菫は、石ころを王冠に変えた。
ケイは、王冠を掴み、王権を勝ち取った。
春埼は城。王者の住まいにして、守るべきもの。
いつか、その王権が理不尽な力で打ち砕かれるときがあっても、
いつか、その精神が不条理な石臼でひき潰されることがあっても、
いかなることがあろうとも祈り願い続けることを願う、意志への賛歌。
とてもシンプルで緻密な全七巻の賛歌だった。
2015年9月19日に日本でレビュー済み
ライトノベルでこんなにしっかりした「当たり前」の話が読めるとは…。誰にでもある取るに足らない悩みや希望を表現する点において、小説は他の媒体より優れています。(「私は『人間失格』だー。」なんて考えるのは良くあることです)この小説は、SF展開でしっかり読者を飽きさせず最後まで連れて行き、そして『こころ』をしっかり叩きつける。理想的な構成です。と同時に商業作品のジレンマですが、エンタメ的「媚」がなかったがゆえに、アニメ、実写化はされていません。つまりたくさんの人の目に触れる機会は逸してしまいました。でも出版社編集も含め、最後までブレずに「文学」したことに拍手を送りたい。
2017/2/4追記
と思ったらしっかり実写、アニメ化されます。まだまだ日本のエンタメ業界も捨てたものじゃないですね。もし仮に映像作品の売上が赤字だったとしても、原作を読むきっかけに貢献するだけでもCM的意味があると思います。もちろんどの媒体でも成功するのが一番ですが。
2017/2/4追記
と思ったらしっかり実写、アニメ化されます。まだまだ日本のエンタメ業界も捨てたものじゃないですね。もし仮に映像作品の売上が赤字だったとしても、原作を読むきっかけに貢献するだけでもCM的意味があると思います。もちろんどの媒体でも成功するのが一番ですが。
2017年6月30日に日本でレビュー済み
所詮ライトノベルだなぁ。まあまあライトノベルなりによく出来た展開だったけど、結末が子供向けらしい如何にも子供が好みそうな自己中心的な思考展開で笑ったけど、低年齢層の読み物であるから その年齢が読む物としては秀逸だと思う。 個人的には乙一は大人でも読めるけど、河野祐は子供しか受け付けれないだろうと 一部大人はともかく、全般的に大人に評価される作品では無いので、やっぱりライトノベルの層からは脱し出来ない作者だろう