舞台は作者の出身である大分県中津市をイメージしていると聞いていましたが、読んでみると京都のイメージが強いです。京町屋や京七宝など、ところどころに出てきます。
主人公の尾端さんの名前は、やはり「幽霊の正体見たり枯れ尾花」の尾花からきているのかなと思います。
幽霊を撃退するのではなく、創意工夫で共存していくという解決方法が新鮮でよかったです。
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営繕かるかや怪異譚 単行本 – 2014/12/1
小野 不由美
(著)
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購入オプションとあわせ買い
◎亡くなった叔母から受け継いだ町屋。あるとき一人暮らしの私は気がつく。ふだんまったく使わない奥座敷に通じる障子が、何度閉めても――開いている。(「奥庭より」)
◎古色蒼然とした武家屋敷に住む母親は言った。「屋根裏に誰かいるのよ」。最初は息子も嫁も孫娘も見えなかった。しかし……。(「屋根裏に」)
◎袋小路の奥に建つ古屋を祖母から受け継いだ。ある雨の日、鈴の音とともに喪服姿の女性が隣家の玄関先に立っているのを見掛けた。一目で、見てはいけないものだと分かった。(「雨の鈴」)
◎亡くなった祖父の会計事務所を継ぐため、家族で郷里に帰った父。思春期真っ只中の真菜香は、何もかもが嫌だった。あるとき、見知らぬ老人が家の中のそこここにいるのを見掛けるようになった。(「異形のひと」)
ほか全6篇を収録。
※初出:「幽」(KADOKAWA)vol.015(2011年7月1日発売)、vol.016(2011年12月16日発売)vol.017(2012年7月2日発売)、vol.018(2012年12月17日発売)、 vol.019(2013年7月1日発売) vol.021(2014年7月4発売)に掲載。
【営繕】の意味
建造物の新築と修繕のこと。(三省堂『新明解国語辞典』第四版より)
一般的には模様替(リフォーム)なども含む。
【かるかや】の意味
山野に自生する多年草。葉はイネに似て、秋、ムギの穂に似た小さい花を葉のわきにつける。高さは1.5メートルくらいに達する。(三省堂『新明解国語辞典』第四版より)
◎古色蒼然とした武家屋敷に住む母親は言った。「屋根裏に誰かいるのよ」。最初は息子も嫁も孫娘も見えなかった。しかし……。(「屋根裏に」)
◎袋小路の奥に建つ古屋を祖母から受け継いだ。ある雨の日、鈴の音とともに喪服姿の女性が隣家の玄関先に立っているのを見掛けた。一目で、見てはいけないものだと分かった。(「雨の鈴」)
◎亡くなった祖父の会計事務所を継ぐため、家族で郷里に帰った父。思春期真っ只中の真菜香は、何もかもが嫌だった。あるとき、見知らぬ老人が家の中のそこここにいるのを見掛けるようになった。(「異形のひと」)
ほか全6篇を収録。
※初出:「幽」(KADOKAWA)vol.015(2011年7月1日発売)、vol.016(2011年12月16日発売)vol.017(2012年7月2日発売)、vol.018(2012年12月17日発売)、 vol.019(2013年7月1日発売) vol.021(2014年7月4発売)に掲載。
【営繕】の意味
建造物の新築と修繕のこと。(三省堂『新明解国語辞典』第四版より)
一般的には模様替(リフォーム)なども含む。
【かるかや】の意味
山野に自生する多年草。葉はイネに似て、秋、ムギの穂に似た小さい花を葉のわきにつける。高さは1.5メートルくらいに達する。(三省堂『新明解国語辞典』第四版より)
- 本の長さ268ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA/角川書店
- 発売日2014/12/1
- ISBN-10404102417X
- ISBN-13978-4041024171
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対象商品: 営繕かるかや怪異譚
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商品の説明
著者について
小野不由美(おの・ふゆみ)
12月24日、大分県中津市生まれ。京都大学推理小説研究会に所属し、小説の作法を学ぶ。
1988年作家デビュー。「悪霊」シリーズで人気を得る。
91年『魔性の子』に続き、92年『月の影 影の海』を発表、「十二国記」シリーズとなる。
「十二国記」と並行して執筆した『東亰異聞』『屍鬼』『黒祠の島』は、それぞれ伝奇、ホラー、ミステリーとして高い評価を受けている。
「悪霊」シリーズを大幅リライトし「ゴーストハント」として2010年~11年刊行。
12年、2作が相関関係にある『鬼談百景』と『残穢』を刊行し話題に。『残穢』は第26回山本周五郎賞を受賞。
現在も怪談専門誌「幽」で「営繕かるかや怪異譚」を連載中。
12月24日、大分県中津市生まれ。京都大学推理小説研究会に所属し、小説の作法を学ぶ。
1988年作家デビュー。「悪霊」シリーズで人気を得る。
91年『魔性の子』に続き、92年『月の影 影の海』を発表、「十二国記」シリーズとなる。
「十二国記」と並行して執筆した『東亰異聞』『屍鬼』『黒祠の島』は、それぞれ伝奇、ホラー、ミステリーとして高い評価を受けている。
「悪霊」シリーズを大幅リライトし「ゴーストハント」として2010年~11年刊行。
12年、2作が相関関係にある『鬼談百景』と『残穢』を刊行し話題に。『残穢』は第26回山本周五郎賞を受賞。
現在も怪談専門誌「幽」で「営繕かるかや怪異譚」を連載中。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA/角川書店 (2014/12/1)
- 発売日 : 2014/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 268ページ
- ISBN-10 : 404102417X
- ISBN-13 : 978-4041024171
- Amazon 売れ筋ランキング: - 401,998位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,104位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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大分県中津生れ。大谷大学在学中に京都大学推理小説研究会に在籍。「東亰異聞」が1993(平成5)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となり、話題を呼ぶ(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 黒祠の島 (ISBN-13: 978-4396331641)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近の「残穢」とか「鬼談百景」とか
この作品を含めて3作は以前と作品の傾向が変わってきました。
最近の2作品が消化不良に感じられた人は、
この作品もきっと消化不良に感じられると思います。
つまり、同じ傾向が続いているということです。
今の私たちの目線で、ただし3人称で物語がはじまっているのがわかりました。
率直に言って、期待半分、でも、そういうのはいらないかなという気分も半分、でした。
でも、それぞれの話を読み進めると、結局のところ、最後の話を読み終えたところで
「どうもありがとう、ごちそうさまでした」ということになりました。
たぶん、次にまた次回作を見かけたら、買ってしまうのは確実となりました。
なにがすばらしいのかというのは言い難いです。
この作品の良し悪しとは違う話ですが、
そもそも作者のこういう怪談話に対する態度に違和感がありません。
各話に必ず登場する人物は、
営繕屋という、建物の修繕をする専門業者ですが、
彼はいつも主人公ではありません。
「主人公」はいつも何かによって恐ろしい目にあったりしますが、
それを修繕する「営繕かるかや」は、怪異については本質的には何も知らないのです。
これは全体としてみると、結局は怪異とか不思議なことに対する
今生きている僕達の感じ方とか物の見方そのもので、一番正しい正確な態度です。
そういう理屈からこの小説集が素晴らしいのだとまでは言えないのですが、
作者がこういう作風をとっている理由のひとつは、
今生きている作者と読者の位置がそういうものだからだということはあるかもしれません。
実はここで書かれているような実話としての怪談は、
ときどきあるような気がします。
そして、それが何かの理由で直ってしまう場合、
実はこの小説みたいな感じで直ってしまうのではないかと思います。
作者がとても論理的なので、
たぶん怪談話に対する独特の距離感が出てきているのかなと思います。
この作品を含めて3作は以前と作品の傾向が変わってきました。
最近の2作品が消化不良に感じられた人は、
この作品もきっと消化不良に感じられると思います。
つまり、同じ傾向が続いているということです。
今の私たちの目線で、ただし3人称で物語がはじまっているのがわかりました。
率直に言って、期待半分、でも、そういうのはいらないかなという気分も半分、でした。
でも、それぞれの話を読み進めると、結局のところ、最後の話を読み終えたところで
「どうもありがとう、ごちそうさまでした」ということになりました。
たぶん、次にまた次回作を見かけたら、買ってしまうのは確実となりました。
なにがすばらしいのかというのは言い難いです。
この作品の良し悪しとは違う話ですが、
そもそも作者のこういう怪談話に対する態度に違和感がありません。
各話に必ず登場する人物は、
営繕屋という、建物の修繕をする専門業者ですが、
彼はいつも主人公ではありません。
「主人公」はいつも何かによって恐ろしい目にあったりしますが、
それを修繕する「営繕かるかや」は、怪異については本質的には何も知らないのです。
これは全体としてみると、結局は怪異とか不思議なことに対する
今生きている僕達の感じ方とか物の見方そのもので、一番正しい正確な態度です。
そういう理屈からこの小説集が素晴らしいのだとまでは言えないのですが、
作者がこういう作風をとっている理由のひとつは、
今生きている作者と読者の位置がそういうものだからだということはあるかもしれません。
実はここで書かれているような実話としての怪談は、
ときどきあるような気がします。
そして、それが何かの理由で直ってしまう場合、
実はこの小説みたいな感じで直ってしまうのではないかと思います。
作者がとても論理的なので、
たぶん怪談話に対する独特の距離感が出てきているのかなと思います。
2017年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
土地とそこに住む人の「伝染する」怪異を語った「残穢」に続いての怪談物語ですが、
正確には怪異談と言うべき内容です。
前作が呪われた?土地や家に住むことで理不尽ともいえる被害を被ると言ったお話でしたが、
本作では家そのものが主人公となったようです。
しかし怪異は語られてもその由縁は明らかにされません。
静謐ともいえる淡々とした語り口で語られる「雨の鈴」に描かれた喪服の女の俯いたうなじの白さの美しさには魔性の色気すら感じてしまいました。
正確には怪異談と言うべき内容です。
前作が呪われた?土地や家に住むことで理不尽ともいえる被害を被ると言ったお話でしたが、
本作では家そのものが主人公となったようです。
しかし怪異は語られてもその由縁は明らかにされません。
静謐ともいえる淡々とした語り口で語られる「雨の鈴」に描かれた喪服の女の俯いたうなじの白さの美しさには魔性の色気すら感じてしまいました。
2016年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
路殺、やばいですね。
実際、空き家多いもんね。
ミょーにリアリティあるんですよね、この人の作品。
くせになります。
実際、空き家多いもんね。
ミょーにリアリティあるんですよね、この人の作品。
くせになります。
2015年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新書で読みたかった。
迷っている方は文庫化まで待って正解かもしれません。自信をもってお勧めできません。
迷っている方は文庫化まで待って正解かもしれません。自信をもってお勧めできません。
2016年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いつも女性が優しく。粘り強い感じですが、かるかやさんは。
普通にすっごく困った時に近所にほしいです。
こんな兄ちゃんが居てくれたら、水道やのチラシ貼って置く感覚で張り紙しとくのに
普通にすっごく困った時に近所にほしいです。
こんな兄ちゃんが居てくれたら、水道やのチラシ貼って置く感覚で張り紙しとくのに
2016年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
期待通りの作品でした。小野先生らしい繊細に綴られた文章が大好きです。
一番個人的に怖かったのは、井戸の話でしたね…
後からじわじわ来ました。
一番個人的に怖かったのは、井戸の話でしたね…
後からじわじわ来ました。
2015年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
短編ということで、非常に読み易く空いている時間で1話を読み終えられるくらいだった。小野不由美にしてはあまり暗過ぎず物語の内容的にも良い感じ。
ただ表紙が『蟲師』の漆原友紀の所為か、なんだか全体的に現代版の蟲師を読んでいるイメージになった。
いや、むしろ漆原友紀でコミック化希望。
ただ表紙が『蟲師』の漆原友紀の所為か、なんだか全体的に現代版の蟲師を読んでいるイメージになった。
いや、むしろ漆原友紀でコミック化希望。